ストレージ・ノード・プールの作成

管理プロセスを作成したら、ストレージ・ノード・プールを作成できます。このプールは、すべてのストレージ・ノードをデータ・ストアに含める場合に使用します。ストレージ・ノード・プールは、データ・ストアの作成または変更時のリソース・ディストリビューションに使用されます。pool createコマンドを使用してこのプールを作成し、pool joinコマンドを使用してストレージ・ノードをプールに入れます。

AllStorageNodesと呼ばれるデフォルト・プールは、自動的に作成され、トポロジ・デプロイメント・プロセスですべてのSNがそのプールに追加されることに注意してください。したがって、AllStorageNodesプールをデプロイメントのデフォルトのプールとして使用する場合、poolコマンドは省略できます。プロセッサ・タイプ、速度またはディスク容量(あるいはそのすべて)ごとに異なる様々なゾーンに、複数の種類のストレージ・ノードを配置できます。したがって、ストレージ・ノード・プールを使用すると、どの仕様を選択した場合でもストレージ・ノードの論理グループを定義できます。

ノート:

この項では、ストレージ・ノード・プールを明示的に作成する方法を説明するのみです。トポロジ・デプロイメント・プロセス中にデフォルトのプールAllStorageNodesを使用する場合は、この項をスキップします。

ストレージ・ノードがすでに作成されていることに注意してください。前のステップで、deploy-snコマンドを使用してストレージ・ノードをデプロイしました。したがって、プールを追加した直後に、その最初のストレージ・ノードをプールに結合できます。

pool createコマンドに必要なのは、プールの名前の指定のみです。

pool joinコマンドには、ストレージ・ノードを入れるプールの名前とストレージ・ノードのIDが必要です。ストレージ・ノードのIDはshow topologyコマンドを使用して取得できます。

たとえば:

kv-> pool create -name BostonPool
出力:
Added pool BostonPool
kv-> show topology
出力:
store=mystore  numPartitions=0 sequence=2
zn: id=zn1 name=Boston repFactor=1 type=PRIMARY 
allowArbiters=false masterAffinity=false
sn=[sn1] zn:[id=zn1 name=Boston] <hostname>:5000 capacity=1 RUNNING
kv-> pool join -name BostonPool -sn sn1
出力:
Added Storage Node(s) [sn1] to pool BostonPool