7.1 CellCLIユーティリティの概要
セル・コントロール・コマンドライン・インタフェース(CellCLI)ユーティリティはOracle Exadata System Software用のコマンドライン管理ツールです。
個々のセルを管理できるように、CellCLIは各セル上で実行されます。CellCLIは、セルの起動と停止、セルの構成情報の管理、セルの有効化と無効化、およびセル環境のオブジェクトの管理に使用します。
このコマンドライン・ユーティリティは、Oracle Exadata Storage Serverの出荷時にインストール済です。
- CellCLIの起動
CellCLIは、管理するセルでオペレーティング・システムのコマンドラインから起動できますが、ネットワーク接続されたクライアントからSecure Shell(SSH)を使用してリモートで起動することもできます。 - CellCLIのコマンド構文およびオプションの理解
このトピックでは、CellCLIの構文とコマンド・オプションについて説明します。 - 予約語
コマンドで予約キーワードのいずれかを値として使用する場合は、それらを引用符で囲む必要があります。 - CellCLIのコマンドライン編集
CellCLIのコマンド編集機能のほとんどは、bash
やtcsh
などの最新のシェルに似ています。 - CellCLIの入力および出力オプション
Oracle Exadata System Softwareのコマンドライン・ユーティリティでは、標準入力からコマンドを読み取り、標準出力に出力を書き込みます。 - CellCLIスクリプトのコメント
複数の書式を使用して、1行コメントをCellCLIスクリプトに追加できます。 - CellCLIコマンドの行継続文字
コマンドが長く次の行にまたがる場合は、行の最後にハイフン(-)を挿入します。
親トピック: CellCLIユーティリティの使用