AHFリリース25.9

最新のセキュリティ・リスクに関するベスト・プラクティス・レポート

AHFでは、DBSATバージョン4.0.0の推奨事項が、Oracle OrachkレポートとOracle Exachkレポートの両方で提供されているベスト・プラクティス・ガイダンスに統合されて、拡張されたセキュリティ・インサイトとコンプライアンス推奨事項が提供されるようになりました。

AHF 25.9以降では、統合DBSATバージョンが4.0.0にアップグレードされました。DBSATバージョン4.0,0の詳細は、https://blogs.oracle.com/database/post/dbsat40を参照してください。

セキュリティ推奨事項の実行を含むAHFベスト・プラクティス・レポートを生成するには、次のコマンドを実行します:
ahfctl compliance -profile security
セキュリティ推奨事項およびシステム実行の完全な健全性を含むAHFベスト・プラクティス・レポートを生成するには、次のコマンドを実行します:
ahfctl compliance -includeprofile security

詳細は、「Oracle Autonomous Health FrameworkへのOracle DBSATの統合」を参照してください。

最新のコンプライアンス・レポートへのアクセスが容易

新しいahf data get-latest-reportsコマンドにより、ユーザーがすべてのノードにわたりコンプライアンス・レポートを取得する方法が簡略化されます。

この機能拡張により、管理者とコンプライアンス担当者は、手動による操作なしで、最新の完全コンプライアンス・レポートと階層1コンプライアンス・レポートにすばやくアクセスできます。

主な機能:

  • 容易な取得: ahf data get-latest-reports --type complianceを実行すると、最新の完全コンプライアンス・レポートと階層1コンプライアンス・レポートが自動的に収集されます。
  • ノード間での利便性: リモート・ノードからのレポートは自動的にローカル・ノードにコピーされます。それにより、すべての関連ファイルに一元的にアクセスできるようになります。
  • 合理化された出力: 出力フォルダには、HTMLサマリー・レポートのみが含まれます。詳細ファイル(ログ、メタデータ、RAWデータ)については、ユーザーはそれぞれのリモート・ノードに接続できます。

使用例:

ahf data get-latest-reports --type compliance

この機能拡張により、最新のレポートをすぐにローカル・ノードで利用できるようになることで、時間を節約でき、手作業が減り、コンプライアンス・ワークフローが合理化されます。それと同時に、引き続きリモート・ノードで、必要に応じて、さらに詳しく調査できます。

関連トピック

Exadata DomUシステムについての管理サーバー(MS)アラート収集の拡張

ExadataシステムについてのデフォルトのOracle Trace File Analyzer (TFA)診断収集プロセスが拡張されました。

今後は、デフォルトのdiagcollectを実行するたびに、TFAで自動的にalert_history_detail.txtファイルが含まれます。これにより、過去7日間(収集終了日まで)に生成された、管理サーバー(MS)およびデータベース・コマンドライン・インタフェース(dbmcli)からのすべての関連アラートが取得されるようになります。

この機能拡張により、より包括的で一貫性のある診断データが提供されます。これは、Exadata DomU環境についての問題分析の促進とサポート性の向上に役立ちます。

構成に基づくスキャン・ファイル・エンティティの識別

スキャン・ファイル・エンティティの選択は、外部のfile_monitor_config.json構成ファイルによって制御されるようになりました(以前のハードコードされたファイル・マッピングから置き換えられた)。

この更新により、そのプロセスが、より柔軟になり、メンテナンス可能になり、より簡単に拡張できるようになります。

Oracle Trace File Analyzer (TFA)の収集メトリックの拡張によるOneViewパフォーマンス監視の改善

TFAでは、詳細な収集統計(ログ収集時間やアップロード時間など)が提供されるようになりました。

これらのメトリックは、モニタリングJSONファイルに追加され、潜在的なパフォーマンス・ボトルネックの可視性を高めるためと、遅延の原因となるコンポーネントを識別するために、OneViewによって使用されます。

レスポンス・ファイルを収集するOracle Trace File Analyzer (TFA)

Oracle Trace File Analyzer (TFA)では、診断収集のための指定された時間範囲に関係なく、レスポンス(.rsp)ファイルが収集されるようになりました。

TFAでは、次のディレクトリからファイルが収集されます:

  • $GI_HOME/install/response
  • $DB_HOME/install/response

収集期間にファイル作成日が含まれていなくても、これらのディレクトリにレスポンス・ファイルが存在する場合は、TFAにより、少なくとも、最新のファイルは収集されます。

OneViewリクエストのDatabase Running Locally事前チェック

Oracle Trace File Analyzer (TFA)に、OneViewリクエストのためのDatabase Running Locally事前チェックが含まれるようになりました。

この検証により、指定されたデータベースが収集リクエストの実行場所となるノードで実行されていることを確認できます。ローカル・データベースの可用性を確認することで、この事前チェックは、SRDCが正しくかつ確実に実行されるようにするために役立ちます。

インサイトの効率的なZIPコピー

Oracle Trace File Analyzer (TFA)では、-nocopyオプションが使用されている場合や収集がOneViewリクエストである場合は、インサイトのZIPの生成時に、収集ZIP全体が開始ノードにコピーされることがなくなりました。

この機能拡張により、リモート・ノードから開始ノードへの不要なデータ転送が減って、効率が高まります。

例:

tfactl diagcollect -last 1h -nocopy

Oracle OrachkおよびOracle Exachkの新しいベスト・プラクティス・チェック

リリース25.9には、Oracle OrachkOracle Exachkの、次の新しいベスト・プラクティス・チェックが組み込まれています。

Oracle OrachkOracle Exachkの両方に共通するベスト・プラクティス・チェック

kernel-spaceとuser-spaceのコア・ダンプ構成を確認します

すべてのチェックの詳細は、次のヘルス・チェック・カタログを参照してください: