9.5.3 ahf configuration

ahf configurationコマンドを使用してAHF構成を変更します。

AHF 25.5

アップグレード構成の管理

アップグレード構成を管理するためのAHFコマンドは、新しいSDK CLIコマンドに置き換えられました。既存のahfctlコマンドは非推奨になり、将来のリリースで削除されるため、新しいSDK CLIコマンドに移行することをお薦めします。

廃止予定のレガシーahfctlコマンドラインでは、現在、AHFのアップグレードを管理するための次のコマンドが提供されています:
次の新しいコマンドがahf configurationコマンド・カテゴリ内に実装されて、AHFアップグレード構成を簡単に管理できるようになりました。ただし、将来のリリースとの互換性を確保し、拡張された機能を利用するには、アップグレード管理に新しいSDK CLIコマンドを採用する必要があります。
  • AHFアップグレード構成パラメータを設定するには、次を実行します:
    ahf configuration set --type upgrade [--software-stage SOFTWARE_STAGE] [--auto-upgrade AUTO_UPGRADE] [--upgrade-time UPGRADE_TIME][--file-system-type FILE_SYSTEM_TYPE] [–temporary-location TEMPORARY_LOCATION] [--remove-installer REMOVE_INSTALLER] [–frequency FREQUENCY] [--service-name SERVICE_NAME] [--auto-update AUTO_UPDATE]
  • AHFアップグレード構成パラメータの詳細を取得するには、次を実行します:
    ahf configuration get --type upgrade [--to-json TO_JSON]
  • AHFアップグレード構成パラメータの設定を解除するには、次を実行します:
    ahf configuration unset --type upgrade [--software-stage SOFTWARE_STAGE] [--auto-upgrade AUTO_UPGRADE] [--upgrade-time UPGRADE_TIME][--file-system-type FILE_SYSTEM_TYPE] [–temporary-location TEMPORARY_LOCATION] [--remove-installer REMOVE_INSTALLER] [–frequency FREQUENCY] [--service-name SERVICE_NAME] [--auto-update AUTO_UPDATE]

AHF 25.1

更新構成の管理

更新構成を管理するためのAHFコマンドは、新しいSDK CLIコマンドに置き換えられました。既存のahfctlコマンドは非推奨になり、将来のリリースで削除されるため、新しいSDK CLIコマンドに移行することをお薦めします。

廃止予定のレガシーahfctlコマンドラインでは、現在、AHFの更新を管理するための次のコマンドが提供されています:
次の新しいコマンドがahf configurationコマンド・カテゴリ内に実装され、AHF更新構成を簡単に管理できるようになりました。ただし、将来のリリースとの互換性を確保し、拡張された機能を利用するには、更新管理に新しいSDK CLIコマンドを採用する必要があります。
  • AHF更新構成パラメータを設定するには、次のコマンドを実行します:
    ahf configuration set --type update [--all] [--software-stage SOFTWARE_STAGE] [--auto-update AUTO_UPDATE] [--file-system-type FILE_SYSTEM_TYPE] [–frequency FREQUENCY] [--service-name SERVICE_NAME] [--update-time UPDATE_TIME]
  • AHF更新構成パラメータの詳細を取得するには、次のコマンドを実行します:
    ahf configuration get --type update --all
  • AHF更新構成パラメータの設定を解除するには、次のコマンドを実行します:
    ahf configuration unset [--all] [--software-stage SOFTWARE_STAGE] [--auto-update AUTO_UPDATE] [--file-system-type FILE_SYSTEM_TYPE] [–frequency FREQUENCY] [--service-name SERVICE_NAME] [--update-time UPDATE_TIME]

構文: ahf configuration

ahf configuration action [options]
処置 説明

set

構成プロパティおよび値を設定します。

get

構成プロパティおよび値を取得します。

unset

構成プロパティおよび値の設定を解除します。

check

構成を確認します。

ahf configuration set

ahf configuration set --type CONFIGURATION_TYPE [OPTIONS]
パラメータ 説明

-h, --help

このヘルプを表示して終了します。

--to-json

JSON形式で出力を表示するように指定します。

--type TYPE

アクセスする構成のタイプを指定します。

--name NAME

コンポーネントまたは構成の名前を指定します。

--property NAME

設定するプロパティの名前を指定します。

--value VALUE

プロパティの値を指定します。

--type impact

--user-name USER_NAME: Oracle Enterprise Managerリポジトリのユーザー名を指定します。

ノート:

このコマンドを実行すると、Oracle Enterprise Managerリポジトリ・ユーザーのパスワードを入力するよう求められます。Oracle Enterprise Managerリポジトリのユーザーは、ターゲット権限(任意のターゲットの表示)を持つ任意のEnterprise Manager (EM)ユーザーにすることができます。AHFバランスは、指定されたユーザーとしてEMリポジトリ・インスタンスに接続します。

--connect-string CONNECT_STRING: Oracle Enterprise Managerリポジトリの接続文字列を指定します。

例: @[//]my EM host[:port][/my AHF EM service_name]

透過的アプリケーション・フェイルオーバー(TAF)がこのサービスに対して有効になっていないことを確認します。

--type fleet-insights

--URL URL: フル・フリートのインサイト登録URLを指定します。

--user-name USER_NAME: コマンドに必要なユーザー名を指定します。

--type repository

--location LOCATION: リポジトリの新しい場所を指定します。

--size SIZE: リポジトリの最大サイズ(MB)を指定します。

--type goldengate

--all: すべてのパラメータを対話形式で設定するように指定します。

--host-name HOST_NAME: ドメイン名付きの完全修飾ホスト名を指定します。

--db-name DB_NAME: データベース名を指定します。

--port PORT: GoldenGate Service Managerポートを指定します。

--type upload

--endpoint-type {https,bugdb,sqlnet,sftp}: アップロードのエンドポイント・タイプを指定します。

--all: すべてのパラメータを対話形式で設定するように指定します。

--host-name HOST_NAME: ドメイン名付きの完全修飾ホスト名を指定します

--user-name USER_NAME: コマンドに必要なユーザー名を指定します。

--password: パスワードを要求するように指定します。

--url URL: 完全な登録またはアップロードURLを指定します

--port PORT: サービス・ポート番号を指定します。

--store-type STORE_TYPE: ストア・タイプを指定します。

--proxy PROXY: プロキシURLを指定します

--connect-string CONNECT_STRING: Oracle Enterprise Managerリポジトリの接続文字列を指定します

--upload-table UPLOAD_TABLE: アップロード表名を指定します。

--no-authentication: 認証が不要な場合に指定します。

--https-token HTTPS_TOKEN: ログインするHTTPSトークンを指定します。

--https-header HTTPS_HEADER: HTTPSヘッダーの文字列を指定します。

--request-type REQUEST_TYPE: HTTPSリクエスト・タイプを指定します。

--type cell

セルを構成するノード名を指定します。すべてのセルを構成する場合は、--all-nodesオプションを指定します。

たとえば:
  • ahf configuration set --type cell --node <nodename> --password
  • ahf configuration set --type cell --all-nodes

ノート:

AHF CLIで設定された構成は、AHFウォレットに安全に格納されます。
  • セル・ノードごとに異なるパスワードを入力するように選択できます。
  • ahf configuration setコマンドの実行中に指定されたパスワードによって、すでに格納されているパスワードがオーバーライドされます。

--type smtp

--all: すべてのsmtp構成パラメータを対話的に設定するように指定します。

--host-name HOST_NAME: SMTPサーバーの名前(smtphostnameなど)を指定します。

--user-name USER_NAME: コマンドまたはAPI登録で必要なSMTPユーザーの名前(smtpuserなど)を指定します。

--password: SMTPユーザーのパスワードを指定します。

--from FROM_EMAIL: 送信者の電子メール・アドレスを指定します。

--to TO: 受信者の電子メール・アドレスを指定します。

--port PORT: SMTPサーバーのポート(44など)を指定します。

--cc CC: CCの電子メール・アドレスを指定します。

--bcc BCC: BCCの電子メール・アドレスを指定します。

--ssl: SSLを有効にするにはtrueを指定し、SSLを無効にするにはfalseを指定します。デフォルト: false

--no-authentication: SMTP認証を有効にするにはtrueを、SMTP認証を無効にするにはfalseを指定します。デフォルト: false

--type update

--all: すべての更新構成パラメータを対話型モードで設定する場合に指定します。

--software-stage SOFTWARE_STAGE: ソフトウェア・ステージングの場所を指定します。

--auto-update AUTO_UPDATE: autoupdateを有効または無効にするように指定します。デフォルト: on。有効な値: on|off

--file-system-type FILE_SYSTEM_TYPE: ステージング場所のファイル・システム・タイプを指定します。

–frequency FREQUENCY: autoupdateの頻度を日数の範囲(1から30)で指定します(15など)。

--service-name SERVICE_NAME: RESTダウンロード・サービスの名前を指定します。デフォルト: ahf_update_loc

--update-time UPDATE_TIME: 更新の時間を指定します。

--type upgrade

--all: すべてのアップグレード構成パラメータを対話型モードで設定することを指定します。

--software-stage SOFTWARE_STAGE: ソフトウェア・ステージングの場所を指定します。

--auto-upgrade AUTO_UPGRADE: autoupgradeを有効または無効にすることを指定します。デフォルト: on。有効な値: on|off

--upgrade-time UPGRADE_TIME: アップグレードの時間を指定します。

--file-system-type FILE_SYSTEM_TYPE: ステージング場所のファイル・システム・タイプを指定します。

–temporary-location TEMPORARY_LOCATION: インストール・アーカイブの展開先となる、AHFの一時的な場所のディレクトリ(存在する必要がある) (デフォルト: /tmp)

--remove-installer REMOVE_INSTALLER: 自動アップグレードの後にAHFインストーラのzipをステージングの場所から削除するためのフラグ。有効な値はyes|noです。デフォルトでは、AHFによってAHFインストーラのzipは削除されません。

–frequency FREQUENCY: autogradeの頻度を日数の範囲(1から30)で指定します(たとえば、15)。

--service-name SERVICE_NAME: RESTダウンロード・サービスの名前を指定します。デフォルトはahf_upgrade_locです。

--auto-update AUTO_UPDATE: autoupdateを有効または無効にするように指定します。デフォルト: on。有効な値: on|off

--type resource-limit

--tool {tfa}: 現在、指定できるのはtfaのみです。デフォルト: tfa

--cpu CPU: 使用可能なCPUの数を示す浮動小数点数(小数点第2位に四捨五入)を指定します。

CPU値の範囲: 0.5 <= value <= max_value
  • valueは指定した浮動小数点数です
  • max_valueは、(4、CPUの合計数* 0.75)の小さい方です

--kmem KMEM: 使用可能なカーネル・メモリーを示す整数(MB)を指定します。

Kmem値の範囲: 1600 <= value <= max_value
  • valueは指定した整数です
  • max_valueは、(20480、合計システム・メモリー* 0.75)の小さい方です

--swmem SWMEM: 使用可能なメモリー+スワップを示す整数(MB)を指定します。

SWMEM値の範囲: 1600 <= value <= max_value
  • valueは指定した整数です
  • max_valueは、(20480、合計システム・メモリー* 0.75)の小さい方です

ノート:

  • --type impactの場合、--user-nameはOracle Enterprise Managerリポジトリのユーザー名です
  • --type fleet-insightsの場合、--user-nameはAPI登録ユーザーです
  • --type uploadの場合、--user-nameはアップロード構成ユーザーです
  • --type goldengateの場合、--user-nameはGoldenGate Service Managerユーザーです
  • --type repositoryの場合、--nameはコンポーネント名です
  • --type goldengateの場合、--nameは構成名です

--propertyでサポートされる値:

  • リポジトリのプロパティ:
    • reposizeMB
    • repositorydir
  • グローバル・プロパティ: gather_ahf_feature_usage
  • ユーザー・プロパティ:
    • ahf.insights.max-collection-interval
    • ahf.collectors.enhanced_os_metrics
  • リソース制限プロパティ:
    • ahf.tfa.resource-cpu
    • ahf.tfa.resource-kmem
    • ahf.tfa.resource-swmem

構文: ahf configuration get

ahf configuration get [OPTIONS]
パラメータ 説明

--type TYPE

取得する構成のタイプを指定します。

有効な値:

  • GoldenGateマイクロサービス: goldengate
  • 構成のアップロード: upload

--name CONFIG_NAME

--type goldengateまたは--type uploadに一意の構成名を指定します。

--property PROPERTY_NAME

プロパティの名前を指定します。

--type upload

--endpoint-type {https,bugdb,sqlnet,sftp}: アップロードのエンドポイント・タイプを指定します。

--all: すべてのパラメータを対話形式で設定するように指定します。

--host-name HOST_NAME: ドメイン名付きの完全修飾ホスト名を指定します

--user-name USER_NAME: コマンドに必要なユーザー名を指定します。

--password: パスワードを要求するように指定します。

--url URL: 完全な登録またはアップロードURLを指定します

--port PORT: サービス・ポート番号を指定します。

--store-type STORE_TYPE: ストア・タイプを指定します。

--proxy PROXY: プロキシURLを指定します

--connect-string CONNECT_STRING: Oracle Enterprise Managerリポジトリの接続文字列を指定します

--upload-table UPLOAD_TABLE: アップロードの表名を指定します。

--no-authentication: 認証が不要な場合に指定します。

--https-token HTTPS_TOKEN: ログインするHTTPSトークンを指定します。

--https-header HTTPS_HEADER: HTTPSヘッダーの文字列を指定します。

--request-type REQUEST_TYPE: HTTPSリクエスト・タイプを指定します。

--type cell

1つのセルの構成ステータスを取得する場合はノード名を指定し、すべてのセルの構成ステータスを取得する場合は--all-nodesオプションを指定します。

たとえば:
  • ahf configuration get --type cell --node <nodename>
  • ahf configuration get --type cell --all-nodes

--type smtp

--all: すべてのsmtp構成パラメータを取得するように指定します。

--host-name HOST_NAME: SMTPサーバーの名前(smtphostnameなど)を指定します。

--user-name USER_NAME: コマンドまたはAPI登録で必要なSMTPユーザーの名前(smtpuserなど)を指定します。

--password: SMTPユーザーのパスワードを指定します。

--from FROM_EMAIL: 送信者の電子メール・アドレスを指定します。

--to TO: 受信者の電子メール・アドレスを指定します。

--port PORT: SMTPサーバーのポート(44など)を指定します。

--cc CC: CCの電子メール・アドレスを指定します。

--bcc BCC: BCCの電子メール・アドレスを指定します。

--ssl: SSLを有効にするにはtrueを指定し、SSLを無効にするにはfalseを指定します。デフォルト: false

--no-authentication: SMTP認証を有効にするにはtrueを、SMTP認証を無効にするにはfalseを指定します。デフォルト: false

--type update

--all: すべての更新構成パラメータの詳細を取得するように指定します。

--type upgrade

--all: すべてのアップグレード構成パラメータの詳細を取得することを指定します。

構文: ahf configuration check

ahf configuration check [OPTIONS]
パラメータ 説明

--type TYPE

チェックする構成のタイプを指定します。

--to-json

JSON形式で出力を表示するように指定します。

--name CONFIG_NAME

--type goldengateまたは--type uploadの場合に、チェックする構成名を指定します。

--type cell

1つのセルの構成を検証する場合はノード名を指定し、すべてのセルの構成を検証する場合は--all-nodesオプションを指定します。

たとえば:
  • ahf configuration check --type cell --node <nodename>
  • ahf configuration check --type cell --all-nodes

ノート:

セル構成のステータスをJSON形式で取得するには、--to-jsonフラグを使用します。

--type smtp

--all: すべてのsmtp構成パラメータをチェックするように指定します。

--host-name HOST_NAME: SMTPサーバーの名前(smtphostnameなど)を指定します。

--user-name USER_NAME: コマンドまたはAPI登録で必要なSMTPユーザーの名前(smtpuserなど)を指定します。

--password: SMTPユーザーのパスワードを指定します。

--from FROM_EMAIL: 送信者の電子メール・アドレスを指定します。

--to TO: 受信者の電子メール・アドレスを指定します。

--port PORT: SMTPサーバーのポート(44など)を指定します。

--cc CC: CCの電子メール・アドレスを指定します。

--bcc BCC: BCCの電子メール・アドレスを指定します。

--ssl: SSLを有効にするにはtrueを指定し、SSLを無効にするにはfalseを指定します。デフォルト: false

--no-authentication: SMTP認証を有効にするにはtrueを、SMTP認証を無効にするにはfalseを指定します。デフォルト: false

構文: ahf configuration unset

ahf configuration unset [OPTIONS]
パラメータ 説明

--type TYPE

設定解除する構成のタイプを指定します。

--type fleet-insights

--user-name USER_NAME: API登録ユーザー。

--URL URL: フル・フリートのインサイト登録URL。

--type goldengate

--name CONFIG_NAME: 構成名。

--type upload

--endpoint-type {https,bugdb,sqlnet,sftp}: アップロードのエンドポイント・タイプを指定します。

--all: すべてのパラメータを対話形式で設定するように指定します。

--host-name HOST_NAME: ドメイン名付きの完全修飾ホスト名を指定します

--user-name USER_NAME: コマンドに必要なユーザー名を指定します。

--password: パスワードを要求するように指定します。

--url URL: 完全な登録またはアップロードURLを指定します

--port PORT: サービス・ポート番号を指定します。

--store-type STORE_TYPE: ストア・タイプを指定します。

--proxy PROXY: プロキシURLを指定します

--connect-string CONNECT_STRING: Oracle Enterprise Managerリポジトリの接続文字列を指定します

--upload-table UPLOAD_TABLE: アップロードの表名を指定します。

--no-authentication: 認証が不要な場合に指定します。

--https-token HTTPS_TOKEN: ログインするHTTPSトークンを指定します。

--https-header HTTPS_HEADER: HTTPSヘッダーの文字列を指定します。

--request-type REQUEST_TYPE: HTTPSリクエスト・タイプを指定します。

--type cell

1つのセルの構成を削除する場合はノード名を指定し、すべてのセルの構成を削除する場合は--all-nodesオプションを指定します。

たとえば:
  • ahf configuration unset --type cell --node <nodename>
  • ahf configuration unset --type cell --all-nodes

--type smtp

--all: すべてのsmtp構成パラメータの設定を解除するように指定します。

--host-name HOST_NAME: SMTPサーバーの名前(smtphostnameなど)を指定します。

--user-name USER_NAME: コマンドまたはAPI登録で必要なSMTPユーザーの名前(smtpuserなど)を指定します。

--password: SMTPユーザーのパスワードを指定します。

--from FROM_EMAIL: 送信者の電子メール・アドレスを指定します。

--to TO: 受信者の電子メール・アドレスを指定します。

--port PORT: SMTPサーバーのポート(44など)を指定します。

--cc CC: CCの電子メール・アドレスを指定します。

--bcc BCC: BCCの電子メール・アドレスを指定します。

--ssl: SSLを有効にするにはtrueを指定し、SSLを無効にするにはfalseを指定します。デフォルト: false

--no-authentication: SMTP認証を有効にするにはtrueを、SMTP認証を無効にするにはfalseを指定します。デフォルト: false

--type update

--all: すべての更新構成パラメータの設定を解除することを指定します。

--software-stage SOFTWARE_STAGE: ソフトウェア・ステージングの場所を指定します。

--auto-update AUTO_UPDATE: autoupdateを有効または無効にするように指定します。デフォルト: on。有効な値: on|off

--file-system-type FILE_SYSTEM_TYPE: ステージング場所のファイル・システム・タイプを指定します。

–frequency FREQUENCY: autoupdateの頻度を日数の範囲(1から30)で指定します(15など)。

--service-name SERVICE_NAME: RESTダウンロード・サービスの名前を指定します。デフォルト: ahf_update_loc

--update-time UPDATE_TIME: 更新の時間を指定します。

--type upgrade

--all: すべてのアップグレード構成パラメータを対話型モードで設定することを指定します。

--software-stage SOFTWARE_STAGE: ソフトウェア・ステージングの場所を指定します。

--auto-upgrade AUTO_UPGRADE: autoupgradeを有効または無効にすることを指定します。デフォルト: on。有効な値: on|off

--upgrade-time UPGRADE_TIME: アップグレードの時間を指定します。

--file-system-type FILE_SYSTEM_TYPE: ステージング場所のファイル・システム・タイプを指定します。

–temporary-location TEMPORARY_LOCATION: インストール・アーカイブの展開先となる、AHFの一時的な場所のディレクトリ(存在する必要がある) (デフォルト: /tmp)

--remove-installer REMOVE_INSTALLER: 自動アップグレードの後にAHFインストーラのzipをステージングの場所から削除するためのフラグ。有効な値はyes|noです。デフォルトでは、AHFによってAHFインストーラのzipは削除されません。

–frequency FREQUENCY: autogradeの頻度を日数の範囲(1から30)で指定します(たとえば、15)。

--service-name SERVICE_NAME: RESTダウンロード・サービスの名前を指定します。デフォルトはahf_upgrade_locです。

--auto-update AUTO_UPDATE: autoupdateを有効または無効にするように指定します。デフォルト: on。有効な値: on|off

構文: AHFバランス

ahf configuration set --type CONFIGURATION_TYPE [OPTIONS]

パラメータ

表9-128 ahf configuration setコマンドのパラメータ

パラメータ 説明

-h, --help

このヘルプを表示して終了します。

--type CONFIGURATION_TYPE

アクセスする構成のタイプ(impact)を指定します。

--connect-string CONNECT-STRING

Oracle Enterprise Managerリポジトリの接続文字列を指定します。

--user-name USER-NAME

Oracle Enterprise Managerリポジトリのユーザー名を指定します。

ノート:

このコマンドを実行すると、Oracle Enterprise Managerリポジトリ・ユーザーのパスワードを入力するよう求められます。Oracle Enterprise Managerリポジトリ・ユーザーは、ターゲット権限(View any Target)を持つ任意のEnterprise Manager (EM)ユーザーにできます。AHFバランスは、指定されたユーザーとしてEMリポジトリ・インスタンスに接続します。

9.5.3.1 ベスト・プラクティス・チェックのためのExadataインフラストラクチャ詳細の格納

ahf CLIは、ExadataのDom0s、ストレージ・サーバーおよびスイッチの詳細を格納します。これらの格納された詳細は、後でベスト・プラクティス・チェックに使用されます。

AHFは、Dom0で実行すると、すべてのExadataインフラストラクチャを検出できない場合があります。その結果、ベスト・プラクティス・チェックでは、ピアDom0s、ストレージ・サーバーおよびスイッチが欠落する可能性があります。

ahf CLIでは、ahf configuration set --type cell --node {nodename} --passwordコマンドを使用して、ExadataのDom0s、ストレージ・サーバーおよびスイッチの詳細を保存できるようになりました。ベスト・プラクティス・チェックでは、この保存された構成を使用してインフラストラクチャを完全に分析します。

AHFは、Oracle Cluster RegistryからピアDomUsを検出します。DomUおよびDom0からのOracle Exachkレポートをマージすると、Exadataラック全体の包括的なレポートが提供されます。

Oracle Exachkレポートをマージするには、exachk -merge report_1,report_2を実行します。