2.3.3.4 使用可能な領域を使用したグリッド・ディスクのサイズの拡大
未割当てのディスク領域(すでに使用可能な領域、または別のOracle ASMディスク・グループで使用されている領域を縮小することで使用可能になった領域)がある場合は、グリッド・ディスクで使用されるサイズを増やすことができます。
このタスクは、RECOC1ディスク・グループの領域をDATAC1ディスク・グループに再割当てする例の続きです。既存のディスク・グループを拡大する十分な領域がすでにある場合、異なるディスク・グループの領域を割り当てなおす必要はありません。
DATAディスク・グループのサイズを増やすかわりに、新しく解放された空き領域を使用して新しいディスク・グループを作成したり、将来使用するために確保したりすることができます。一般的には、必要な最小数のディスク・グループ(通常はDATA、RECOおよびDBFS_DG)を使用して、管理の柔軟性と容易さを最大限にすることをお薦めします。ただし、仮想マシンを使用したり、多くのデータベースを統合する場合、将来使用するために追加のディスク・グループまたは使用可能な空き領域が必要になることがあります。
将来使用するためにグリッド・ディスクの空き領域を残しておく場合は、後で空き領域を既存のディスク・グループに割り当てるステップについて、My Oracle Supportノート1684112.1を参照してください。