25 リカバリ・アプライアンスのエラー・メッセージ・リファレンス

この章では、ORA-45100からORA-45299ORA-64700からORA-64899、およびORA-61100からORA-61699の範囲のZero Data Loss Recovery Appliance (リカバリ・アプライアンス)のエラー・メッセージについて詳しく説明します。

ORA-45100: データベース・インカネーションが%sから%sになりました。リカバリ・アプライアンスの修復が必要です。

原因: リカバリ・アプライアンスで'startup resetlogs'コマンドが実行されました。このため、古いメタデータが記憶域の場所の参照に使用されました。リカバリ・アプライアンスを起動するには、修復操作を実行してメタデータと記憶域を同期する必要があります。

処置: DBMS_RA.STARTUP_RECOVERY_APPLIANCEを実行してください。その後の修復中にインシデントが記録された場合は、修正する必要があります。修正したら、DBMS_RA.STARTUP_RECOVERY_APPLIANCEの実行を繰り返してください。

ORA-45102: %sバイトの記憶域を割り当てられません

原因: リカバリ・アプライアンスは、データベースの記憶域の場所で現在の割当てに対して追加のディスク領域を割り当てることができませんでした。この状況は、次の理由のいずれかが原因と考えられます。

  • 保証付きコピーがデータベースに指定されており、テープへのコピーを待機しているバックアップが多すぎるため。

  • データベースの記憶域の場所内で何もパージできないため。

  • データベースにはパージ可能なバックアップ・ピースがなく、データベースが受信するピースのサイズの合計がDISK_RESERVED_SPACEを超えているため。

  • リカバリ・アプライアンスのメタデータが修復中であるため。

処置: データベースの記憶域の場所に記憶域をさらに追加してください。設定値が小さすぎる場合は、データベースのDISK_RESERVED_SPACEを増やします。

ORA-45109: データベース%sのメタデータであるファイル%sに一貫性がありません

原因: 内部セルフチェックで、リカバリ・アプライアンスのブロック・プールの管理に使用されるメタデータに不整合が見つかりました。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せて、トレース・ファイルとアラート・ファイルを提出してください。

ORA-45111: タスク%s%s回の再開後、停止中です。

原因: リカバリ・アプライアンス・タスクで生成されたエラーが多すぎます。エラー後に、タスクは通常どおり再開されます。10回の試行後に再開に失敗すると、リカバリ・アプライアンスは、タスクが破損とマークし、それを再開しなくなります。

処置: タスクを終了させたエラーを修正してから、タスクの再実行をリクエストしてください。

ORA-45113: リカバリ・アプライアンスの内部エラー%s

原因: 内部エラーが発生しました。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せて、トレース・ファイルとアラート・ファイルを提出してください。

ORA-45114: メタデータは、ファイル"%s"を、記憶域の場所%sに関して参照していません

原因: リカバリ・アプライアンスのチェックファイル・タスクによって実行された一貫性チェックで、ファイルがリカバリ・アプライアンスのメタデータによって参照されていないことが確認されました。このような参照がないと、リカバリ・アプライアンスではファイルを管理できません。

処置: ファイルが誤って記憶域の場所に入れらた場合は、他の場所に移動する必要があります。ファイルがメタデータから切り離されている場合は、Oracleサポート・サービスに問い合せて、トレース・ファイルとアラート・ファイルを提出してください。

ORA-45115: DB_KEY %sのデータベースは、大きすぎるため移動できません。

原因: 指定されたデータベースを新しい記憶域の場所に移動しようとしましたが、データベースを記憶域の予約内に縮小できず、依然として保存ウィンドウを保持しています。

処置: データベースの記憶域の予約を増やすか、保存ウィンドウを縮小してください。

ORA-45116: BP_KEY %sのバックアップ・ピースのメタデータを読取り中に異常が検出されました

原因: バックアップ・データに一時的な異常が見つかりました。

処置: 異常が解決されない場合は、バックアップ・ピースのコピーを見つけ(入手できる場合)、記憶域の場所に再挿入してください。コピーを入手できない場合は、バックアップ・ピースの全データファイルについて新しいレベル0バックアップを生成してください。

ORA-45117: このタスク用に十分な領域がありません。

原因: この操作をサポートするために、記憶域の場所から領域を割り当てることができませんでした。

処置: 異なるデータベースによる領域使用量を確認し、アクションを実行してください。

  • RA_INCIDENT_LOGを確認し、記録された領域関連のインシデントを確認します。通常の操作に影響した可能性のある障害を検索します。
  • RA_DISK_RESTORE_RANGEにエントリがないデータベースを検索します。このようなデータベースでは、領域を適切に解放できません。これらのデータベースは完全にはリカバリできません。
  • データベースを別のRAに移動することを検討してください。
  • 記憶域の場所に領域を追加することを検討してください。
ORA-45118: サーブレット・タイムアウト・エラー

原因: リストア・タスクが、サーブレット・プロセスでクライアントにデータが渡されるのを待機していました。レスポンスに割り当てられた時間を超えたため、リストア・タスクは強制終了されました。

処置: これは、クライアントでリストア・リクエストが取り消される場合によくある事象です。リクエストを再発行してください。

ORA-45119: 権限を変更するための、存在しない操作を受け取りました

原因: 無効なオプションが指定されました。

処置: サポートされる値は、BACKUPRECONCILEREADWRITEおよびNULLのみです。

ORA-45120: 領域不足のため、操作に失敗しました

原因: 記憶域の場所が新しいデータベースをサポートするには小さすぎました。

処置: 記憶域の場所のサイズを大きくするか、保護ポリシーのDISK_RESERVED_SPACEを小さくしてください。

ORA-45121: 権限を変更するための不正な値を受け取りました

原因: 権限の付与または取消中に、内部エラーが検出されました。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せて、トレース・ファイルとアラート・ファイルを提出してください。

ORA-45122: 無効なサイズまたは数値が指定されました

原因: 無効なサイズまたは数値が指定されました。

処置: NULL以外または0より大きい数値を使用してください。

ORA-45123: 名前%s (%s)はすでに存在します。

原因: オブジェクト名は一意ではありませんでした。

処置: このオブジェクトに一意の名前を指定してください。

ORA-45124: オブジェクト%s (%s)は参照されているため、削除できません。

原因: オブジェクトは、記憶域の場所またはデータベースによって使用中です。

処置: このアイテムを参照するオブジェクトをすべて削除してください。

ORA-45125: オブジェクト%s (%s)は存在しません。

原因: オブジェクト名は存在しませんでした。

処置: 既存のオブジェクトを指定してください。

ORA-45126: データベース%sの削除に失敗しました

原因: データベースを削除できませんでした。予期しないエラーが発生しました。

処置: 関連するメッセージを調査し、例外の原因を特定してください。

ORA-45127: 必須パラメータ%sを指定する必要があります。

原因: パラメータがAPIルーチンに指定されませんでした。

処置: 欠落しているパラメータを指定してコマンドを再実行してください。

ORA-45128: バックアップ・ピース%s(データベース%s)は、カタログによって参照されていません。

原因: リカバリ・アプライアンスのチェックファイル・タスクによって実行された一貫性チェックで、指定されたバックアップ・ピースがRMANカタログによって参照されていないことが確認されました。このような参照がないと、リカバリ・アプライアンスではこのピースで使用される領域を解放できません。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-45129: %sバイトがデータベース%sによって記憶域の場所%sで使用されていると予測されていましたが、使用されているのは%sバイトであることが検出されました

原因: リカバリ・アプライアンスのチェックファイル・タスクによって実行された一貫性チェックで、記憶域の場所でのデータベースの記憶域使用量がリカバリ・アプライアンスに割り当てられた記憶域ピースのサイズの合計と一致しないことが確認されました。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-45130: 記憶域パラメータが%sの記憶域と重複しています

原因: 別の記憶域の場所にすでに割り当てられている記憶域と重なっている記憶域の場所のパラメータが指定されました。

原因: 記憶域に対して別の場所を指定するコマンドを再発行してください。

ORA-45131: 不正または不明なリストア圧縮オプションが指定されました

原因: 指定された圧縮オプションは、 リカバリ・アプライアンス・データベースまたはバックアップを提供しているデータベースのいずれかでサポートされていませんでした。

処置: V$RMAN_COMPRESSION_ALGORITHMビューを問い合せて、アルゴリズム名がその表のアルゴリズム名のいずれかと一致すること、オプションにIS_VALID = 'YES'が指定されていること、INITIAL_RELEASE列の値がリカバリ・アプライアンスとバックアップを提供しているデータベースの両方より小さいことを確認します。有効な圧縮アルゴリズム名を指定してコマンドを再発行してください。

ORA-45132: バックアップ・ピースで破損ブロックが検出されました

原因: リカバリ・アプライアンス・ブロック・プールへの移入時に、破損ブロックがバックアップ・ピースで検出されました。

処置: データベースの破損ブロックに対してブロック・メディア・リカバリを実行してから、累積レベル1のバックアップを実行してください。

ORA-45133: %sバイトがデータベース%sによって割り当てられていると予測されていましたが、割り当てられているのは%sバイトであることが検出されました

原因: リカバリ・アプライアンスのチェックファイル・タスクによって実行された一貫性チェックで、データベースの記憶域割当てがすべての記憶域の場所でのそのデータベースに対する割当てサイズの合計と一致しないことがわかりました。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-45135: リクエストはリカバリ・アプライアンスによって終了されました

原因: リクエストがリカバリ・アプライアンスで必要なリソースを保持し続けたため、そのリソースを解放するために終了されました。これは、ディスク領域などのリソース不足によって引き起こされる可能性があります。

処置: 使用可能なディスク領域を確認した上で、リカバリ・アプライアンス・データベースに関するエラーがないかも確認してください。

ORA-45136: パラメータ%sの値が無効です

原因: 指定したパラメータに指定した値が無効でした。

処置: リカバリ・アプライアンスのドキュメントを確認し、正しい値でコマンドを再実行してください。

ORA-45137: 不明なプラットフォーム

原因: リカバリ・アプライアンスは、System Backup to Tape (SBT)から、またはポーリングによってどのバックアップも受信していません。これは、リカバリ・アプライアンスがデータベースの保護されたプラットフォームを認識し、現在の操作が成功するのに必要です。

処置: 小さいアーカイブ・ログや他のバックアップを、SBTを使用するかポーリング位置に送信してバックアップします。その後で、この操作を再試行してください。

ORA-45138: バックアップが見つかりません。

原因: 指定されたバックアップがカタログに見つかりませんでした。

処置: 確認し、正しいバックアップ・ピース・キーまたはバックアップ・セット・キーを指定してください。

ORA-45139: この破損を修正するための有用なバックアップが見つかりませんでした。

原因: 仮想バックアップ・ピース・キーが指定されましたが、このバックアップを修正するための既知のバックアップがテープまたはディスクにありません。

処置: 破損バックアップがデータファイルの最古の仮想バックアップである場合、さらに古いバックアップにカタログの修正に必要なデータが含まれていることもあります。そのような古いバックアップを見つけて、直接指定してください。

ORA-45140: カタログにバックアップを挿入できません

原因: 指定されたバックアップが増分ではないか、カタログの問題を修正するための適切なSCN範囲内にありません。

処置: 正しいキー値を指定していることと、適切な増分バックアップ・ピースが見つかることを確認してください。

ORA-45141: ファイル"%s"が記憶域の場所%sにありませんでした。

原因: リカバリ・アプライアンスのリカバリ中、指定されたファイルがリカバリ・アプライアンスのメタデータによって参照されましたが、記憶域の場所に見つかりませんでした。

処置: レプリケートされたリカバリ・アプライアンスが存在する場合、ファイルはそこからリカバリする必要があります。ファイルがメタデータから切り離されている場合は、Oracleサポート・サービスに問い合せて、トレース・ファイルとアラート・ファイルを提出してください。

ORA-45142: リカバリ・アプライアンスの前提条件はすでに設定されています。

原因: DBMS_RA_INSTALLプロシージャが実行され、リカバリ・アプライアンスに対するカタログ・スキーマを作成するために前提条件オブジェクトが設定されました。データベース用のリカバリ・アプライアンスを管理するユーザー・スキーマが1つしか存在できないため、このエラーが報告されます。

処置: リカバリ・アプライアンス・スキーマを別のユーザー・スキーマで再作成するには、以前のリカバリ・アプライアンス・スキーマ設定をアンインストールしてください。

ORA-45143: リカバリ・アプライアンスの前提条件設定管理者のユーザー名が一致しません。

原因: DBMS_RA_INSTALLプロシージャが実行され、正しくないユーザー名についてリカバリ・アプライアンスの前提条件オブジェクトがアンインストールされました。

処置: DBMS_RA_INSTALLのユーザー名パラメータを修正して、プロシージャを再実行してください。

ORA-45144: 保護ポリシーに初期レプリケーション・タイプが定義されていません。

原因: initial_replication_typeが保護ポリシーに定義されていません。

処置: 保護ポリシーのinitial_replication_typeをLAST FULLALLまたはNONEのいずれかで更新してください。

ORA-45145: リカバリ・アプライアンス・ユーザー%sは存在しません。

原因: リカバリ・アプライアンス・ユーザーは存在しません。

処置: 既存のリカバリ・アプライアンス・ユーザーを指定してください。

ORA-45146: 記憶域の場所%sには、追加の記憶域が%sバイト必要です。

原因: 'resetlogs'コマンド使用してデータベースをオープンした後にリカバリ・アプライアンスのメタデータを修復していましたが、指定された記憶域の場所で割り当てられた記憶域が不十分でした。これは、'resetlogs'コマンドのために'update_storage_location'コールが失われたか、resetlogsコマンドの実行時に記憶域の場所の空き領域が非常に少なくなったことで引き起こされる可能性があります。

処置: 指定された値で記憶域の場所を更新してから、DBMS_RA.STARTUP_RECOVERY_APPLIANCEを実行して修復を再試行してください。

ORA-45147: データベース%sとデータベース%sはどちらも移動中です。

原因: 'resetlogs'を使用してデータベースをオープンした後にリカバリ・アプライアンスのメタデータを修復していましたが、2つのデータベースが記憶域の場所の間を移動していることがわかりました。リカバリ・アプライアンスが正しく機能するのは、1つのデータベースの移動時のみです。これは、'resetlogs'コマンドのために'update_protection_policy'または'update_db'コールが失われたことで引き起こされる可能性があります。

処置: 各データベースで使用される 記憶機の場所を特定してから、失われた可能性があるデータベースの移動を繰り返してください。

ORA-45148: リカバリ・アプライアンスを再起動する前に%sのエラーを修正する必要があります

原因: リカバリ・アプライアンスのメタデータの修復中に、リカバリ・アプライアンスの再起動を妨げるエラーが検出されました。

処置: 特定されたエラーを修正し、DBMS_RA.STARTUP_RECOVERY_APPLIANCEを実行して修復を再試行してください。

ORA-45149: 不明なタスク・タイプ: %s

原因: リカバリ・アプライアンスで、不明なタスク・タイプのタスクを実行しようとしました。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-45150: ファイル%sは、不明なDBID %sを参照しています

原因: リカバリ・アプライアンスのメタデータの修復中に、指定されたファイルがリカバリ・アプライアンスでは不明の指定されたデータベースを参照していました。これは、'resetlogs'コマンドのために'add_db'コールが失われたことで引き起こされる可能性があります。

処置: 失われた'add_db'コールを繰り返してください。

ORA-45151: ロック%sのロック・プロトコルが不正です

原因: 内部エラーのため、ロックが正しく使用されなくなりました。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-45152: %sのバックアップ・ピース形式が不正です

原因: リカバリ・アプライアンスのメタデータの修復中に、指定されたファイルのタイプが確認できませんでした。

処置: 破損したファイルを削除してから、DBMS_RA.STARTUP_RECOVERY_APPLIANCEを再実行してください。

ORA-45153: データ・ファイル%s (DBID %s)が不明です

原因: リカバリ・アプライアンスのメタデータの修復中に、指定されたデータベースのデータのデータファイルが見つかりませんでした。

処置: 指定されたデータベースでRMANを使用している場合、'resync'コマンドを使用してリカバリ・アプライアンスのメタデータをリフレッシュしてから、リカバリ・アプライアンスの再起動を再試行してください。

ORA-45154: ファイル%sに不正なリカバリ・アプライアンス形式が見つかりました

原因: リカバリ・アプライアンスのメタデータの修復中に、チャンク・ファイルでもバックアップ・ピースでもないファイルが記憶域の場所で見つかりました。

処置: リカバリ・アプライアンスの記憶域の場所から問題となっているファイルを削除してから、リカバリ・アプライアンスの再起動を再試行してください。

ORA-45155: リカバリ・アプライアンスがインストールされていません。

原因: リカバリ・アプライアンスがこのデータベースにインストールされていません。リクエストされたプロシージャは、リカバリ・アプライアンスでのみサポートされます。

処置: リカバリ・アプライアンス以外でこのプロシージャを試行しないでください。

ORA-45156: SBTジョブ%sが見つかりません

原因: 指定されたSBTジョブが見つかりませんでした。

処置: ユーザーがSBTジョブを削除しているかどうかを確認してください。そうしている場合は、スケジューラ・ジョブを削除してください。

ORA-45157: パラメータ値%s (%s)無効です。

原因: パラメータの指定された値は無効でした。

処置: 有効な値を指定してください。

ORA-45158: SBTライブラリ%sの準備ができていません。

原因: 指定されたSBTライブラリの準備ができていないませんでした。

処置: ユーザーがライブラリを一時停止しているかどうかを確認してください。そうしている場合は、SBTライブラリを再開してください。

ORA-45159: データベース%sのRECOVERY_WINDOW_GOALが失われました。

原因: 領域不足により、指定データベースのリカバリ・ウィンドウ目標をサポートするために必要なバックアップの削除が強制されました。

処置: これは警告であり、アクションは不要です。ただし、DBMS_RA.UPDATE_PROTECTION_POLICYを使用してデータベースのDISK_RESERVED_SPACE値を増やし、追加バックアップが保存されるようにすることはできます。RA_DATABASEからSPACE_USAGEを選択し、どの程度の領域が現在使用中かを確認してください。また、ディスクの領域を消費しているKEEPバックアップがないか確認し、テープまたは他のディスク・ストレージに移動するかどうかを決定してください。詳細は、DBMS_RA.MOVE_BACKUP_PIECEを参照してください。

ORA-45160: データベース%sの永久増分方法が失われました。

原因: 領域不足により、1つ以上のデータファイルの最後まで残る仮想LEVEL 0を生成するために必要なバックアップ・データの削除が強制されました。次のクライアント・バックアップは、LEVEL 1が指定されてもLEVEL 0全体バックアップになります。

処置: これは警告であり、アクションは不要です。ただし、DBMS_RA.UPDATE_DBを使用してデータベースのRESERVED_SPACE値を増やし、追加バックアップが保存されるようにすることはできます。RA_DATABASEからSPACE_USAGEを選択し、どの程度の領域が現在使用中かを確認してください。また、ディスクの領域を消費しているKEEPバックアップがないか確認し、テープまたは他のディスク・ストレージに移動するかどうかを決定してください。詳細は、DBMS_RA.MOVE_BACKUP_PIECEを参照してください。

ORA-45161: バックアップ・ピース・サイズはデータベースDISK_RESERVED_SPACEを超えることはできません。

原因: 単体のバックアップ・ピースがデータベース保護ポリシーのDISK_RESERVE_SPACE値を超えました。安全なDISK_RESERVED_SPACE値がデータベースのサイズを上回ります。

処置: DBMS_RA.UPDATE_DBを使用してデータベースのDISK_RESERVED_SPACE値を増やしてください。

ORA-45162: システム・グローバル領域メモリーが正しく構成されていません。

原因: 初期化パラメータLARGE_POOL_SIZEおよびSHARED_POOL_SIZEを確認します。リカバリ・アプライアンスでは、LARGE_POOL_SIZEの全部またはSHARED_POOL_SIZEの20%を使用して仮想バックアップまたはテープ・バックアップがリストアされます。必要な実際の領域はNETWORK_CHUNKSIZE * 2 * (同時リストア・チャネルの数)です。NETWORK_CHUNKSIZEは、DBMS_RA.CONFIGを使用して設定されます。DBMS_RA.CONFIGを使用してNETWORK_CHUNKSIZEを小さくするか、できればLARGE_POOL_SIZEまたはSHARED_POOL_SIZEを大きくします。

処置: 初期化パラメータLARGE_POOL_SIZEおよびSHARED_POOL_SIZEを確認し、適切に設定てください。

ORA-45163: 操作はユーザー%sに対してのみサポートされています

原因: リカバリ・アプライアンス管理者以外のユーザーがリカバリ・アプライアンスを起動しようとしました。

処置: インストール時に指定されたユーザーとしてのみリカバリ・アプライアンスを起動してください。

ORA-45164: リカバリ・アプライアンスは実行されていません。

原因: リカバリ・アプライアンスを使用しようとしましたが、管理者によってリカバリ・アプライアンスが非アクティブ化されています。

処置: リカバリ・アプライアンス管理者にDBMS_RA.STARTUP_RECOVERY_APPLIANCEを実行してもらい、操作を再試行してください。

ORA-45165: BP_KEY %sを持つリカバリ・アプライアンス・バックアップ・ピースが破損しています

原因: バックアップ・データに破損が見つかりました。

処置: 影響を受けるデータファイルの機能するバックアップがあることを確認してください。その後で、破損したバックアップ・ピースを削除して状況をクリアします。

ORA-45166: ファイル%sにアクセスできません

原因: エラーとなった指定のファイルにアクセスしようとしました。次のメッセージにエラーの説明が表示されます。

処置: ファイルが正しいか確認してください。破損している場合は、削除するか、置換します。

ORA-45167: BP_KEY %sを持つバックアップ・ピースを検証できません

原因: エラーとなった指定のバックアップ・ピースを検証しようとしました。次のメッセージにエラーの説明が表示されます。

処置: バックアップ・ピースが正しいか確認してください。破損している場合は、削除するか、置換します。

ORA-45168: タスクID %s (タイプ%s)を処理中にエグゼキュータが予期せずに終了しました

原因: リカバリ・アプライアンスで、タスクが予期しないエラー・コードで失敗しました。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-45169: タイマー・プロセスが予期せずに終了しました

原因: リカバリ・アプライアンスで、タイマー・プロセスが予期しないエラー・コードで失敗しました。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-45170: 記憶域の場所%sがいっぱいです。

原因: 指定された記憶域の場所をパージしたため、そのデータベースのいずれかに対するリカバリ・ウィンドウ目標が失われました。

処置: その記憶域の場所にさらに記憶域を追加するか、その記憶域の場所からデータベースをいくつか削除するか、その記憶域の場所にある一部のデータベースに対するリカバリ・ウィンドウ目標を減らしてください。

ORA-45171: 1つ以上のデータベースに対してチャンク最適化タスクが最近実行されていません。

原因: 少なくとも1つのデータベースに対してバックグラウンド・チャンク最適化タスクが最近実行されていません。これは、フォアグラウンド・アクティビティによるリカバリ・アプライアンスへの負荷が過剰すぎてバックグラウンド・タスクを実行する時間がない場合に起こることがあります。

処置: 保護されたデータベースによるバックアップの頻度を減らすか、リカバリ・アプライアンスから一部のデータベースの負荷を軽減して、リカバリ・アプライアンスから負荷をある程度除いてください。

ORA-45172: 1つ以上のデータベースに対して検証タスクが最近実行されていません。

原因: 少なくとも1つのデータベースに対してバックグラウンド検証タスクが最近実行されていません。これは、フォアグラウンド・アクティビティによるリカバリ・アプライアンスへの負荷が過剰すぎてバックグラウンド・タスクを実行する時間がない場合に起こることがあります。

処置: 保護されたデータベースによるバックアップの頻度を減らすか、リカバリ・アプライアンスから一部のデータベースの負荷を軽減して、リカバリ・アプライアンスから負荷をある程度除いてください。

ORA-45173: 1つ以上の記憶域の場所に対してチェックファイル・タスクが最近実行されていません。

原因: 1つ以上の記憶域の場所に対してバックグラウンド・チェックファイル・タスクが最近実行されていません。これは、フォアグラウンド・アクティビティによるリカバリ・アプライアンスへの負荷が過剰すぎてバックグラウンド・タスクを実行する時間がない場合に起こることがあります。

処置: 保護されたデータベースによるバックアップの頻度を減らすか、リカバリ・アプライアンスから一部のデータベースの負荷を軽減して、リカバリ・アプライアンスから負荷をある程度除いてください。

ORA-45174: レプリケーション・サーバー%sを使用できません

原因: リカバリ・アプライアンスを使用しているときに、バックアップをターゲットのレプリケートされたリカバリ・アプライアンスに送信できなかったか、レプリケートされたリカバリ・アプライアンスに対するリストア・リクエストが完了できませんでした。

処置: 次のエラー・メッセージを確認し、実際のエラーを診断してください。

ORA-45175: SBTライブラリ%sを使用できません

原因: リカバリ・アプライアンスを使用しているときに、指定されたSystem Backup to Tapeライブラリを使用しましたが、リクエストが完了できませんでした。

処置: 次のエラー・メッセージを確認し、実際のエラーを診断してください。

ORA-45176: レプリケーション・サーバー%sは、一時停止状態ではありません。

原因: 一時停止状態ではないレプリケーション・サーバーに関する情報を更新しようとしました。

処置: このリカバリ・アプライアンスのレプリケーション・サーバーを一時停止してください。

ORA-45177: 以前にポーリング中に見つかったファイル%sが見つかりません

原因: ポーリング位置で以前に見つかったバックアップ・ピース・ファイルがその後、リカバリ・アプライアンスでアクセスできませんでした。

処置: ネットワーク・エラーのためにそのファイルが使用できない場合、ネットワークが使用可能になれば、そのファイルは再度見つかります。そのバックアップ・ピースが削除された場合、新しいバックアップを作成してください。

ORA-45178: 割当て単位サイズを変更できません。

原因: 割当て単位サイズが異なる記憶域の場所に1つ以上のデータベースを移動しようとしました。この値は、記憶域の場所によって参照されているディスク・グループの作成時に指定されたASMディスク・グループの割当て単位サイズから取得されます。

処置: ソースと同じ最小割当てサイズの記憶域の場所を使用してください。必要な場合は、新しい記憶域の場所を作成する前に、サイズが一致する新しいディスク・グループを作成してください。

ORA-45179: データベース%sに対して調整タスクが最近実行されていません。

原因: 指定されたデータベースに対してバックグラウンド調整タスクが最近実行されていません。これは、フォアグラウンド・アクティビティによるリカバリ・アプライアンスへの負荷が過剰すぎてバックグラウンド・タスクを実行する時間がない場合に起こることがあります。

処置: 保護されたデータベースによるバックアップの頻度を減らすか、リカバリ・アプライアンスから一部のデータベースの負荷を軽減して、リカバリ・アプライアンスから負荷をある程度除いてください。

ORA-45180: 1つ以上のデータベースに対してクロスチェック・タスクが最近実行されていません。

原因: 少なくとも1つのデータベースに対してバックグラウンド調整タスクが最近実行されていません。これは、フォアグラウンド・アクティビティによるリカバリ・アプライアンスへの負荷が過剰すぎてバックグラウンド・タスクを実行する時間がない場合に起こることがあります。

処置: 保護されたデータベースによるバックアップの頻度を減らすか、リカバリ・アプライアンスから一部のデータベースの負荷を軽減して、リカバリ・アプライアンスから負荷をある程度除いてください。

ORA-45182: カタログ所有者またはsysを使用してデータベース・アクセス権を付与または取り消すことはできません

原因: DBMS_RA.GRANT_DB_ACCESSプロシージャとDBMS_RA.REVOKE_DB_ACCESSプロシージャで、カタログ所有者またはSYSがユーザーとして指定されました。これは許可されていません。

処置: 別のユーザーを作成し、必要なアクセス権を付与してください。

ORA-45183: リクエストはセッション%s (インスタンス%s)によってブロックされています

原因: 別のAPIの処理中に、リカバリ・アプライアンスに対してAPIリクエストが行われました。一度に実行できるAPIは1つのみです。

処置: 他のAPIが完了するのを待機するか、特定されたセッションを終了してから、失敗したAPIリクエストを繰り返してください。

ORA-45184: ウォレット操作中にORA-%sが発生しました。WRL %s

原因: 示されたエラーのため、ウォレットに対する操作が失敗しました。

処置: 詳細は、示されたOracleメッセージを参照してください。

ORA-45185: 別名%s%sウォレットで見つかりません

原因: 指定されたウォレット別名がウォレット内にありませんでした。

処置: ウォレット別名を確認するか、指定された属性のウォレットで別名を作成してから、コマンドを再試行してください。

ORA-45187: 記憶域の場所%sを使用できません。コンテナ修復キーは%sです

原因: リカバリ・アプライアンスの修復中に、指定された記憶域の場所を再構築しているとき、致命的なエラーが検出されました。

処置: 検出されたエラーについてどの修復コマンドが発行されたか、インスタンスのアラート・ログを調べます。エラーの原因がディスク・グループの欠落であることがわかった場合は、そのディスク・グループを追加してSTARTUP_RECOVERY_APPLIANCE APIを実行してください。欠落したデータをリストアできないと判断した場合は、REPLACEオプションを指定してREPAIR_STORAGE_LOCATION APIを実行してからSTARTUP_RECOVERY_APPLIANCE APIを実行してください。

ORA-45188: 記憶域の場所%sは修復が必要です。コンテナ修復キーは%sです

原因: リカバリ・アプライアンスの修復中に、指定された記憶域の場所を再構築しているとき、一貫性エラーが検出されました。

処置: 検出されたエラーについてどの修復コマンドが発行されたか、インスタンスのアラート・ログを調べます。エラーの原因がディスクまたはディスク・グループの欠落であることがわかった場合は、そのディスクまたはディスク・グループを追加してSTARTUP_RECOVERY_APPLIANCE APIを実行してください。欠落したデータをリストアできないと判断した場合は、REPLACEオプションを指定してREPAIR_STORAGE_LOCATION APIを実行してからSTARTUP_RECOVERY_APPLIANCE APIを実行してください。

ORA-45189: 記憶域の場所の名前が%sから%sに変更されたため、修復に失敗しました

原因: リカバリ・アプライアンスの修復中に、記憶域の場所の定義に当初使用された名前とは異なる名前の記憶域の場所が見つかりました。

処置: 不正な記憶域の場所を削除し、正しい名前で再作成してください。

ORA-45190: BP_KEY %sのデータベースのメタデータを読取り中に異常が検出されました

原因: バックアップ・データに一時的な異常が見つかりました。

処置: 異常が解決されない場合は、データベースの全データファイルについて新しいレベル0バックアップを生成してください。

ORA-45191: リカバリ・アプライアンス・バックアップに適したSBTライブラリが見つかりませんでした

原因: リカバリ・アプライアンス・メタデータのバックアップの実行に適したSystem Backup to Tape (SBT)ライブラリが見つかりませんでした。

処置: リカバリ・アプライアンス・バックアップに使用できるSBTライブラリを作成してください。

ORA-45192: リカバリ・アプライアンス・バックアップにはすでに予約があります

原因: 有効な予約が存在するのに、リカバリ・アプライアンス・メタデータのバックアップを実行する新しい予約を作成しようとしました。

処置: 既存の予約を削除してから、新しい予約を作成してください。

ORA-45193: 複数のSBTライブラリがあります

原因: リカバリ・アプライアンス・メタデータのバックアップに使用できるSystem Backup to Tape (SBT)ライブラリが複数見つかりました。

処置: SBTライブラリの予約時に名前を指定してください。

ORA-45194: リカバリ・アプライアンス・メタデータのSBTライブラリへのバックアップに失敗しました

原因: System Backup to Tape (SBT)ライブラリへのリカバリ・アプライアンス・メタデータのバックアップ中にエラーが発生しました。このエラーは、SBTライブラリ構成またはリカバリ・アプライアンスの内部エラーにより発生した可能性があります。

処置: SBTライブラリ構成またはRA_INCIDENT_LOGビューを確認してください。

ORA-45195: 予約待機時間を越えています

原因: System Backup to Tape (SBT)ライブラリの予約を待機中にタイムアウトが発生しました。

処置: '_drive_wait_minutes'構成パラメータを変更して予約の待機時間を増やしてから、操作を再試行してください。

ORA-45196: 既存の予約の予約解除に失敗しました

原因: 既存のSystem Backup to Tape (SBT)ライブラリの予約を予約解除できませんでした。

処置: このエラーの原因に関する情報がないか、'ERROR_LOG'表およびトレース・ファイルを確認してください。

ORA-45197: 予約用のSBTライブラリ%sが見つかりませんでした

原因: リカバリ・アプライアンスで、指定された名前のSystem Backup to Tape (SBT)ライブラリが見つかりませんでした。

処置: SBTライブラリ名を確認してから、操作を再試行してください。

ORA-45198: マシンが物理リカバリ・アプライアンスではありません

原因: 物理リカバリ・アプライアンスではないマシンでリカバリ・アプライアンス・サービスを起動しようとしました。

処置: リカバリ・アプライアンス・サービスはこのシステムで起動できません。

ORA-45199: エラー%s%sの実行中に発生しました

原因: PL/SQLコードの実行中にエラーが発生しました。このメッセージに付随して、エラーの原因を示すその他のエラー・メッセージが表示されます。

処置: 付随するエラー・メッセージを確認してください。

ORA-45200: HTTPステータス・コード: %s

原因: サーブレット・リクエストの処理中に、示されたHTTPステータス・コードが受信されました。

処置: ありません

ORA-45201: 追加情報: %s

原因: サーブレット・リクエストの処理中に、示された追加エラーが受信されました。

処置: ありません

ORA-45202: 操作に失敗しました。再度実行してください

原因: サーブレット・リクエストの処理中に、バックアップ操作またはリストア操作に失敗しました。操作は再試行できます。

処置: SBTクライアントより、このメッセージを使用して操作を再試行するかどうか決定されます。

ORA-45203: %s(バックアップ・ピース・ファイル"%s")に失敗しました

原因: 指定されたバックアップ・ピースでのOS操作からエラーが戻されました。

処置: 追加メッセージを確認してください。

ORA-45204: SBTライブラリ%sからの削除中に失敗しました

原因: 指定されたSBTライブラリからファイルを削除しようとして失敗しました。

処置: 実際の原因は、追加メッセージを確認してください。

ORA-45205: このタスクに十分な予約領域がありません。

原因: タスクに続行するための十分な予約領域がありませんでした。バックアップ関連の操作に十分な記憶域が割り当てられませんでした。

処置: このデータベースのRA_INCIDENT_LOGで説明されているインシデントを確認してください。次に、dbms_ra.update_dbを使用して、disk_reserved_spaceを適宜調整してください。

ORA-45210: リソースがビジー状態です。再試行してください

原因: サーブレット・リクエストの処理中に、バックアップ操作またはリストア操作に失敗しました。操作は再試行できます。

処置: SBTクライアントより、このメッセージを使用して操作を再試行するかどうか決定されます。

ORA-45211: データの送信中にエラーが発生しました。エラー・コード%s

原因: クライアントへのデータの送信中にエラーが発生しました。

処置: 追加メッセージを確認してください。

ORA-45212: データの受信中にエラーが発生しました。エラー・コード%s

原因: クライアントからのデータの受信中にエラーが発生しました。

処置: 追加メッセージを確認してください。

ORA-45213: ユーザーまたはロール'%s'は存在しません

原因: 指定された名前のユーザーまたはロールがありませんでした。

処置: 有効なユーザー名またはロールを指定してください。

ORA-45214: '%s'を数値に変換できません

原因: 算術、数値、文字列、変換または制約のエラーが発生しました。たとえば、NOT NULLと宣言されている変数にNULL値が割り当てられていたり、NUMBER(2)と宣言されている変数に99より大きい整数が割り当てられています。

処置: データ、データの操作方法またはデータの宣言方法を変更し、値が定義された制約に違反しないようにしてください。

ORA-45215: 使用中のレプリケーション・サーバーを削除できません

原因: バックアップをアクティブにリストアしているレプリケーション・サーバーを削除しようとしました。

処置: リストアを取り消すか、リストアの完了を待機してから、レプリケーション・サーバーを削除してください。

ORA-45216: %s (%s)のバックアップ・メタデータ(データベース%sの)が見つかりませんでした

原因: 報告されたバックアップ・メタデータが見つかりませんでした。

処置: これは情報メッセージです。SBTタスクが実行されるまで、バックアップが保持されることを確認してください。

ORA-45217: SBTタスク%sが見つかりません

原因: 指定されたSBTタスクが見つかりませんでした。

処置: 有効なSBTタスク識別子を指定し、コマンドを再試行してください。

ORA-45264: リカバリ・アプライアンスのテスト・リカバリ%s中にエラーが発生しました

原因: リカバリ・アプライアンス保護の一環として、リカバリ・アプライアンス・メタデータ保護スクリプトによってテスト・リカバリが実行されました。テスト・リカバリでは、データファイルをリストアするための追加ディスク領域要件なしに、イメージ・コピーを使用してデータベースがテストされます。

処置: この障害に関する追加情報がRA_INCIDENT_LOGに記録され、Oracle Enterprise Managerコンソールにも表示されます。

ORA-45265: リカバリ・アプライアンスのバックアップ・ヘルス・チェック%s中にエラーが発生しました

原因: リカバリ・アプライアンス保護の一環として、リカバリ・アプライアンス・メタデータ保護スクリプトによってバックアップ・ヘルス・チェックが実行されました。バックアップ・ヘルス・チェックでは、データベースの'validate'および'preview'コマンドを使用してバックアップがテストされます。

処置: この障害に関する追加情報がRA_INCIDENT_LOGに記録され、Oracle Enterprise Managerコンソールにも表示されます。

ORA-45266: リカバリ・アプライアンスのデータベース・ヘルス・チェック%s中にエラーが発生しました

原因: リカバリ・アプライアンス保護の一環として、リカバリ・アプライアンス・メタデータ保護スクリプトによってデータベース・ヘルス・チェックが実行されました。バックアップ・ヘルス・チェックでは、'backup validate'コマンドを使用してデータベース・ヘルス・チェックが実行されます。

処置: この障害に関する追加情報がRA_INCIDENT_LOGに記録され、Oracle Enterprise Managerコンソールにも表示されます。

ORA-45267: db_key %s df_key %s の検証中に非一貫性が見つかりました

原因: 内部セルフチェックで、リカバリ・アプライアンスのブロック・プールの管理に使用されるメタデータに不整合が見つかりました。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せて、トレース・ファイルとアラート・ファイルを提出してください。

ORA-45268: db_key %s, df_key %s, vb_key %sのパージ中に非一貫性が見つかりました

原因: 内部セルフチェックで、パージ中にリカバリ・アプライアンスのブロック・プールの管理に使用されるメタデータに不整合が見つかりました。ブロックは削除されておらず、バックアップは有効です。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せて、トレース・ファイルとアラート・ファイルを提出してください。

ORA-45275: コンテナ: '%s'

原因: このメッセージは、他のメッセージが含まれているリカバリ・アプライアンス・コンテナの名前を報告しています。

処置: 問題の説明については、関連するエラー・メッセージを参照してください。

ORA-45276: コンテナを作成できませんでした

原因: コンテナの作成に失敗しました。エラー・スタックに、問題の詳細を示す他のメッセージが出力されます。

処置: エラー・スタック全体を調べてください。問題が修正可能な場合は、修正してからこのコンテナの作成を再試行してください。

ORA-45277: 新規AUサイズ%sが既存のAUサイズ%s (グループ%s)と異なります。

原因: このコンテナ・グループにすでに存在する他のコンテナとAUサイズが異なる新しいコンテナを作成しようとしました。

処置: コンテナ・グループの他のコンテナとAUサイズが同じコンテナを指定してください。

ORA-45278: コンテナ・グループ%sが空ではありません。

原因: 指定されたコンテナ・グループを削除しようとしましたが、空です。

処置: グループから残りのオブジェクトを削除するか、FORCEオプションを使用してください。FORCEオプションは、コンテナ・グループのすべてのファイルを修復できないように削除するので注意してください。

ORA-45279: コンテナ・グループ%sが存在しません。

原因: 指定されたコンテナ・グループが存在しません。

原因: 存在するコンテナ・グループを指定してください。

ORA-45280: コンテナ・グループ%sはすでに存在します。

原因: 指定されたコンテナ・グループがすでに存在します。

処置: 存在しないコンテナ・グループを指定してください。

ORA-45281: サイズ%sバイトは最大コンテナ・サイズ%sを超えています。

原因: 最大サイズより大きいコンテナを作成しようとしました。

処置: 小さいサイズを指定してください。

ORA-45282: コンテナの識別中にエラーが発生しました

原因: コンテナの識別中にエラーが発生しました。

処置: エラー・スタックに、問題の詳細を示す他のメッセージがあります。

ORA-45283: コンテナへの書込み中にエラーが発生しました

原因: コンテナへの書込み中にI/Oエラーが発生しました。

処置: エラー・スタックに、問題の詳細を示す他のメッセージがあります。

ORA-45284: コンテナからの読取り中にエラーが発生しました

原因: コンテナンからの読取り中にI/Oエラーが発生しました。

処置: エラー・スタックに、問題の詳細を示す他のメッセージがあります。

ORA-45285: %sを超えるコンテナ・グループを作成できません。

原因: 新しいコンテナ・グループを追加しようとしたため、コンテナ・グループ数がシステム最大値を超えました。

処置: コンテナ・グループ制限を増やしてください。

ORA-45286: %sを超えるコンテナを作成できません。

原因: 新しいコンテナを追加しようとしたため、コンテナ数がシステム最大値を超えました。

処置: コンテナ制限を増やしてください。

ORA-45287: ファイル名%sは作成用として有効ではありません。

原因: 含まれるファイルの名前を無効な形式で作成しようとしました。

処置: 名前を修正し、操作を再試行してください。

ORA-45289: %sバイトはコンテナ・グループ%sで予約できません。

原因: 指定されたコンテナ・グループの領域が不足していました。

処置: コンテナ・グループに別のコンテナを追加してください。

ORA-45290: ビジー状態であるため、ファイル%sを縮小できません。

原因: 指定されたファイルを他のプロセスがオープンしたままにしているため、サイズを減らすことができません。

処置: 他のプロセスがファイルを解放するまで待機してから、サイズの縮小を試行してください。

ORA-45291: コンテナ%sはグローバルに識別されていません。

原因: 必要なコンテナがこのインスタンスでグローバルに識別されていないため、ファイルを作成または識別しようとして失敗しました。通常、GEN0プロセスのログにファイルを識別できない理由が示されます。

処置: GEN0プロセスのログを調べ、一部のコンテナをアクセス不可にしている問題を修正してください。

ORA-45292: コンテナ・グループの再構築中にエラーが発生しました

原因: コンテナ・グループの再構築中にリカバリ不能なエラーが発生しました。

処置: 詳細は、エラー・スタックの他のメッセージを確認してください。

ORA-45293: ファイルを縮小できません

原因: ファイル縮小の試行が要求されましたが、ファイルが縮小不可としてマークされているため、これは回避されました。

処置: ありません。ファイルの縮小は中止されます。

エラー・メッセージの次のグループ。

ORA-57800: ブロック・メタデータ・ストレージの内部I/Oエラー%s。

原因: デルタ・ストアに格納されているバックアップ・ブロック・メタデータに対する読取りまたは書込み操作の実行中に、リカバリ・アプライアンスで内部エラーが発生しました。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。トレース・ファイル、アラート・ファイル、リカバリ・アプライアンス・システムのアクティビティ・レポートおよびデータポンプ・ダンプを提供します。

ORA-57801: データファイル%sのブロック・メタデータの読取り中に過剰な断片化が検出されました。

原因: デルタ・ストアに格納されているバックアップ・ブロック・メタデータが、データファイルで過剰に断片化されていることが検出されました。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。トレース・ファイル、アラート・ファイル、リカバリ・アプライアンス・システムのアクティビティ・レポートおよびデータポンプ・ダンプを提供します。

ORA-57802:

原因:

処置: