ZFS OCIオブジェクト・ストレージのクラウド・リポジトリとしての構成
ZDLRA archive-to-cloudを使用して、長期保存のバックアップをリカバリ・アプライアンスからZFS OCIオブジェクト・ストレージにコピーまたは移動します。
この構成には、次の前提条件があります:
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ZFSアプライアンスでは、Oracle Cloud Infrastructureオブジェクト・ストレージ・サービス・サポートのためのOracle ZFS Storage Appliance Object APIガイドに記載されているように、OCIオブジェクト・ストレージのインタフェースが有効になっている必要があります。ZFSのアーカイブ・ストレージ層がないため、標準のオブジェクト・ストレージのみがサポートされます。
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Oracle Key Vaultを使用するようにリカバリ・アプライアンスを構成する必要があります。リカバリ・アプライアンスは、ターゲットがローカルZFSアプライアンスであることを認識せず、OracleクラウドのOCIオブジェクト・ストレージと同じ操作を処理するため、これを実行する必要があります。クラウドと思われるものにデータを移動する場合、リカバリ・アプライアンスはデータを暗号化してからZFS OCIオブジェクト・ストレージに送信する必要があります。Oracle Key Vault (OKV)サーバーを使用して、この暗号化プロセスのキーを管理する必要があります。
ZFSアプライアンスでOCIオブジェクト・ストレージを構成および有効化し、リカバリ・アプライアンスでのOKVの使用を設定した後、ZFSバケットをcloud_location
として構成するステップは次のとおりです。この項では、ZFSで使用する構成プロセスの違いについて説明します。
リカバリ・アプライアンスは、Oracle Cloud Infrastructureクラウドのオブジェクト・ストレージの場合と同様に、ZFS OCIオブジェクト・ストレージのバケットに長期保存のバックアップを送信するようになりました。