6.11 ahfscope
ahfscope
コマンドを使用して、AHFスコープを管理します。
構文
ahfscope [flags] [parameters]
-f name
-i
-q value[,value]
minutes
clob
psec
-C
-D item[,item]
feed
db
input
probes
rootcause
topology
unit
パラメータ
表6-8 ahfscopeコマンドのパラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
|
ファイルから読み取るように指定します。 ファイル拡張子を指定しない場合、AHFスコープはファイル拡張子として |
|
|
|
GIMRで実行される接続および問合せを構成するように指定します。このオプションは オプション・パラメータには、スペースなしでカンマ区切りリストを指定します。
オプション オプション オプション |
|
選択したデータを |
|
デバッグ・モードを設定するように指定します。 このオプションを使用して、管理データベースの後に オプション・パラメータには、スペースなしでカンマ区切りリストを指定します。
|
ノート:
Microsoft Windowsシステムでは、すべてのカンマ区切りの引数を二重引用符で囲みます。例: "-Dprobes,input"
、または短い"-Dp,i"
。
AHFスコープのモード
- GIMRデータベースへのデフォルト接続あり
- 監視データを含むテキスト・ファイルを読み取ります(オプション
-f
)。 - データを含むテキスト・ファイルを解析し、問合せの診断に似た情報を含むJSONオブジェクトを生成します(オプション
-C
)。
デフォルト接続はライブ・セッションを開始し、リアルタイムの監視を提供します。GIMRデータベースへの接続は、Oracle JDBC thinドライバを使用してJDBC経由で確立されます。
-f
)として使用すると、AHFスコープは、GIMRから抽出されたテキスト・データまたはライブ・セッション中に収集されたデータを分析します。このデータは、*.mdb
ファイルに保持されます。*.mdb
ファイルは、コマンドchactl export repositoryを使用してGIMRから生成できます。1時間分のデータを取得する例:host:/dir> chactl export repository -format mdb -start '2018-11-22 09:30:00' -end '2018-11-22 10:30:00'
successfully dumped the CHA statistics to location "/hostname/trc/chad/cha_dump_20181122_093000_20181122_103000.mdb"
オプション -C
を使用すると、GUIフロントエンドなしでAHFスコープが開始されます。AHFスコープは、mdb
ファイルのみを解析し、chadiag
で生成されたファイルと同様のJSONファイルを生成します。このデータは、他のツールで使用して、CHAが問題を診断した期間を示すことができます。
AHFスコープをコマンドライン・オプションを指定せずに呼び出すと、AHFスコープはJDBCを使用してGIMRデータベースに接続し、アクティブ・モニターとしてリアルタイム・モードで動作します。接続資格証明は、Oracle Walletまたはログイン・コンソールの手動入力から取得されます。接続が確立されると、AHFスコープは最新のN分間のデータを含むデータ・セットを取得します。AHFスコープの最初の呼出しでは、オプション-q
を使用しないかぎり、データ・セットには60分が含まれます。後続の呼出しでは、データ・セットの分数は、ユーザーが選択したウィンドウの幅に対応します。
親トピック: 問題の根本原因の分析