リカバリ・アプライアンス・レポートの目的

リカバリ・アプライアンス管理者の主なタスクは、記憶域容量計画です。リカバリ・アプライアンスは、Oracle Analytics Publisher (OAP)を介して、次の目標を達成できるようにするための事前作成されたOAPレポートを提供します。

  • リカバリ・アプライアンスに、ニーズを満たすための十分な記憶域領域を確保します

    容量レポートを使用することで、追加の記憶域を計画し、リカバリ・アプライアンスに追加する新しい保護されたデータベースの数を削減したり、保護ポリシーを調整してリカバリ・ウィンドウ領域の合計を減らすことができます。

  • ネットワークが過負荷でないことを保証します

    容量レポートは、リカバリ・アプライアンスがネットワーク容量を最大限に活用しているかどうかも示します。場合によっては、1日を通してネットワーク・トラフィックをより均等に再分散することで、ネットワーク負荷を減らすことができます。ネットワーク・トラフィックが分散されておらず、ネットワーク・ピークがネットワーク帯域幅をほぼ最大限に活用している場合、一部の保護されたデータベースのバックアップ・ウィンドウ時間の調整が必要になる可能性があります。

  • システム・パフォーマンスおよびサービス・リクエストに対するアクティビティの適切なビューを提供します

  • 任意の保護されたデータベースの簡潔なまたは非常に詳細なステータス・レポートを取得します。これらは、リカバリ・ウィンドウ目標を達成したいないデータベースのトラブルシューティングに役立つことがあります