Oracle Secure Backup管理者ガイドのこのリリースの変更
この項では、現在のリリースのOracle Secure Backupの新機能、修正および拡張機能について説明します。
Oracle Secure Backup 19.1リリース1
Oracle Secure Backup 19.1に関するこのドキュメントの変更は次のとおりです。
新機能、拡張機能および更新
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Oracle Cloud Infrastructureの不変バケット機能をサポートします。
この機能により、Oracle Secure Backupはオブジェクト・ストレージおよびアーカイブ・ストレージにバックアップを格納できますが、データの変更や削除は防止されます。これらのバケットに保持ルールを適用して、データを保護できます。
「不変バケットのバックアップについて」および「Oracle Cloud Infrastructureの不変バケットの使用」を参照してください。
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クライアント・ホストからOracle Cloud Infrastructureオブジェクト・ストレージにバックアップを直接アップロードします。
Oracle Secure Backupには、クライアント・ホストからOracle Cloud Infrastructureオブジェクト・ストレージにバックアップをアップロードするための新機能があります。この機能を使用すると、クライアント・ホストは、メディア・サーバーを使用せずにバックアップ・データをオブジェクト・ストレージに直接アップロードできるため、バックアップ・ジョブのスループットが向上します。
「Client Direct to Cloudについて」および「Client Direct to Cloudの有効化」を参照してください。
非推奨の機能
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ライブラリおよびテープ・ドライブをエミュレートするVTLを含む物理テープ・ドライブおよびライブラリのサポートは非推奨です。これらは、Oracle Secure Backupの将来のリリースではサポートされない場合があります。
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非Linuxプラットフォームでの管理サーバーおよびメディア・サーバーのサポートは非推奨です。Oracle Secure Backupの将来のリリースでは、管理サーバーおよびメディア・サーバーはLinuxプラットフォームでのみサポートされます。
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Oracle Secure Backupクライアントのサポートは、すべてのプラットフォーム(Linux、Solaris、Windows、HP-UXおよびAIX)で継続されます。
サポートが終了した機能
Oracle Secure Backup 19.1ソフトウェアは、Oracle Secure Backup 12.2以前のバージョンのクライアントと相互運用できません。