7.1.2 CellCLIのコマンド構文およびオプションの理解

このトピックでは、CellCLIの構文およびコマンド・オプションについて説明します。

CellCLIの構文は次のとおりです。

{admin-command | object-command object} [options] ;

この構文では、次の引数が使用されます。

  • admin-commandは管理アクションです。

  • object-commandは、オブジェクトで実行されるアクションです。

  • objectは、コマンドでアクションを実行するオブジェクトまたはターゲットです。

  • optionsは、コマンドの追加パラメータを使用できるようにコマンドの組合せの使用範囲を拡大します。

CellCLIユーティリティを使用する場合は、次のルールが適用されます。

  • コマンド、オブジェクトおよびオプションは、LIKE演算子のフィルタ文字列で使用される文字列パターンなど、明示的に指定されている場合を除き、大/小文字は区別されません。

  • 空白または記号を含むオブジェクトの名前は、一重引用符または二重引用符で囲みます。引用符を使用する場合は、開始と終了の引用符を同じにします。たとえば、"this is incorrect'は、最初の引用符が二重引用符で2番目の引用符が一重引用符のため正しくありません。

  • 現在のローカル・セルには、すべてのCellCLIコマンドが適用されます。

  • CellCLIコマンドの最後のセミコロン(;)は省略可能です。

  • 長いコマンドで次の行にまたがる場合は、行の最後でハイフン(-)を使用します。名前にハイフンを使用する場合、または負の値を表す場合は、ハイフンの直後に英数字の値が続いている必要があります。