3.3.5 Exadataハイブリッド列圧縮表のリストア

圧縮表バックアップはExadataハイブリッド列圧縮をサポートしているシステム、またはExadataハイブリッド列圧縮をサポートしていないシステムにリストアできます。

  • Exadataハイブリッド列圧縮が含まれる表をExadataハイブリッド列圧縮をサポートしているシステムにリストアする場合は、通常どおり、Oracle Recovery Manager (RMAN)を使用してファイルをリストアします。

  • Exadataハイブリッド列圧縮表がExadataハイブリッド列圧縮をサポートしていないシステムにリストアされる場合は、表をExadataハイブリッド列圧縮から非圧縮形式に変換する必要があります。

次のステップを使用して、Exadataハイブリッド列圧縮表を非圧縮形式に変換します。

  1. データを非圧縮形式で格納するのに十分な領域があることを確認します。
  2. RMANを使用して、Exadataハイブリッド列圧縮表領域をリストアします。
  3. 表圧縮をExadataハイブリッド列圧縮からNOCOMPRESSに変更します。

    次に例を示します:

    SQL> ALTER TABLE table_name MOVE ONLINE NOCOMPRESS;

    また、次のコマンドを使用して、データを並列で移動することもできます。

    SQL> ALTER TABLE table_name MOVE ONLINE NOCOMPRESS PARALLEL;

    表がパーティション化されている場合、各パーティションの圧縮方法を個別に変更します。次に例を示します:

    SQL> ALTER TABLE table_name MOVE PARTITION partition_name NOCOMPRESS ONLINE;

表を非圧縮形式に変換した後、OLTP圧縮やOracle Database In-Memory圧縮などの別の形式の圧縮をオプションで使用できます。