6.1 AHFスコープの概要
AHFスコープは、Oracle Cluster Health Advisor (CHA)のスタンドアロンの対話型リアルタイム対応フロントエンドです。AHFスコープが監視対象システム上で必要とするフットプリントは非常に小さいものになります。
AHFスコープは、/opt/oracle.ahf/ahfscope/bin/
ディレクトリで使用可能なahfscope
スクリプトを使用して起動されます。AHFスコープは、主にクラスタまたはデータベースのエキスパート向けに設計されています。大量のデータを効率的に処理できます。そのレイアウトと操作モードは、機能効率を考慮して設計されています。ほとんどの操作は、位置ポインタとホット・キーまたはカーソル位置で使用できるフローティング・メニューを使用して実行できます。
グリッド・インフラストラクチャ管理リポジトリ(GIMR)が構成されている場合、AHFスコープはJDBC接続を使用してGIMRに直接接続し、現在のデータをリアルタイムで読み取ります。AHFスコープは、GIMRから抽出されたデータ・アーカイブを使用してGIMRに接続せずにローカルで動作することもできます。
親トピック: 問題の根本原因の分析