3.3.4 Exadataハイブリッド列圧縮表のインポートおよびエクスポート
impdpおよびexpdpコマンドを使用して、Exadataハイブリッド列圧縮表をインポートおよびエクスポートできます。
Exadataハイブリッド列圧縮表は、データ・ポンプのインポート・ユーティリティのimpdpコマンドを使用してインポートできます。デフォルトでは、impdpコマンドは表プロパティを保存し、インポートされた表はExadataハイブリッド列圧縮表となります。表はexpdpコマンドでエクスポートすることもできます。
Exadataハイブリッド列圧縮をサポートしていない表領域では、impdpコマンドは失敗し、次のエラーが表示されます。
ORA-64307: Exadata Hybrid Columnar Compression is not supported for tablespaces on this storage typeExadataハイブリッド列圧縮表は、impdpコマンドのTRANSFORM:SEGMENT_ATTRIBUTES=nオプション句を使用して、非圧縮表としてインポートできます。
非圧縮表またはOLTP圧縮表は、インポート中にExadataハイブリッド列圧縮形式に変換できます。Exadata以外のハイブリッド列圧縮表をExadataハイブリッド列圧縮表に変換するには、次のようにします。
ALTER TABLESPACE ... SET DEFAULT COMPRESSコマンドを使用して、表領域のデフォルト圧縮を指定します。- インポート中にインポートされた表の
SEGMENT_ATTRIBUTESオプションを上書きします。
親トピック: Exadataハイブリッド列圧縮の管理