4.1 Oracle Exadata System Softwareのリリース番号付けの理解

Oracle Exadata System Softwareのリリース番号は、Oracle Databaseのリリース番号に関連しています。

Oracle Exadata System Softwareのリリース番号は、サポートされるOracle Grid InfrastructureおよびOracle Databaseの最高バージョンに一致します。たとえば、Oracle Exadata System Softwareリリース18がサポートしている最高バージョンは、Oracle Grid InfrastructureおよびOracle Databaseリリース18です。Oracle Exadata System Softwareリリース12.2がサポートしている最高バージョンは、Oracle Grid InfrastructureおよびOracle Databaseリリース12.2.0.1です。

リリース18c以降の番号付け

リリース12.2.1.1.8の後のOracle Exadata System Softwareリリースの名前は18.1.0に変更され、Oracle Exadata System Softwareの新しい番号付けスキームが実装されています。12.2.1.1.5などの従来の命名方法のかわりに、.更新.リビジョンで構成される3つのフィールド形式が使用されています。たとえば、18.1.0です。この新しい採番スキームでは、次を明確に決定できます。

  • ソフトウェアの年間リリース指定
  • 新しい機能を含むことができる最新のソフトウェア更新
  • セキュリティおよびソフトウェア修正を含む最新のソフトウェア・リビジョン

新しい機能または新しいハードウェアがサポートされている場合、新しいソフトウェア更新がその年にリリースされます(たとえば、19.2)。機能環境が安定した後、セキュリティ関連およびその他のソフトウェア修正で現在のままにできるように、ソフトウェア・リビジョンはほぼ1か月に1回使用できます(たとえば19.1.3)。

18cより前のリリースの番号付け

  • Oracle Exadata System Softwareのリリース番号の最初の2桁は、Oracle Database 12cリリース1 (12.1)のように、Oracle Databaseのメジャー・リリース番号を表します。Oracle Exadata System Softwareリリース12.1は、Oracle Database 12cリリース1 (12.1)のすべてのリリースと互換性があります。
  • 3番目の桁は、通常はコンポーネント固有のOracle Databaseのリリース番号を表します。この桁は、通常はOracle Databaseの(現在のリリースの12.1.0.1.0のように)完全なリリース番号の4桁目と一致します。
  • 最後の2桁は、Oracle Exadata System Softwareのリリースを表します。