Oracle Secure Backup管理者ガイドのこのリリースの変更

この項では、現在のリリースのOracle Secure Backupの新機能、修正および拡張機能について説明します。

サポートが終了した機能

次のOracle Secure Backup機能は、Oracleでサポートされなくなりました。このリリースでサポートが終了した機能の完全なリストは、非推奨またはサポート終了の機能19.1を参照してください。

  • Oracle Secure Backup 19.1ソフトウェアは、Oracle Secure Backup 12.2以前のバージョンのクライアントと相互運用できません。

  • 物理テープ・ドライブおよびライブラリ(ライブラリおよびテープ・ドライブをエミュレートするVTLを含む)は、サポート対象外です。テープ・サポートの非推奨は、Oracle Secure Backup 19.1リリース(2024年5月)で発表されました。

  • Linux以外のプラットフォーム上の管理サーバーおよびメディア・サーバーは、サポート対象外です。Linux以外のプラットフォーム上の管理サーバーおよびメディア・サーバーの非推奨は、Oracle Secure Backup 19.1リリース(2024年5月)で発表されました。

OCI Object Storage (パブリック・クラウド)やZFS (オンプレミス)などのクラウド・ストレージを使用することをお薦めします。

Oracle Secure Backup 19.1リリース1

Oracle Secure Backup 19.1に関するこのドキュメントの変更は次のとおりです。

新機能、拡張機能および更新

  • Oracle Cloud Infrastructureの不変バケット機能をサポートします。

    この機能により、Oracle Secure Backupはオブジェクト・ストレージおよびアーカイブ・ストレージにバックアップを格納できますが、データの変更や削除は防止されます。これらのバケットに保持ルールを適用して、データを保護できます。

    「不変バケットのバックアップについて」および「Oracle Cloud Infrastructureの不変バケットの使用」を参照してください。

  • クライアント・ホストからOracle Cloud Infrastructureオブジェクト・ストレージにバックアップを直接アップロードします。

    Oracle Secure Backupには、クライアント・ホストからOracle Cloud Infrastructureオブジェクト・ストレージにバックアップをアップロードするための新機能があります。この機能を使用すると、クライアント・ホストは、メディア・サーバーを使用せずにバックアップ・データをオブジェクト・ストレージに直接アップロードできるため、バックアップ・ジョブのスループットが向上します。

    「Client Direct to Cloudについて」および「Client Direct to Cloudの有効化」を参照してください。

非推奨の機能

Oracle Secure Backupクライアントのサポートは、すべてのプラットフォーム(Linux、Solaris、Windows、HP-UXおよびAIX)で継続されます。

サポートが終了した機能

Oracle Secure Backup 19.1ソフトウェアは、Oracle Secure Backup 12.2以前のバージョンのクライアントと相互運用できません。

その他の変更

言語と文法の改善のための、このセクションへの編集上の小さな変更。