24 リカバリ・アプライアンスのエラー・メッセージ・リファレンス

この章では、ORA-45100からORA-45299ORA-64700からORA-64899、およびORA-61100からORA-61699の範囲のZero Data Loss Recovery Appliance (リカバリ・アプライアンス)のエラー・メッセージについて詳しく説明します。

ORA-45100: データベース・インカネーションが%sから%sになりました。リカバリ・アプライアンスの修復が必要です。

原因: リカバリ・アプライアンスで'startup resetlogs'コマンドが実行されました。このため、古いメタデータが記憶域の場所の参照に使用されました。リカバリ・アプライアンスを起動するには、修復操作を実行してメタデータと記憶域を同期する必要があります。

処置: DBMS_RA.STARTUP_RECOVERY_APPLIANCEを実行してください。その後の修復中にインシデントが記録された場合は、修正する必要があります。修正したら、DBMS_RA.STARTUP_RECOVERY_APPLIANCEの実行を繰り返してください。

ORA-45102: %sバイトの記憶域を割り当てられません

原因: リカバリ・アプライアンスは、データベースの記憶域の場所で現在の割当てに対して追加のディスク領域を割り当てることができませんでした。この状況は、次の理由のいずれかが原因と考えられます。

* 保証付きコピーがデータベースに指定されており、テープへのコピーを待機しているバックアップが多すぎるため。

* データベースの記憶域の場所内で何もパージできないため。

* データベースにはパージ可能なバックアップ・ピースがなく、データベースが受信するピースのサイズの合計がDISK_RESERVED_SPACEを超えているため。

* リカバリ・アプライアンスのメタデータが修復中であるため。

処置: データベースの記憶域の場所に記憶域をさらに追加してください。設定値が小さすぎる場合は、データベースのDISK_RESERVED_SPACEを増やします。

ORA-45102: %sバイトの記憶域を割り当てられません

原因: リカバリ・アプライアンスは、データベースの記憶域の場所で現在の割当てに対して追加のディスク領域を割り当てることができませんでした。この状況は、次の理由のいずれかが原因と考えられます。

* 保証付きコピーがデータベースに指定されており、テープへのコピーを待機しているバックアップが多すぎるため。

* データベースの記憶域の場所内で何もパージできないため。

* データベースにはパージ可能なバックアップ・ピースがなく、データベースが受信するピースのサイズの合計がDISK_RESERVED_SPACEを超えているため。

* リカバリ・アプライアンスのメタデータが修復中であるため。

ORA-45109: データベース%sのメタデータであるファイル%sに一貫性がありません

原因: 内部セルフチェックで、リカバリ・アプライアンスのブロック・プールの管理に使用されるメタデータに不整合が見つかりました。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せて、トレース・ファイルとアラート・ファイルを提出してください。

ORA-45111: タスク%s%s回の再開後、停止中です。

原因: リカバリ・アプライアンス・タスクで生成されたエラーが多すぎます。エラー後に、タスクは通常どおり再開されます。10回の試行後に再開に失敗すると、リカバリ・アプライアンスは、タスクが破損とマークし、それを再開しなくなります。

処置: タスクを終了させたエラーを修正してから、タスクの再実行をリクエストしてください。

ORA-45113: リカバリ・アプライアンスの内部エラー%s

原因: 内部エラーが発生しました。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せて、トレース・ファイルとアラート・ファイルを提出してください。

ORA-45114: メタデータは、ファイル"%s"を、記憶域の場所%sに関して参照していません

原因: リカバリ・アプライアンスのチェックファイル・タスクによって実行された一貫性チェックで、ファイルがリカバリ・アプライアンスのメタデータによって参照されていないことが確認されました。このような参照がないと、リカバリ・アプライアンスではファイルを管理できません。

処置: ファイルが誤って記憶域の場所に入れらた場合は、他の場所に移動する必要があります。ファイルがメタデータから切り離されている場合は、Oracleサポート・サービスに問い合せて、トレース・ファイルとアラート・ファイルを提出してください。

ORA-45115: DB_KEY %sのデータベースは、大きすぎるため移動できません。

原因: 指定されたデータベースを新しい記憶域の場所に移動しようとしましたが、データベースを記憶域の予約内に縮小できず、依然として保存ウィンドウを保持しています。

処置: データベースの記憶域の予約を増やすか、保存ウィンドウを縮小してください。

ORA-45116: BP_KEY %sのバックアップ・ピースのメタデータを読取り中に異常が検出されました

原因: バックアップ・データに一時的な異常が見つかりました。

処置: 異常が解決されない場合は、バックアップ・ピースのコピーを見つけ(入手できる場合)、記憶域の場所に再挿入してください。コピーを入手できない場合は、バックアップ・ピースの全データファイルについて新しいレベル0バックアップを生成してください。

ORA-45117: このタスク用に十分な領域がありません。

原因: この操作をサポートするために、記憶域の場所から領域を割り当てることができませんでした。

処置: 異なるデータベースによる領域使用量を確認し、アクションを実行してください。

  • RA_INCIDENT_LOGを確認し、記録された領域関連のインシデントを確認します。通常の操作に影響した可能性のある障害を検索します。
  • RA_DISK_RESTORE_RANGEにエントリがないデータベースを検索します。このようなデータベースでは、領域を適切に解放できません。これらのデータベースは完全にはリカバリできません。
  • データベースを別のRAに移動することを検討してください。
  • 記憶域の場所に領域を追加することを検討してください。
ORA-45118: サーブレット・タイムアウト・エラー

原因: リストア・タスクが、サーブレット・プロセスでクライアントにデータが渡されるのを待機していました。レスポンスに割り当てられた時間を超えたため、リストア・タスクは強制終了されました。

処置: これは、クライアントでリストア・リクエストが取り消される場合によくある事象です。リクエストを再発行してください。

ORA-45119: 権限を変更するための、存在しない操作を受け取りました

原因: 無効なオプションが指定されました。

処置: サポートされる値は、BACKUPRECONCILEREADWRITEおよびNULLのみです。

ORA-45120: 領域不足のため、操作に失敗しました

原因: 記憶域の場所が新しいデータベースをサポートするには小さすぎました。

処置: 記憶域の場所のサイズを大きくするか、保護ポリシーのDISK_RESERVED_SPACEを小さくしてください。

ORA-45121: 権限を変更するための不正な値を受け取りました

原因: 権限の付与または取消中に、内部エラーが検出されました。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せて、トレース・ファイルとアラート・ファイルを提出してください。

ORA-45122: 無効なサイズまたは数値が指定されました

原因: 無効なサイズまたは数値が指定されました。

処置: NULL以外または0より大きい数値を使用してください。

ORA-45123: 名前%s (%s)はすでに存在します。

原因: オブジェクト名は一意ではありませんでした。

処置: このオブジェクトに一意の名前を指定してください。

ORA-45124: オブジェクト%s (%s)は参照されているため、削除できません。

原因: オブジェクトは、記憶域の場所またはデータベースによって使用中です。

処置: このアイテムを参照するオブジェクトをすべて削除してください。

ORA-45125: オブジェクト%s (%s)は存在しません。

原因: オブジェクト名は存在しませんでした。

処置: 既存のオブジェクトを指定してください。

ORA-45126: データベース%sの削除に失敗しました

原因: データベースを削除できませんでした。予期しないエラーが発生しました。

処置: 関連するメッセージを調査し、例外の原因を特定してください。

ORA-45127: 必須パラメータ%sを指定する必要があります。

原因: パラメータがAPIルーチンに指定されませんでした。

処置: 欠落しているパラメータを指定してコマンドを再実行してください。

ORA-45128: バックアップ・ピース%s(データベース%s)は、カタログによって参照されていません。

原因: リカバリ・アプライアンスのチェックファイル・タスクによって実行された一貫性チェックで、指定されたバックアップ・ピースがRMANカタログによって参照されていないことが確認されました。このような参照がないと、リカバリ・アプライアンスではこのピースで使用される領域を解放できません。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-45129: %sバイトがデータベース%sによって記憶域の場所%sで使用されていると予測されていましたが、使用されているのは%sバイトであることが検出されました

原因: リカバリ・アプライアンスのチェックファイル・タスクによって実行された一貫性チェックで、記憶域の場所でのデータベースの記憶域使用量がリカバリ・アプライアンスに割り当てられた記憶域ピースのサイズの合計と一致しないことが確認されました。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-45130: 記憶域パラメータが%sの記憶域と重複しています

原因: 別の記憶域の場所にすでに割り当てられている記憶域と重なっている記憶域の場所のパラメータが指定されました。

原因: 記憶域に対して別の場所を指定するコマンドを再発行してください。

ORA-45131: 不正または不明なリストア圧縮オプションが指定されました

原因: 指定された圧縮オプションは、 リカバリ・アプライアンス・データベースまたはバックアップを提供しているデータベースのいずれかでサポートされていませんでした。

処置: V$RMAN_COMPRESSION_ALGORITHMビューを問い合せて、アルゴリズム名がその表のアルゴリズム名のいずれかと一致すること、オプションにIS_VALID = 'YES'が指定されていること、INITIAL_RELEASE列の値がリカバリ・アプライアンスとバックアップを提供しているデータベースの両方より小さいことを確認します。有効な圧縮アルゴリズム名を指定してコマンドを再発行してください。

ORA-45132: バックアップ・ピースで破損ブロックが検出されました

原因: リカバリ・アプライアンス・ブロック・プールへの移入時に、破損ブロックがバックアップ・ピースで検出されました。

処置: データベースの破損ブロックに対してブロック・メディア・リカバリを実行してから、累積レベル1のバックアップを実行してください。

ORA-45133: %sバイトがデータベース%sによって割り当てられていると予測されていましたが、割り当てられているのは%sバイトであることが検出されました

原因: リカバリ・アプライアンスのチェックファイル・タスクによって実行された一貫性チェックで、データベースの記憶域割当てがすべての記憶域の場所でのそのデータベースに対する割当てサイズの合計と一致しないことがわかりました。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-45135: リクエストはリカバリ・アプライアンスによって終了されました

原因: リクエストがリカバリ・アプライアンスで必要なリソースを保持し続けたため、そのリソースを解放するために終了されました。これは、ディスク領域などのリソース不足によって引き起こされる可能性があります。

処置: 使用可能なディスク領域を確認した上で、リカバリ・アプライアンス・データベースに関するエラーがないかも確認してください。

ORA-45136: パラメータ%sの値が無効です

原因: 指定したパラメータに指定した値が無効でした。

処置: リカバリ・アプライアンスのドキュメントを確認し、正しい値でコマンドを再実行してください。

ORA-45137: 不明なプラットフォーム

原因: リカバリ・アプライアンスは、System Backup to Tape (SBT)から、またはポーリングによってどのバックアップも受信していません。これは、リカバリ・アプライアンスがデータベースの保護されたプラットフォームを認識し、現在の操作が成功するのに必要です。

処置: 小さいアーカイブ・ログや他のバックアップを、SBTを使用するかポーリング位置に送信してバックアップします。その後で、この操作を再試行してください。

ORA-45138: バックアップが見つかりません。

原因: 指定されたバックアップがカタログに見つかりませんでした。

処置: 確認し、正しいバックアップ・ピース・キーまたはバックアップ・セット・キーを指定してください。

ORA-45139: この破損を修正するための有用なバックアップが見つかりませんでした。

原因: 仮想バックアップ・ピース・キーが指定されましたが、このバックアップを修正するための既知のバックアップがテープまたはディスクにありません。

処置: 破損バックアップがデータファイルの最古の仮想バックアップである場合、さらに古いバックアップにカタログの修正に必要なデータが含まれていることもあります。そのような古いバックアップを見つけて、直接指定してください。

ORA-45140: カタログにバックアップを挿入できません

原因: 指定されたバックアップが増分ではないか、カタログの問題を修正するための適切なSCN範囲内にありません。

処置: 正しいキー値を指定していることと、適切な増分バックアップ・ピースが見つかることを確認してください。

ORA-45141: ファイル"%s"が記憶域の場所%sにありませんでした。

原因: リカバリ・アプライアンスのリカバリ中、指定されたファイルがリカバリ・アプライアンスのメタデータによって参照されましたが、記憶域の場所に見つかりませんでした。

処置: レプリケートされたリカバリ・アプライアンスが存在する場合、ファイルはそこからリカバリする必要があります。ファイルがメタデータから切り離されている場合は、Oracleサポート・サービスに問い合せて、トレース・ファイルとアラート・ファイルを提出してください。

ORA-45142: リカバリ・アプライアンスの前提条件はすでに設定されています。

原因: DBMS_RA_INSTALLプロシージャが実行され、リカバリ・アプライアンスに対するカタログ・スキーマを作成するために前提条件オブジェクトが設定されました。データベース用のリカバリ・アプライアンスを管理するユーザー・スキーマが1つしか存在できないため、このエラーが報告されます。

処置: リカバリ・アプライアンス・スキーマを別のユーザー・スキーマで再作成するには、以前のリカバリ・アプライアンス・スキーマ設定をアンインストールしてください。

ORA-45143: リカバリ・アプライアンスの前提条件設定管理者のユーザー名が一致しません。

原因: DBMS_RA_INSTALLプロシージャが実行され、正しくないユーザー名についてリカバリ・アプライアンスの前提条件オブジェクトがアンインストールされました。

処置: DBMS_RA_INSTALLのユーザー名パラメータを修正して、プロシージャを再実行してください。

ORA-45144: 保護ポリシーに初期レプリケーション・タイプが定義されていません。

原因: initial_replication_typeが保護ポリシーに定義されていません。

処置: 保護ポリシーのinitial_replication_typeをLAST FULLALLまたはNONEのいずれかで更新してください。

ORA-45145: リカバリ・アプライアンス・ユーザー%sは存在しません。

原因: リカバリ・アプライアンス・ユーザーは存在しません。

処置: 既存のリカバリ・アプライアンス・ユーザーを指定してください。

ORA-45146: 記憶域の場所%sには、追加の記憶域が%sバイト必要です。

原因: 'resetlogs'コマンド使用してデータベースをオープンした後にリカバリ・アプライアンスのメタデータを修復していましたが、指定された記憶域の場所で割り当てられた記憶域が不十分でした。これは、'resetlogs'コマンドのために'update_storage_location'コールが失われたか、resetlogsコマンドの実行時に記憶域の場所の空き領域が非常に少なくなったことで引き起こされる可能性があります。

処置: 指定された値で記憶域の場所を更新してから、DBMS_RA.STARTUP_RECOVERY_APPLIANCEを実行して修復を再試行してください。

ORA-45147: データベース%sとデータベース%sはどちらも移動中です。

原因: 'resetlogs'を使用してデータベースをオープンした後にリカバリ・アプライアンスのメタデータを修復していましたが、2つのデータベースが記憶域の場所の間を移動していることがわかりました。リカバリ・アプライアンスが正しく機能するのは、1つのデータベースの移動時のみです。これは、'resetlogs'コマンドのために'update_protection_policy'または'update_db'コールが失われたことで引き起こされる可能性があります。

処置: 各データベースで使用される 記憶機の場所を特定してから、失われた可能性があるデータベースの移動を繰り返してください。

ORA-45148: リカバリ・アプライアンスを再起動する前に%sのエラーを修正する必要があります

原因: リカバリ・アプライアンスのメタデータの修復中に、リカバリ・アプライアンスの再起動を妨げるエラーが検出されました。

処置: 特定されたエラーを修正し、DBMS_RA.STARTUP_RECOVERY_APPLIANCEを実行して修復を再試行してください。

ORA-45149: 不明なタスク・タイプ: %s

原因: リカバリ・アプライアンスで、不明なタスク・タイプのタスクを実行しようとしました。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-45150: ファイル%sは、不明なDBID %sを参照しています

原因: リカバリ・アプライアンスのメタデータの修復中に、指定されたファイルがリカバリ・アプライアンスでは不明の指定されたデータベースを参照していました。これは、'resetlogs'コマンドのために'add_db'コールが失われたことで引き起こされる可能性があります。

処置: 失われた'add_db'コールを繰り返してください。

ORA-45151: ロック%sのロック・プロトコルが不正です

原因: 内部エラーのため、ロックが正しく使用されなくなりました。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-45152: %sのバックアップ・ピース形式が不正です

原因: リカバリ・アプライアンスのメタデータの修復中に、指定されたファイルのタイプが確認できませんでした。

処置: 破損したファイルを削除してから、DBMS_RA.STARTUP_RECOVERY_APPLIANCEを再実行してください。

ORA-45153: データ・ファイル%s (DBID %s)が不明です

原因: リカバリ・アプライアンスのメタデータの修復中に、指定されたデータベースのデータのデータファイルが見つかりませんでした。

処置: 指定されたデータベースでRMANを使用している場合、'resync'コマンドを使用してリカバリ・アプライアンスのメタデータをリフレッシュしてから、リカバリ・アプライアンスの再起動を再試行してください。

ORA-45154: ファイル%sに不正なリカバリ・アプライアンス形式が見つかりました

原因: リカバリ・アプライアンスのメタデータの修復中に、チャンク・ファイルでもバックアップ・ピースでもないファイルが記憶域の場所で見つかりました。

処置: リカバリ・アプライアンスの記憶域の場所から問題となっているファイルを削除してから、リカバリ・アプライアンスの再起動を再試行してください。

ORA-45155: リカバリ・アプライアンスがインストールされていません。

原因: リカバリ・アプライアンスがこのデータベースにインストールされていません。リクエストされたプロシージャは、リカバリ・アプライアンスでのみサポートされます。

処置: リカバリ・アプライアンス以外でこのプロシージャを試行しないでください。

ORA-45156: SBTジョブ%sが見つかりません

原因: 指定されたSBTジョブが見つかりませんでした。

処置: ユーザーがSBTジョブを削除しているかどうかを確認してください。そうしている場合は、スケジューラ・ジョブを削除してください。

ORA-45157: パラメータ値%s (%s)無効です。

原因: パラメータの指定された値は無効でした。

処置: 有効な値を指定してください。

ORA-45158: SBTライブラリ%sの準備ができていません。

原因: 指定されたSBTライブラリの準備ができていないませんでした。

処置: ユーザーがライブラリを一時停止しているかどうかを確認してください。そうしている場合は、SBTライブラリを再開してください。

ORA-45159: データベース%sのRECOVERY_WINDOW_GOALが失われました。

原因: 領域不足により、指定データベースのリカバリ・ウィンドウ目標をサポートするために必要なバックアップの削除が強制されました。

処置: これは警告であり、アクションは不要です。ただし、DBMS_RA.UPDATE_PROTECTION_POLICYを使用してデータベースのDISK_RESERVED_SPACE値を増やし、追加バックアップが保存されるようにすることはできます。RA_DATABASEからSPACE_USAGEを選択し、どの程度の領域が現在使用中かを確認してください。また、ディスクの領域を消費しているKEEPバックアップがないか確認し、テープまたは他のディスク・ストレージに移動するかどうかを決定してください。詳細は、DBMS_RA.MOVE_BACKUP_PIECEを参照してください。

ORA-45160: データベース%sの永久増分方法が失われました。

原因: 領域不足により、1つ以上のデータファイルの最後まで残る仮想LEVEL 0を生成するために必要なバックアップ・データの削除が強制されました。次のクライアント・バックアップは、LEVEL 1が指定されてもLEVEL 0全体バックアップになります。

処置: これは警告であり、アクションは不要です。ただし、DBMS_RA.UPDATE_DBを使用してデータベースのRESERVED_SPACE値を増やし、追加バックアップが保存されるようにすることはできます。RA_DATABASEからSPACE_USAGEを選択し、どの程度の領域が現在使用中かを確認してください。また、ディスクの領域を消費しているKEEPバックアップがないか確認し、テープまたは他のディスク・ストレージに移動するかどうかを決定してください。詳細は、DBMS_RA.MOVE_BACKUP_PIECEを参照してください。

ORA-45161: バックアップ・ピース・サイズはデータベースDISK_RESERVED_SPACEを超えることはできません。

原因: 単体のバックアップ・ピースがデータベース保護ポリシーのDISK_RESERVE_SPACE値を超えました。安全なDISK_RESERVED_SPACE値がデータベースのサイズを上回ります。

処置: DBMS_RA.UPDATE_DBを使用してデータベースのDISK_RESERVED_SPACE値を増やしてください。

ORA-45162: システム・グローバル領域メモリーが正しく構成されていません。

原因: 初期化パラメータLARGE_POOL_SIZEおよびSHARED_POOL_SIZEを確認します。リカバリ・アプライアンスでは、LARGE_POOL_SIZEの全部またはSHARED_POOL_SIZEの20%を使用して仮想バックアップまたはテープ・バックアップがリストアされます。必要な実際の領域はNETWORK_CHUNKSIZE * 2 * (同時リストア・チャネルの数)です。NETWORK_CHUNKSIZEは、DBMS_RA.CONFIGを使用して設定されます。DBMS_RA.CONFIGを使用してNETWORK_CHUNKSIZEを小さくするか、できればLARGE_POOL_SIZEまたはSHARED_POOL_SIZEを大きくします。

処置: 初期化パラメータLARGE_POOL_SIZEおよびSHARED_POOL_SIZEを確認し、適切に設定てください。

ORA-45163: 操作はユーザー%sに対してのみサポートされています

原因: リカバリ・アプライアンス管理者以外のユーザーがリカバリ・アプライアンスを起動しようとしました。

処置: インストール時に指定されたユーザーとしてのみリカバリ・アプライアンスを起動してください。

ORA-45164: リカバリ・アプライアンスは実行されていません。

原因: リカバリ・アプライアンスを使用しようとしましたが、管理者によってリカバリ・アプライアンスが非アクティブ化されています。

処置: リカバリ・アプライアンス管理者にDBMS_RA.STARTUP_RECOVERY_APPLIANCEを実行してもらい、操作を再試行してください。

ORA-45165: BP_KEY %sを持つリカバリ・アプライアンス・バックアップ・ピースが破損しています

原因: バックアップ・データに破損が見つかりました。

処置: 影響を受けるデータファイルの機能するバックアップがあることを確認してください。その後で、破損したバックアップ・ピースを削除して状況をクリアします。

ORA-45166: ファイル%sにアクセスできません

原因: エラーとなった指定のファイルにアクセスしようとしました。次のメッセージにエラーの説明が表示されます。

処置: ファイルが正しいか確認してください。破損している場合は、削除するか、置換します。

ORA-45167: BP_KEY %sを持つバックアップ・ピースを検証できません

原因: エラーとなった指定のバックアップ・ピースを検証しようとしました。次のメッセージにエラーの説明が表示されます。

処置: バックアップ・ピースが正しいか確認してください。破損している場合は、削除するか、置換します。

ORA-45168: タスクID %s (タイプ%s)を処理中にエグゼキュータが予期せずに終了しました

原因: リカバリ・アプライアンスで、タスクが予期しないエラー・コードで失敗しました。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-45169: タイマー・プロセスが予期せずに終了しました

原因: リカバリ・アプライアンスで、タイマー・プロセスが予期しないエラー・コードで失敗しました。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-45170: 記憶域の場所%sがいっぱいです。

原因: 指定された記憶域の場所をパージしたため、そのデータベースのいずれかに対するリカバリ・ウィンドウ目標が失われました。

処置: その記憶域の場所にさらに記憶域を追加するか、その記憶域の場所からデータベースをいくつか削除するか、その記憶域の場所にある一部のデータベースに対するリカバリ・ウィンドウ目標を減らしてください。

ORA-45171: 1つ以上のデータベースに対してチャンク最適化タスクが最近実行されていません。

原因: 少なくとも1つのデータベースに対してバックグラウンド・チャンク最適化タスクが最近実行されていません。これは、フォアグラウンド・アクティビティによるリカバリ・アプライアンスへの負荷が過剰すぎてバックグラウンド・タスクを実行する時間がない場合に起こることがあります。

処置: 保護されたデータベースによるバックアップの頻度を減らすか、リカバリ・アプライアンスから一部のデータベースの負荷を軽減して、リカバリ・アプライアンスから負荷をある程度除いてください。

ORA-45172: 1つ以上のデータベースに対して検証タスクが最近実行されていません。

原因: 少なくとも1つのデータベースに対してバックグラウンド検証タスクが最近実行されていません。これは、フォアグラウンド・アクティビティによるリカバリ・アプライアンスへの負荷が過剰すぎてバックグラウンド・タスクを実行する時間がない場合に起こることがあります。

処置: 保護されたデータベースによるバックアップの頻度を減らすか、リカバリ・アプライアンスから一部のデータベースの負荷を軽減して、リカバリ・アプライアンスから負荷をある程度除いてください。

ORA-45173: 1つ以上の記憶域の場所に対してチェックファイル・タスクが最近実行されていません。

原因: 1つ以上の記憶域の場所に対してバックグラウンド・チェックファイル・タスクが最近実行されていません。これは、フォアグラウンド・アクティビティによるリカバリ・アプライアンスへの負荷が過剰すぎてバックグラウンド・タスクを実行する時間がない場合に起こることがあります。

処置: 保護されたデータベースによるバックアップの頻度を減らすか、リカバリ・アプライアンスから一部のデータベースの負荷を軽減して、リカバリ・アプライアンスから負荷をある程度除いてください。

ORA-45174: レプリケーション・サーバー%sを使用できません

原因: リカバリ・アプライアンスを使用しているときに、バックアップをターゲットのレプリケートされたリカバリ・アプライアンスに送信できなかったか、レプリケートされたリカバリ・アプライアンスに対するリストア・リクエストが完了できませんでした。

処置: 次のエラー・メッセージを確認し、実際のエラーを診断してください。

ORA-45175: SBTライブラリ%sを使用できません

原因: リカバリ・アプライアンスを使用しているときに、指定されたSystem Backup to Tapeライブラリを使用しましたが、リクエストが完了できませんでした。

処置: 次のエラー・メッセージを確認し、実際のエラーを診断してください。

ORA-45176: レプリケーション・サーバー%sは、一時停止状態ではありません。

原因: 一時停止状態ではないレプリケーション・サーバーに関する情報を更新しようとしました。

処置: このリカバリ・アプライアンスのレプリケーション・サーバーを一時停止してください。

ORA-45177: 以前にポーリング中に見つかったファイル%sが見つかりません

原因: ポーリング位置で以前に見つかったバックアップ・ピース・ファイルがその後、リカバリ・アプライアンスでアクセスできませんでした。

処置: ネットワーク・エラーのためにそのファイルが使用できない場合、ネットワークが使用可能になれば、そのファイルは再度見つかります。そのバックアップ・ピースが削除された場合、新しいバックアップを作成してください。

ORA-45178: 割当て単位サイズを変更できません。

原因: 割当て単位サイズが異なる記憶域の場所に1つ以上のデータベースを移動しようとしました。この値は、記憶域の場所によって参照されているディスク・グループの作成時に指定されたASMディスク・グループの割当て単位サイズから取得されます。

処置: ソースと同じ最小割当てサイズの記憶域の場所を使用してください。必要な場合は、新しい記憶域の場所を作成する前に、サイズが一致する新しいディスク・グループを作成してください。

ORA-45179: データベース%sに対して調整タスクが最近実行されていません。

原因: 指定されたデータベースに対してバックグラウンド調整タスクが最近実行されていません。これは、フォアグラウンド・アクティビティによるリカバリ・アプライアンスへの負荷が過剰すぎてバックグラウンド・タスクを実行する時間がない場合に起こることがあります。

処置: 保護されたデータベースによるバックアップの頻度を減らすか、リカバリ・アプライアンスから一部のデータベースの負荷を軽減して、リカバリ・アプライアンスから負荷をある程度除いてください。

ORA-45180: 1つ以上のデータベースに対してクロスチェック・タスクが最近実行されていません。

原因: 少なくとも1つのデータベースに対してバックグラウンド調整タスクが最近実行されていません。これは、フォアグラウンド・アクティビティによるリカバリ・アプライアンスへの負荷が過剰すぎてバックグラウンド・タスクを実行する時間がない場合に起こることがあります。

処置: 保護されたデータベースによるバックアップの頻度を減らすか、リカバリ・アプライアンスから一部のデータベースの負荷を軽減して、リカバリ・アプライアンスから負荷をある程度除いてください。

ORA-45182: カタログ所有者またはsysを使用してデータベース・アクセス権を付与または取り消すことはできません

原因: DBMS_RA.GRANT_DB_ACCESSプロシージャとDBMS_RA.REVOKE_DB_ACCESSプロシージャで、カタログ所有者またはSYSがユーザーとして指定されました。これは許可されていません。

処置: 別のユーザーを作成し、必要なアクセス権を付与してください。

ORA-45183: リクエストはセッション%s (インスタンス%s)によってブロックされています

原因: 別のAPIの処理中に、リカバリ・アプライアンスに対してAPIリクエストが行われました。一度に実行できるAPIは1つのみです。

処置: 他のAPIが完了するのを待機するか、特定されたセッションを終了してから、失敗したAPIリクエストを繰り返してください。

ORA-45184: ウォレット操作中にORA-%sが発生しました。WRL %s

原因: 示されたエラーのため、ウォレットに対する操作が失敗しました。

処置: 詳細は、示されたOracleメッセージを参照してください。

ORA-45185: 別名%s%sウォレットで見つかりません

原因: 指定されたウォレット別名がウォレット内にありませんでした。

処置: ウォレット別名を確認するか、指定された属性のウォレットで別名を作成してから、コマンドを再試行してください。

ORA-45187: 記憶域の場所%sを使用できません。コンテナ修復キーは%sです

原因: リカバリ・アプライアンスの修復中に、指定された記憶域の場所を再構築しているとき、致命的なエラーが検出されました。

処置: 検出されたエラーについてどの修復コマンドが発行されたか、インスタンスのアラート・ログを調べます。エラーの原因がディスク・グループの欠落であることがわかった場合は、そのディスク・グループを追加してSTARTUP_RECOVERY_APPLIANCE APIを実行してください。欠落したデータをリストアできないと判断した場合は、REPLACEオプションを指定してREPAIR_STORAGE_LOCATION APIを実行してからSTARTUP_RECOVERY_APPLIANCE APIを実行してください。

ORA-45188: 記憶域の場所%sは修復が必要です。コンテナ修復キーは%sです

原因: リカバリ・アプライアンスの修復中に、指定された記憶域の場所を再構築しているとき、一貫性エラーが検出されました。

処置: 検出されたエラーについてどの修復コマンドが発行されたか、インスタンスのアラート・ログを調べます。エラーの原因がディスクまたはディスク・グループの欠落であることがわかった場合は、そのディスクまたはディスク・グループを追加してSTARTUP_RECOVERY_APPLIANCE APIを実行してください。欠落したデータをリストアできないと判断した場合は、REPLACEオプションを指定してREPAIR_STORAGE_LOCATION APIを実行してからSTARTUP_RECOVERY_APPLIANCE APIを実行してください。

ORA-45189: 記憶域の場所の名前が%sから%sに変更されたため、修復に失敗しました

原因: リカバリ・アプライアンスの修復中に、記憶域の場所の定義に当初使用された名前とは異なる名前の記憶域の場所が見つかりました。

処置: 不正な記憶域の場所を削除し、正しい名前で再作成してください。

ORA-45190: BP_KEY %sのデータベースのメタデータを読取り中に異常が検出されました

原因: バックアップ・データに一時的な異常が見つかりました。

処置: 異常が解決されない場合は、データベースの全データファイルについて新しいレベル0バックアップを生成してください。

ORA-45191: リカバリ・アプライアンス・バックアップに適したSBTライブラリが見つかりませんでした

原因: リカバリ・アプライアンス・メタデータのバックアップの実行に適したSystem Backup to Tape (SBT)ライブラリが見つかりませんでした。

処置: リカバリ・アプライアンス・バックアップに使用できるSBTライブラリを作成してください。

ORA-45192: リカバリ・アプライアンス・バックアップにはすでに予約があります

原因: 有効な予約が存在するのに、リカバリ・アプライアンス・メタデータのバックアップを実行する新しい予約を作成しようとしました。

処置: 既存の予約を削除してから、新しい予約を作成してください。

ORA-45193: 複数のSBTライブラリがあります

原因: リカバリ・アプライアンス・メタデータのバックアップに使用できるSystem Backup to Tape (SBT)ライブラリが複数見つかりました。

処置: SBTライブラリの予約時に名前を指定してください。

ORA-45194: リカバリ・アプライアンス・メタデータのSBTライブラリへのバックアップに失敗しました

原因: System Backup to Tape (SBT)ライブラリへのリカバリ・アプライアンス・メタデータのバックアップ中にエラーが発生しました。このエラーは、SBTライブラリ構成またはリカバリ・アプライアンスの内部エラーにより発生した可能性があります。

処置: SBTライブラリ構成またはRA_INCIDENT_LOGビューを確認してください。

ORA-45195: 予約待機時間を越えています

原因: System Backup to Tape (SBT)ライブラリの予約を待機中にタイムアウトが発生しました。

処置: '_drive_wait_minutes'構成パラメータを変更して予約の待機時間を増やしてから、操作を再試行してください。

ORA-45196: 既存の予約の予約解除に失敗しました

原因: 既存のSystem Backup to Tape (SBT)ライブラリの予約を予約解除できませんでした。

処置: このエラーの原因に関する情報がないか、'ERROR_LOG'表およびトレース・ファイルを確認してください。

ORA-45197: 予約用のSBTライブラリ%sが見つかりませんでした

原因: リカバリ・アプライアンスで、指定された名前のSystem Backup to Tape (SBT)ライブラリが見つかりませんでした。

処置: SBTライブラリ名を確認してから、操作を再試行してください。

ORA-45198: マシンが物理リカバリ・アプライアンスではありません

原因: 物理リカバリ・アプライアンスではないマシンでリカバリ・アプライアンス・サービスを起動しようとしました。

処置: リカバリ・アプライアンス・サービスはこのシステムで起動できません。

ORA-45199: エラー%s%sの実行中に発生しました

原因: PL/SQLコードの実行中にエラーが発生しました。このメッセージに付随して、エラーの原因を示すその他のエラー・メッセージが表示されます。

処置: 付随するエラー・メッセージを確認してください。

ORA-45200: HTTPステータス・コード: %s

原因: サーブレット・リクエストの処理中に、示されたHTTPステータス・コードが受信されました。

処置: ありません

ORA-45201: 追加情報: %s

原因: サーブレット・リクエストの処理中に、示された追加エラーが受信されました。

処置: ありません

ORA-45202: 操作に失敗しました。再度実行してください

原因: サーブレット・リクエストの処理中に、バックアップ操作またはリストア操作に失敗しました。操作は再試行できます。

処置: SBTクライアントより、このメッセージを使用して操作を再試行するかどうか決定されます。

ORA-45203: %s(バックアップ・ピース・ファイル"%s")に失敗しました

原因: 指定されたバックアップ・ピースでのOS操作からエラーが戻されました。

処置: 追加メッセージを確認してください。

ORA-45204: SBTライブラリ%sからの削除中に失敗しました

原因: 指定されたSBTライブラリからファイルを削除しようとして失敗しました。

処置: 実際の原因は、追加メッセージを確認してください。

ORA-45205: このタスクに十分な予約領域がありません。

原因: タスクに続行するための十分な予約領域がありませんでした。バックアップ関連の操作に十分な記憶域が割り当てられませんでした。

処置: このデータベースのRA_INCIDENT_LOGで説明されているインシデントを確認してください。次に、dbms_ra.update_dbを使用して、disk_reserved_spaceを適宜調整してください。

ORA-45210: リソースがビジー状態です。再試行してください

原因: サーブレット・リクエストの処理中に、バックアップ操作またはリストア操作に失敗しました。操作は再試行できます。

処置: SBTクライアントより、このメッセージを使用して操作を再試行するかどうか決定されます。

ORA-45211: データの送信中にエラーが発生しました。エラー・コード%s

原因: クライアントへのデータの送信中にエラーが発生しました。

処置: 追加メッセージを確認してください。

ORA-45212: データの受信中にエラーが発生しました。エラー・コード%s

原因: クライアントからのデータの受信中にエラーが発生しました。

処置: 追加メッセージを確認してください。

ORA-45213: ユーザーまたはロール'%s'は存在しません

原因: 指定された名前のユーザーまたはロールがありませんでした。

処置: 有効なユーザー名またはロールを指定してください。

ORA-45214: '%s'を数値に変換できません

原因: 算術、数値、文字列、変換または制約のエラーが発生しました。たとえば、NOT NULLと宣言されている変数にNULL値が割り当てられていたり、NUMBER(2)と宣言されている変数に99より大きい整数が割り当てられています。

処置: データ、データの操作方法またはデータの宣言方法を変更し、値が定義された制約に違反しないようにしてください。

ORA-45215: 使用中のレプリケーション・サーバーを削除できません

原因: バックアップをアクティブにリストアしているレプリケーション・サーバーを削除しようとしました。

処置: リストアを取り消すか、リストアの完了を待機してから、レプリケーション・サーバーを削除してください。

ORA-45216: %s (%s)のバックアップ・メタデータ(データベース%sの)が見つかりませんでした

原因: 報告されたバックアップ・メタデータが見つかりませんでした。

処置: これは情報メッセージです。SBTタスクが実行されるまで、バックアップが保持されることを確認してください。

ORA-45217: SBTタスク%sが見つかりません

原因: 指定されたSBTタスクが見つかりませんでした。

処置: 有効なSBTタスク識別子を指定し、コマンドを再試行してください。

ORA-45264: リカバリ・アプライアンスのテスト・リカバリ%s中にエラーが発生しました

原因: リカバリ・アプライアンス保護の一環として、リカバリ・アプライアンス・メタデータ保護スクリプトによってテスト・リカバリが実行されました。テスト・リカバリでは、データファイルをリストアするための追加ディスク領域要件なしに、イメージ・コピーを使用してデータベースがテストされます。

処置: この障害に関する追加情報がRA_INCIDENT_LOGに記録され、Oracle Enterprise Managerコンソールにも表示されます。

ORA-45265: リカバリ・アプライアンスのバックアップ・ヘルス・チェック%s中にエラーが発生しました

原因: リカバリ・アプライアンス保護の一環として、リカバリ・アプライアンス・メタデータ保護スクリプトによってバックアップ・ヘルス・チェックが実行されました。バックアップ・ヘルス・チェックでは、データベースの'validate'および'preview'コマンドを使用してバックアップがテストされます。

処置: この障害に関する追加情報がRA_INCIDENT_LOGに記録され、Oracle Enterprise Managerコンソールにも表示されます。

ORA-45266: リカバリ・アプライアンスのデータベース・ヘルス・チェック%s中にエラーが発生しました

原因: リカバリ・アプライアンス保護の一環として、リカバリ・アプライアンス・メタデータ保護スクリプトによってデータベース・ヘルス・チェックが実行されました。バックアップ・ヘルス・チェックでは、'backup validate'コマンドを使用してデータベース・ヘルス・チェックが実行されます。

処置: この障害に関する追加情報がRA_INCIDENT_LOGに記録され、Oracle Enterprise Managerコンソールにも表示されます。

ORA-45267: db_key %s df_key %s bp_key %sの検証中に非一貫性が見つかりました

原因: 内部セルフチェックで、リカバリ・アプライアンスのブロック・プールの管理に使用されるメタデータに不整合が見つかりました。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せて、トレース・ファイルとアラート・ファイルを提出してください。

ORA-45268: db_key %s, df_key %s, vb_key %sのパージ中に非一貫性が見つかりました

原因: 内部セルフチェックで、パージ中にリカバリ・アプライアンスのブロック・プールの管理に使用されるメタデータに不整合が見つかりました。ブロックは削除されておらず、バックアップは有効です。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せて、トレース・ファイルとアラート・ファイルを提出してください。

ORA-45275: コンテナ: '%s'

原因: このメッセージは、他のメッセージが含まれているリカバリ・アプライアンス・コンテナの名前を報告しています。

処置: 問題の説明については、関連するエラー・メッセージを参照してください。

ORA-45276: コンテナを作成できませんでした

原因: コンテナの作成に失敗しました。エラー・スタックに、問題の詳細を示す他のメッセージが出力されます。

処置: エラー・スタック全体を調べてください。問題が修正可能な場合は、修正してからこのコンテナの作成を再試行してください。

ORA-45277: 新規AUサイズ%sが既存のAUサイズ%s (グループ%s)と異なります。

原因: このコンテナ・グループにすでに存在する他のコンテナとAUサイズが異なる新しいコンテナを作成しようとしました。

処置: コンテナ・グループの他のコンテナとAUサイズが同じコンテナを指定してください。

ORA-45278: コンテナ・グループ%sが空ではありません。

原因: 指定されたコンテナ・グループを削除しようとしましたが、空です。

処置: グループから残りのオブジェクトを削除するか、FORCEオプションを使用してください。FORCEオプションは、コンテナ・グループのすべてのファイルを修復できないように削除するので注意してください。

ORA-45279: コンテナ・グループ%sが存在しません。

原因: 指定されたコンテナ・グループが存在しません。

原因: 存在するコンテナ・グループを指定してください。

ORA-45280: コンテナ・グループ%sはすでに存在します。

原因: 指定されたコンテナ・グループがすでに存在します。

処置: 存在しないコンテナ・グループを指定してください。

ORA-45281: サイズ%sバイトは最大コンテナ・サイズ%sを超えています。

原因: 最大サイズより大きいコンテナを作成しようとしました。

処置: 小さいサイズを指定してください。

ORA-45282: コンテナの識別中にエラーが発生しました

原因: コンテナの識別中にエラーが発生しました。

処置: エラー・スタックに、問題の詳細を示す他のメッセージがあります。

ORA-45283: コンテナへの書込み中にエラーが発生しました

原因: コンテナへの書込み中にI/Oエラーが発生しました。

処置: エラー・スタックに、問題の詳細を示す他のメッセージがあります。

ORA-45284: コンテナからの読取り中にエラーが発生しました

原因: コンテナンからの読取り中にI/Oエラーが発生しました。

処置: エラー・スタックに、問題の詳細を示す他のメッセージがあります。

ORA-45285: %sを超えるコンテナ・グループを作成できません。

原因: 新しいコンテナ・グループを追加しようとしたため、コンテナ・グループ数がシステム最大値を超えました。

処置: コンテナ・グループ制限を増やしてください。

ORA-45286: %sを超えるコンテナを作成できません。

原因: 新しいコンテナを追加しようとしたため、コンテナ数がシステム最大値を超えました。

処置: コンテナ制限を増やしてください。

ORA-45287: ファイル名%sは作成用として有効ではありません。

原因: 含まれるファイルの名前を無効な形式で作成しようとしました。

処置: 名前を修正し、操作を再試行してください。

ORA-45289: %sバイトはコンテナ・グループ%sで予約できません。

原因: 指定されたコンテナ・グループの領域が不足していました。

処置: コンテナ・グループに別のコンテナを追加してください。

ORA-45290: ビジー状態であるため、ファイル%sを縮小できません。

原因: 指定されたファイルを他のプロセスがオープンしたままにしているため、サイズを減らすことができません。

処置: 他のプロセスがファイルを解放するまで待機してから、サイズの縮小を試行してください。

ORA-45291: コンテナ%sはグローバルに識別されていません。

原因: 必要なコンテナがこのインスタンスでグローバルに識別されていないため、ファイルを作成または識別しようとして失敗しました。通常、GEN0プロセスのログにファイルを識別できない理由が示されます。

処置: GEN0プロセスのログを調べ、一部のコンテナをアクセス不可にしている問題を修正してください。

ORA-45292: コンテナ・グループの再構築中にエラーが発生しました

原因: コンテナ・グループの再構築中にリカバリ不能なエラーが発生しました。

処置: 詳細は、エラー・スタックの他のメッセージを確認してください。

ORA-45293: ファイルを縮小できません

原因: ファイル縮小の試行が要求されましたが、ファイルが縮小不可としてマークされているため、これは回避されました。

処置: ありません。ファイルの縮小は中止されます。

ORA-64700: リカバリ・アプライアンスは停止中です

原因: リカバリ・アプライアンスは停止中でした。このメッセージは、リカバリ・アプライアンスのインシデント・ログに記録されます。停止が完了すると、インシデントはFIXEDとマークされます。

処置: リカバリ・アプライアンスの停止が完了するのを待機してください。

ORA-64701: 記憶域の場所%sは予約に対応できなくなりました。

原因: 指定された記憶域の場所に、割り当てられたすべてのデータベースの予約を果たすのに十分な領域がありませんでした。このエラーは、記憶域の場所でディスク領域の一部が失われ、修復中であった場合に発生します。

処置: 記憶域の場所に含まれているデータベースの予約を縮小するか、記憶域の場所にディスク領域をさらに追加してください。

ORA-64702: 記憶域の場所%sのコンテナ・ファイルを修復中にエラーが発生しました: %s

原因: 保護されたデータベースからのデータの格納に使用されるコンテナ・ファイルを再構築または修復しようとして、エラーが戻されました。

処置: 後続のエラーにより、リカバリ・アプライアンスの修復前に対処する必要があるエラーが特定されます。

ORA-64703: リソース・エラーが検出されました

原因: 一時表領域の不足やスナップショットが古すぎるなどのリソース制限が検出されたため、タスクを中断する必要がありました。リソースの競合が減少したら、再試行されます。2番目のメッセージにより、すべて使用されたリソースが特定されます。

処置: このエラーがまれに発生した場合、ユーザー・アクションは必要ありません。この状況が解決しない場合、リカバリ・アプライアンス管理者はすべて使用されたリソースを増やす必要があります。

ORA-64705: "%s"(列%s)に宛先がありません

原因: 記憶域の宛先に構文エラーがありました。

処置: 構文エラーを修正してから、操作を再試行してください。

ORA-64708: "%s"(列%s)に複数のpolling_locationがあります

原因: polling_locationが複数指定されました。指定できるpolling_locationは1つのみです。

処置: ポーリングの宛先ディレクトリを1つのみ指定し、操作を再試行してください。

ORA-64709: "%s"(列%s)ではASM polling_locationはサポートされません

原因: polling_locationにASMベースの場所が指定されました。非ASMベースのpolling_locationsのみサポートされます。

処置: 非ASMポーリング宛先を1つ指定して、操作を再試行してください。

ORA-64711: 記憶域の宛先はASMディスクグループを参照しません

原因: 記憶域の宛先は非ASM記憶域の場所を参照していました。ASMベースの記憶域の宛先のみ使用できます。操作はロール・バックされました。

処置: 構文エラーを修正してから、操作を再試行してください。

ORA-64713: リクエストされたサイズ%s(%s用)は小さすぎます。すでに%sを使用しています

原因: 記憶域の宛先用にリクエストされたサイズは現在のサイズより小さい値でした。

処置: リクエストされたサイズを増やしてから、操作を再試行してください。

ORA-64714: リクエストされたサイズ%s(%s用)は、合計利用可能領域%sより大きい値です

原因: 記憶域の宛先用にリクエストされたサイズは現在の使用済領域に現在の空き領域を加算した値を上回っていました。

処置: リクエストされたサイズを減らしてから、操作を再試行してください。

ORA-64715: インスタンス%sは、リカバリ・アプライアンスで使用できません

原因: Oracle RACに指定されたインスタンスがないため、リカバリ・アプライアンスはそれを使用しません。

処置: 指定されたインスタンスを再起動するか、指定されたインスタンスの接続の問題を修正してください。

ORA-64716: 記憶域の場所%sの割当てサイズ%sがディスクグループ%sの割当てサイズ%sと等しくありません

原因: 指定された記憶域の場所の最小割当てサイズは、指定されたディスクグループの割当て単位サイズと異なっていました。

処置: 別のディスクグループまたは別の記憶域の場所を指定し、操作を再試行してください。

ORA-64717: ネットワーク・チャンク・サイズ%sがデスクトップ%sの割当てサイズ%sの倍数ではありません

原因: 構成済のネットワーク・チャンク・サイズは、指定されたディスクグループの割当て単位サイズの倍数ではありませんでした。

処置: 別のディスクグループを指定するか、ネットワーク・チャンク・サイズを再構成してから、操作を再試行してください。

ORA-64718: ディスクグループ%sの割当てサイズ%sが2のべき乗ではありません

原因: ディスクグループの割当て単位サイズは2のべき乗ではありませんでした。

処置: 別のディスクグループを指定し、操作を再試行してください。

ORA-64719: ディスクグループ%sの割当てサイズ%sが2メガバイト%sより小さい値です

原因: ディスクグループの割当て単位サイズが2MB未満でした。

処置: 別のディスクグループを指定し、操作を再試行してください。

ORA-64720: 記憶域の場所%sにコンテナが作成されていません

原因: 指定された記憶域の場所に対して記憶域が割り当てられておらず、初期化されていません。

処置: 記憶域の場所に別のディスクグループを指定し、ディスクグループのサイズを増やすか、記憶域の場所のサイズを減らしてから、操作を再試行してください。

ORA-64721: 予約された領域%sが最小予約%sより小さい値です

原因: 指定された記憶域の場所に対して記憶域が割り当てられておらず、初期化されていません。

処置: 記憶域の場所に別のディスクグループを指定し、ディスクグループのサイズを増やすか、記憶域の場所のサイズを減らしてから、操作を再試行してください。

ORA-64722: ドライブ数は0より大きくする必要があります

原因: 指定されたテープ・ドライブ数がNULLか、ゼロ以下でした。

処置: テープ・ドライブ数を0 (ゼロ)より大きい値に指定し、操作を再試行してください。

ORA-64723: リストア操作に予約するドライブ数はゼロ以上である必要があります

原因: リストア操作用に予約されるテープ・ドライブ数がNULLか、ゼロ未満でした。

処置: リストア操作用に予約されるテープ・ドライブ数をゼロ以上に指定し、操作を再試行してください。

ORA-64724: リストア・ドライブ数%sが大きすぎます。%s未満にする必要があります

原因: リストア操作用に予約されるテープ・ドライブ数が使用可能なドライブの合計数以上でした。リストア操作用に予約されるテープ・ドライブ数は、使用可能なドライブの合計未満である必要があります。

処置: リストア操作用に予約されるテープ・ドライブ数を使用可能なドライブの合計数より小さい値に指定し、操作を再試行してください。

ORA-64725: ストリーム数は0より大きくする必要があります

原因: ストリーム数がゼロ以下でした。

処置: ストリーム数をゼロより大きい値に指定し、操作を再試行してください。

ORA-64726: ストリーム数%sが大きすぎます。%s未満にする必要があります

原因: ストリーム数が使用可能なドライブの合計数より大きい値でした。ストリーム数は、使用可能なドライブの合計数より小さくする必要があります。

処置: 使用可能なストリーム数を減らしてから、操作を再試行してください。

ORA-64727: コピー数%sが1から4の範囲に入っていません

原因: コピー数がNULLか、1以上4以下の範囲外でした。

処置: コピー数を1から4の範囲内に指定し、操作を再試行してください。

ORA-64728: レプリケーション・サーバー名の長さ%sは長すぎます

原因: レプリケーション・サーバー名が128文字を超えていました。

処置: レプリケーション・サーバー名を128文字未満にし、操作を再試行してください。

ORA-64729: レプリケーション・サーバーのプロキシ・ポート%sはゼロよりも大きい必要があります

原因: レプリケーション・サーバー・プロキシ・ポート番号がゼロ以下でした。

処置: レプリケーション・サーバー・プロキシ・ポート番号をゼロより大きい値に指定し、操作を再試行してください。

ORA-64730: レプリケーション・サーバーのプロキシURLは指定されましたが、プロキシ・ポートがNULLです

原因: レプリケーション・サーバー・プロキシURLが指定されましたが、プロキシ・ポート番号が指定されていません。プロキシURLまたはプロキシ・ポートのいずれかを指定した場合、両方を指定する必要があります。

処置: レプリケーション・サーバーURLとレプリケーション・サーバー・プロキシ・ポート番号の両方を指定し、操作を再試行してください。

ORA-64731: レプリケーション・サーバーのプロキシ・ポートは指定されましたが、プロキシURLがNULLです

原因: レプリケーション・サーバー・プロキシ・ポート番号が指定されましたが、プロキシURLが指定されていません。プロキシURLまたはプロキシ・ポートのいずれかを指定した場合、両方を指定する必要があります。

処置: レプリケーション・サーバーURLとレプリケーション・サーバー・プロキシ・ポート番号の両方を指定し、操作を再試行してください。

ORA-64732: レプリケーション・ホストでHTTPサーバーが構成されていません

原因: レプリケーション・ホスト・サイトでHTTPサーバーが構成されていません。

処置: レプリケーション・ホスト・サイトでHTTPサーバーが構成してから、操作を再試行してください。

ORA-64733: BP_KEY %sを持つ個別バックアップ・ピースを移動きません; KEEPバックアップではありません

原因: 単体のバックアップ・ピースを移動しようとしましたが、このバックアップ・ピースがメンバーのバックアップ・セットはKEEPバックアップではありませんでした。

処置: KEEPバックアップ・セットのメンバーであるバックアップ・ピース・キーを指定し、操作を再試行してください。

ORA-64735: リカバリ・アプライアンスで不明なインカーネーションが検出されました。カタログの再同期が必要です

原因: 新しいインカネーションに属する新しいアーカイブ・ログまたはバックアップ・セットがリカバリ・アプライアンスで受信されました。

処置: RMANを使用して、リカバリ・カタログとしてリカバリ・アプライアンスに、ターゲット・データベースとしてプライマリ・データベースに接続し、RESYNC CATALOG RMANコマンドを使用して再同期化操作を実行してください。このエラーが(レプリケートされたリカバリ・アプライアンス設定の)リカバリ・アプライアンスのダウンストリームで発生した場合、アップストリーム・リカバリ・アプライアンスで同じエラーが修正されると、調整操作によってこのエラーは自動的に修正されます。

ORA-64736: タスクID %s (タイプ%s)は%s回中断されました。

原因: 指定されたタスクが予期しない回数再開されました。リソースの競合がある場合、タスクは中断されます。これは単なる警告です。リカバリ・アプライアンスの問題を必ずしも示すものではありません。

処置: このような問題が長期間解決しない場合、Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-64737: データ・ファイルの欠落が原因で、データベース%sの全体バックアップをコピーできません

原因: データベース全体バックアップをテープまたはレプリケートされたリカバリ・アプライアンスに作成中、1つ以上のデータファイルのレベル0バックアップがありませんでした。

処置: RA_SBT_TEMPLATE_MDFビューを問い合せて、バックアップがないデータファイルを確認してください。「永久的に増分」バックアップ計画を使用している場合、指定されたデータベースに対してレベル0増分バックアップを実行してから、操作を再試行してください。

ORA-64738: データベース%sの保証付きコピーが一時停止されました

原因: 次の操作のいずれかを実行した結果、割り当てられたディスク領域より多くの領域がデータベースで使用されています。

- DISK_SPACE_RESERVE値を下げたUPDATE_DBを実行

- guaranteed_copyパラメータにYESを設定したUPDATE_PROTECTION_POLICY

- 指定されたデータベースのバックアップ・データが存在している場所でのDELETE_SBT_LIBRARY追加のバックアップ・データを許可する安全性が再計算できるようになるまで、新しいバックアップ・リクエストが停止する可能性があり、そうしないとバックアップ・データが失われる可能性があります。

処置: 適切なタイミングでバックアップがテープに書き込まれるようにすると、このイベントを回避できます。逆に、適切なタイミングでバックアップがテープに書き込まれない場合は、「原因」であげたアクティビティを回避する必要があります。

ORA-64740: データベース%sからのREDOおよびバックアップは、UNPROTECTED_WINDOW期間を超えて行われていません

原因: 保護ポリシーにUNPROTECTED_WINDOWが指定され、少なくともその期間、リカバリ・アプライアンスでは指定のターゲット・データベースから十分なオンラインREDO、アーカイブ・ログ・バックアップまたはデータ・ファイル・バックアップが受信されていません。

処置: 適切なタイミングでバックアップが実行されているか確認し、そのように設定されている場合は、REDOログまたはバックアップがリカバリ・アプライアンスに送信されているか確認してください。

ORA-64741: スケジューラ%s (タスク%s (タイプ%s)を実行)は、%s個のリクエストの後、停止しませんでした。

原因: 指定されたリカバリ・アプライアンス・スケジューラ・プロセスを停止できませんでした。

処置: このような問題が長期間解決しない場合、Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-64742: データベース(%s)は、%s状態です。これは(%s)用にサポートされていません。

原因: 操作を実行する前の状態にあるデータベースで操作を実行しようとしました。

  • データベースは削除中、一時停止中、一時停止済、または暫定的であるため、リカバリ・アプライアンスの記憶域の場所の割当てに使用できません。
  • データベースの削除は、すでに削除済または一時停止中のデータベースでは実行できません。
  • データベースはアーカイブ・バックアップの登録を解除されます。
  • データベースは、Data Guardに使用できない非アクティブ状態です。

処置: 互換性のないデータベース状態のデータベースでは、この操作を試行しないでください。

ORA-64744: 引数%sがNULL、無効または範囲外です。

原因: 引数に予期される値はNULL以外の有効な値ですが、渡された引数値はNULL、無効または範囲外でした。

処置: プログラムを確認し、NULL、無効または範囲外の引数値を転送しないよう、ルーチンのコール元を修正してください。

ORA-64745: 名前の長さが%s文字ですが、最大長は%s文字です。

原因: 名前の長さが制限を超えています。

処置: 名前を短くしてから、操作を再試行してください。

ORA-64746: 名前に無効な文字が含まれています。

原因: 名前が"_"、"-"、":"または数字で誤って始まっているか、英数字以外の文字が含まれています。文字列にある場合、他のすべての二重引用符は二重引用符のペアが隣接していることを確認してください。名前の途中で二重引用符を使用しないでください。

処置: 名前を変更して、無効な文字を除いてください。

ORA-64747: 名前に無効な文字"%s"が[%s]の場所にあります。

原因: 名前が"_"、"-"、":"または数字で誤って始まっているか、英数字以外の文字が含まれています。文字列にある場合、他のすべての二重引用符は二重引用符のペアが隣接していることを確認してください。名前の途中で二重引用符を使用しないでください。

処置: 名前を変更して、無効な文字を除いてください。

ORA-64748: %sを使用してトレース・ファイルの書込みが開始されました

原因: リカバリ・アプライアンスの構成が、トレース・ファイルの生成を有効にするように変更されています。トレース・ファイルは、リカバリ・アプライアンスのディスク領域を使い果たす容量があります。

処置: 不要になったときにはトレースをオフにしてください。

ORA-64750: インスタンス%s%sにアクセスできません。

原因: リカバリ・アプライアンスは、操作に必要なファイルが見つかりませんでした。

処置: 指定されたインスタンスで指定されたファイルのファイル・システムが使用できることを確認してください。

ORA-64751: %s中にレプリケーション設定エラーが発生しました。レプリケーション・サーバー: %s、データベース: %s

原因: リカバリ・アプライアンスは、指定されたデータベースのレプリケーションの構成および設定を完了できませんでした。

処置: ダウンストリーム・レプリケーション・サーバーが適切に構成され、すべてのネットワーク通信パスが有効であることを検証してください。

ORA-64752: データベース%sで新しいREDOまたはバックアップ用にストレージを使用できません

原因: ポーリング位置からREDOをバックアップ中またはバックアップをコピー中に障害が発生しました。この状況は、次の理由のいずれかが原因と考えられます。

* 単体のバックアップ・ピースがデータベース保護ポリシーのDISK_RESERVE_SPACE値を超えました。* Guaranteed_copyが有効になっているのに、十分なデータがテープにスプールされていません。* 記憶域の場所のサイズの構成が正しくありません。

処置: DISK_RESERVED_SPACEの値および記憶域の場所の使用状況を確認してください。

ORA-64753: 間違ったオブジェクト・タイプが指定されました。%sが指定されましたが、%sが必要です

原因: APIコマンドに正しくないオブジェクト・タイプが指定されました。

処置: オブジェクト固有のAPIを使用してください。たとえば、'resume_sbt_library'ではなく、'resume_replication_server'を使用します。

ORA-64754: 関連付けられたテープまたはレプリケーション・オブジェクトを使用して操作を実行できません

原因: 'update_db'または'update_protection_policy'を実行し、保護ポリシーに関連付けられたレプリケーション・サーバーまたはテープ・ジョブを使用して記憶域の場所を変更しようとしましたが失敗しました。

処置: ターゲット保護ポリシーのテープ属性およびレプリケーション属性を持つ現在の保護ポリシーと同じ記憶域の場所を指定した一時保護ポリシーを作成し、一時保護ポリシーに更新してから、ターゲット保護ポリシーに最終的に更新してください。

ORA-64755: リカバリ・アプライアンスの実行中に操作は許可されません。

原因: リカバリ・アプライアンスが動作する必要があるAPIリクエストが試行されました。

処置: リカバリ・アプライアンス管理者にDBMS_RA.STARTUP_RECOVERY_APPLIANCEの実行を依頼し、リクエストを再試行してください。

ORA-64757: BP_KEY %sを持つバックアップ・ピースをリストアできません

原因: エラーとなった指定のバックアップ・ピースをリストアしようとしました。次のメッセージにエラーの説明が表示されます。

処置: バックアップ・ピースが正しいか確認してください。破損している場合は、削除するか、置換します。

ORA-64758: 表領域%sでデルタ・ストア・メタデータを拡張できません

原因: デルタ・ストアの実装に使用される表に追加のエクステントを割り当てることができませんでした。

処置: 示された表領域に記憶域をさらに追加してください。

ORA-64759: リカバリ・アプライアンスは制限付きリソース状態を終了中です

原因: リカバリ・アプライアンスで、タスク実行の制限が終了しました。一時表領域の不足またはUNDO領域の不足が原因でタスクが実行できなかったときに、制限付きリソース状態になりました。このとき、リソース集中型のタスクがRESOURCE_WAIT状態にされました。

処置: ありません。これはアラート・ログに入れられた単なる情報メッセージです。

ORA-64760: データベース%sには、順序付け待機状態のタスクが%s日間を超えて存在しています。

原因: 指定されたデータベースには、デルタ・ストアに対してタイル表示にならなかったため、実行できないINDEX_BACKUPタスクがありました。必要な制御ファイルの情報が欠落している場合、または依存するバックアップがデルタ・ストアで見つからない場合、増分バックアップ・ピースはデルタ・ストアにタイル表示されません。

処置: データベースの警告を解決します。この状況は、データベースの新しい完全バックアップを作成することによってもクリアされます。

ORA-64761: ディスク・グループ%sはリカバリ・アプライアンスで使用できません

原因: リカバリ・アプライアンスのインストール・ソフトウェアでは、以前は用意されていなかったディスク・グループがcreate_storage_location APIまたはupdate_storage_location APIに提供されました。

処置: ra_updateプロシージャを実行し、ディスク・グループを処理してAPIを再試行します。

ORA-64762: タスク%s (タイプ%s)が、%sに対して実行されています。

原因: ある程度の時間の経過後、指定されたタスクが完了しませんでした。これは単なる警告メッセージです。

処置: これらのエラーが繰り返される場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

ORA-64763: タスク%s (タイプ%s)は、%sに対して実行された後に終了しました。

原因: 指定されたタスクは完了せず、ハングしていると推定されました。プロセスは停止し、再開されました。

処置: これらのエラーが繰り返される場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

ORA-64764: メタデータ検証タスク%sは、df_key %sの検証中にCOALESCEタスクによって中断されました。

原因:メタデータ検証タスクに時間がかかりすぎてdf_keyを検証できず、COALESCEタスクをブロックしました。df_key検証が完了前に終了し、df_keyがスキップされました。

処置: ありません

ORA-64766: RMANを使用するバックアップの削除は保護ポリシーによって回避されます

原因: 適用可能なリカバリ・アプライアンス保護ポリシーのallow_backup_deletionパラメータがNOであったか、以前のrecovery_window_compliance期間が経過していないため、Recovery Managerはバックアップ・ピースを削除できませんでした。

処置: 該当する保護ポリシーのallow_backup_deletionパラメータをYESに変更して、バックアップを削除し、残りのrecovery_window_complianceウィンドウが期限切れになるのを待機してください。ra_recovery_complianceビューを確認して、アクティブなコンプライアンス・ウィンドウを見つけてください。

ORA-64767: タイム・アウトのリストア

原因: クライアント・データベースが応答しないため、リカバリ・アプライアンスでリストア操作が終了されました。

処置: クライアント・データベースとリカバリ・アプライアンス間のネットワークを確認してください。さらに、クライアント・データベースのI/Oパフォーマンスも確認します。このエラーが繰り返される場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

ORA-64768: KEEPファイル・サイズ%sは使用可能なDISK_RESERVED_SPACE %sを超えることはできません。

原因: KEEPバックアップ・ピース用の領域がこれ以上ありませんでした。DISK_RESERVED_SPACEの合計から現在KEEPバックアップに消費されている領域を差し引くと、現在のKEEPバックアップ・ピースのサイズよりも少なくなっていました。エラーを起こしたピースは削除されました。

処置: DBMS_RA.UPDATE_DBを使用してデータベースのDISK_RESERVED_SPACE値を増やすか、DBMS_RA.MOVE_BACKUP関数を使用してKEEP (アーカイブ)バックアップを他の記憶域に移動してください。

ORA-64771: %s中に調整エラーが発生しました。レプリケーション・サーバー: %s、データベース: %s

原因: 指定されたデータベースを指定されたレプリケーション・サーバーと調整できませんでした。通常、これはネットワーク通信の失敗、資格証明が欠落しているかまたは正しくないこと、ウォレット資格証明が正しくないこと、add_dbコールおよびgrant_db_accessコールが欠落しているかまたは順序が正しくないことが原因です。

処置: インシデント・ログで、コンポーネント・タイプがREPLICATION_RECONCILEのアクティブな障害を確認します。調整の問題を解決してresume_replication_serverを実行するか、次の調整期間まで待機します。調整が正常に完了すると、中断されたすべてのレプリケーション・タスクが続行され、インシデントはFIXEDとしてマークされます。

ORA-64772: ダウンストリーム・レプリケーション・サーバー: %sにアクセスできません

原因: 指定されたダウンストリーム・レプリケーション・サーバーが実行されていないかまたはアクセスできないか、アップストリーム・ウォレットのレプリケーション・ユーザーの資格証明が正しくないか、起動処理中または停止処理中でした。

処置: 資格証明が正しくない場合は、資格証明を修正します。それ以外の場合、ダウンストリーム・レプリケーション・サーバーがオンラインに戻るか、ネットワーク経由でアクセスできるようになると、インシデントはFIXEDとしてマークされます。

ORA-64773: ノート: %sがAPIコマンド: %sの実行中に生成されました

原因: 指定されたコマンドは正しく入力されましたが、その処理中に予期しないイベントが発生しました。

処置: 詳細はメッセージを確認してください。

ORA-64774: データベース%sには、調整待機状態のレプリケーション・タスクが%s日間を超えて存在しています

原因: 指定されたデータベースには、正常な調整を待機していたので実行できなかったBACKUP_SBTタスクがありました。

処置: インシデント・ログで、コンポーネント・タイプがREPLICATION_RECONCILEのアクティブな障害を確認します。調整の問題を解決して手動調整を実行し、resume_replication_serverを実行するか、次の調整期間まで待機します。調整が正常に完了すると、中断されたすべてのレプリケーション・タスクが続行され、インシデントはFIXEDとしてマークされます。

ORA-64775: ダウンストリーム・レプリケーション・サーバーで、指定されたデータベースのための必要なコードを実行できません

原因: 指定されたデータベースが、ダウンストリーム・レプリケーション・サーバーで必要なコードを実行できませんでした。通常、これはダウンストリームにadd_dbまたはgrant_db_accessがないか、コマンドが正しくない順序で発行されたために発生します。

処置: ダウンストリーム・レプリケーション・サーバーで、add_dbの後にgrant_db_accessが実行されるようにします。その後、コマンドを再発行して手動調整を実行し、resume_replication_serverを実行するか、次の調整期間まで待機します。調整が正常に完了すると、中断されたすべてのレプリケーション・タスクが続行され、このエラーはクリアされます。

ORA-64776: %s中のダウンストリーム・レプリケーション・サーバーからのメッセージ: %s

原因: ダウンストリーム・レプリケーション・サーバーで予期しないイベントが発生しました。

処置: このメッセージには、ダウンストリーム・レプリケーション・サーバーを詳しく調べるための追加情報が含まれています。

ORA-64777: ポーリングされたファイルの削除に失敗しました

原因: ポーリング位置からバックアップされたファイルをリカバリ・アプライアンスで削除できませんでした。

処置: ポーリング位置に指定されたディレクトリに、ファイルの削除に必要な権限が付与されているかどうかを確認します。

ORA-64778: 権限が%sに付与されていません(データベース: %s)

原因: 取り消された権限は、この保護されたデータベースのユーザーに付与されていませんでした。取消しする必要はありませんでした。

処置: 保護されたデータベースでこの権限の取消しを発行しないでください。その権限はユーザーに付与されていません。

ORA-64779: カタログに、データベース%sの必要な制御ファイル情報がありません。

原因: リカバリ・アプライアンスが必要なすべての制御ファイル情報を受信する前に、バックアップが到着しました。これらのデータ・ファイルのINDEX_BACKUPタスクは、カタログがすべての情報を受け取るまでORDERING_WAIT状態のままになります。

処置: RMANコマンドRESYNC CATALOGを使用して、この問題を修正します。それでも問題が解決できない場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

ORA-64780: マルチセクション・バックアップ・セット%s (データ・ファイル%s)のセクション1は、このリカバリ・アプライアンスに到達していません。

原因: マルチセクション・バックアップのセクション1が、リカバリ・アプライアンスに到達しませんでした。このセクションがない場合、バックアップ・セットの他のセクションのINDEX_BACKUPタスクは、ORDERING_WAIT状態のままになります。

処置: これは、マルチセクション・バックアップのセクションが順序どおりにリカバリ・アプライアンスに到達していないことが原因であり、一時的である可能性があります。この問題が繰り返される場合は、受信したバックアップのステータス、およびこのデータベースのINDEX_BACKUPタスクのステータスを確認します。

ORA-64781: セクション%s (前のマルチセクション・バックアップ・セット%s、データ・ファイル%s)がありません。

原因: 現行のバックアップの前のマルチセクション・バックアップのセクションが見つかりませんでした。このセクションがない場合、現在のバックアップ・セットを処理するINDEX_BACKUPタスクは、ORDERING_WAIT状態のままになります。

処置: データ・ファイルのINCREMENTAL LEVEL 1 CUMULATIVEまたはINCREMENTAL LEVEL 0のバックアップによって、この状態がクリアされます。

ORA-64782: SCN %s%sの間のバックアップ(データ・ファイル%s)がありません。

原因: リカバリ・アプライアンスに提供されたバックアップにギャップがありました。このバックアップがない場合、現行のバックアップを処理できず、INDEX_BACKUPタスクがORDERING_WAIT状態のままになります。

処置: データ・ファイルのINCREMENTAL LEVEL 1 CUMULATIVEまたはINCREMENTAL LEVEL 0のバックアップによって、この状態がクリアされます。

ORA-64783: データ・ファイル%sのバックアップは、異なるメディアに書き込まれたバックアップと並べて表示されています。

原因: 現在のバックアップ・ピースが依存するバックアップが別のメディアに書き込まれ、このリカバリ・アプライアンスにもう存在しません。

処置: リカバリ・アプライアンスの永久増分メカニズムでは、ディスクまたは他のメディアに書き込まれたバックアップはサポートされません。データ・ファイルのINCREMENTAL LEVEL 0のバックアップを提供します。

ORA-64784: 破損がバックアップ・ファイル%s (リカバリ・アプライアンスのデータ・ファイル%s)で見つかりました。新しいバックアップを処理できません。

原因: リカバリ・アプライアンスに存在するデータ・ファイルの最新のバックアップ・ピースが破損しているため、新しいバックアップを処理できませんでした。

処置: データ・ファイルのINCREMENTAL LEVEL 0バックアップによって、この状態がクリアされます。

ORA-64785: リカバリ・アプライアンスが使用可能ではないため、DBID %sのオンラインREDO送信を実行できません。

原因: リカバリ・アプライアンスが実行されていなかったため、指定されたデータベースからアーカイブ・ログを自動的に受信できませんでした。

処置: リカバリ・アプライアンスで起動APIを実行してから、アーカイブ・ログを送信します。

ORA-64786: デルタ・ストアが修復中であるため、DBID %sのオンラインREDO送信を実行できません。

原因: デルタ・ストアが修復中であったため、リカバリ・アプライアンスは指定されたデータベースからアーカイブ・ログを自動的に受信できませんでした。

処置: 修復が完了すると、アーカイブ・ログが受け入れられます。このメッセージが繰り返される場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

ORA-64787: データベースが一時停止されているかリカバリ・アプライアンスから削除されているため、DBID %sのオンラインREDO送信を実行できません。

原因: データベースが一時停止または削除されたため、リカバリ・アプライアンスは指定されたデータベースからアーカイブ・ログを自動的に受信できませんでした。

処置: データベースが削除されている場合、リカバリ・アプライアンスに対応するOracle Data Guardログの宛先を指定されたデータベースから削除するか、指定されたデータベースをリカバリ・アプライアンスに追加または再開します。

データベースが一時停止されている場合、オンラインREDOの送信を再開するためにデータベースを再開します。

ORA-64788: DBID %sのプラットフォームが不明なため、そのオンラインREDO送信を実行できません。

原因: 指定されたデータベースから初期バックアップが提供されなかったため、リカバリ・アプライアンスはデータベースからアーカイブ・ログを自動的に受信できませんでした。初期バックアップでは、プラットフォームのIDがリカバリ・アプライアンスに提供されます。

処置: リカバリ・マネージャ(RMAN)を使用して、指定されたデータベースからリカバリ・アプライアンスに初期バックアップを送信する必要があります。

ORA-64789: DBID %sの記憶域の場所は修復が必要なため、そのオンラインREDO送信を実行できません。

原因: リカバリ・アプライアンスのデータベースは、RESETLOGSを指定してオープンされました。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-64790: DBID %sはリカバリ・アプライアンスから認識されていないため、そのオンラインREDO送信を実行できません。

原因: データベースがリカバリ・アプライアンスのカタログで識別されませんでした。

処置: 指定されたデータベースについてADD_DB APIを実行します。

ORA-64791: DBMS_SCHEDULERジョブがインスタンス%sでの開始を遅延しました。

原因: 指定されたインスタンスの問題により、DBMS_SCHEDULERジョブがRUNNING状態になりません。バックログがクリアされるまでは、リカバリ・アプライアンスのヘルスに不可欠なジョブのみがインスタンスに作成されます。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-64792: create_replication_serverに指定されたcatalog_user_nameパラメータが正しくありません

原因: create_replication_serverまたはupdate_replication_server APIで正しくないcatalog_user_nameパラメータが指定されました。

処置: catalog_user_nameパラメータは、リカバリ・アプライアンスのスキーマの所有者である必要があります。

ORA-64793: スケジューラが予期せずに終了しました

原因: リカバリ・アプライアンスで、タスク・スケジューラが予期しないエラー・コードで失敗しました。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-64794: 暗号化HSMウォレットにアクセスできないか、現在のインスタンスで暗号化ウォレットが開かれていません

原因: 暗号化では、ハードウェア・セキュリティ・モジュール(HSM)ウォレットがすべてのインスタンスで開かれている必要があります。

処置: 次の事項を確認します。HSMキー・ストアへの有効な接続があること。HSM資格証明が正しいこと。GV$ENCRYPTION_WALLETのすべてのOracle RACインスタンスでウォレットが開かれていること。

ORA-64795: 暗号化キーにアクセスできないか、作成できません

原因: テープへのコピー操作中に、暗号化で、有効なバックアップ暗号化キーを作成できなかったか、必要なアクセス権を取得できませんでした。

処置: ネットワーク接続の問題、資格証明が欠落しているかまたは正しくないこと、あるいはキー・ストアの構成に誤りがあることが原因である可能性があります。詳細は、RA_INCIDENT_LOGにあるERROR_TEXTを調べてください。

ORA-64796: テープへのコピー中に暗号化バックアップを作成できません

原因: テープへのコピー操作中に、バックアップ暗号化で、有効な暗号化キーを作成できなかったか、必要なアクセス権を取得できませんでした。

処置: 詳細は、RA_INCIDENT_LOGにあるERROR_TEXTを確認してください。

ORA-64797: クラウド・ストレージからのバックアップ・ピース%sのリコールの待機中

原因: リストアは、クラウド・ストレージからのバックアップ・ピースのリコールを待機していました。

処置: ありません。これは情報メッセージです。バックアップ・ピースがリコールされると、インシデント・ステータスはFIXEDに変更されます。

ORA-64798: 実行中のインスタンスのウォレットに暗号化キーが存在しません

原因: Oracle RACインスタンス、またはテープへのコピー操作を実行していたインスタンスのウォレットに、保護されたデータベースの現在の暗号化キーが存在しませんでした。

処置: 現行のデータベースのキーを更新し、保護されたデータベースのRA_DATABASE.ENCRYPTION_KEYIDGV$ENCRYPTION_KEYS.KEY_IDのすべてのインスタンスに存在することを確認します。

ORA-64799: ジョブ・テンプレートでは、指定されたライブラリの暗号化が必要です。

原因: 暗号化が必要なライブラリに暗号化が指定されていません。

処置: DBMS_RA.UPDATE_SBT_JOB_TEMPLATEプロシージャを使用して、指定したライブラリに関連付けられているすべてのジョブ・テンプレートの暗号化アルゴリズムを指定します。

ORA-64800: ビッグ・エンディアン・プラットフォームの暗号化バックアップを作成できません

原因: テープへのコピー操作で、ビッグ・エンディアン・プラットフォームの暗号化バックアップを作成できませんでした。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-64801: SQLでRASYSのパスワードの変更が許可されません。

原因: SQLでRASYSのパスワードの変更が試行されました。

処置: racli alter rasys_user --passwordを使用します。

ORA-64803: アーカイブ・ログのグループ化のための収集名の取得に失敗しました

原因: Oracleバックアップ処理で、Oracleリストア処理に接続するために必要な収集名を取得できませんでした。

処置: 構成変数でローカル・ノードの収集名を設定します。

ORA-64804: 削除されたバックアップをデルタ・ストアに再挿入できません

原因: 指定されたバックアップは、以前に削除されたか、カタログから削除された同じバックアップ・セット内に対応する仮想バックアップが含まれていたため、デルタ・ストアに再挿入できませんでした。

処置: データ・ファイルの新しいバックアップを実行します。

ORA-64805: 仮想完全バックアップをデルタ・ストアに再挿入できません

原因: データベースの既存のバックアップが破損している可能性があるため、仮想完全バックアップまたは仮想完全バックアップのコピーをデルタ・ストアに再挿入できませんでした。

処置: データ・ファイルの仮想増分バックアップを使用します。

ORA-64806: 不正な入力パラメータまたはすべてNULLの入力パラメータがreset_error APIに指定されました

原因: reset_error APIに指定された入力パラメータの一部またはすべてが正しくないか、入力パラメータがすべてNULLでした。

処置: 有効な入力パラメータを少なくとも1つ指定します。

ORA-64807: データベース%s、データ・ファイル%sのデータ・ファイル暗号化情報が一致しません

原因: 保護されたデータベースでデータ・ファイルが暗号化またはキー更新され、現在のINCREMENTAL LEVEL 1バックアップの暗号化キーが以前の暗号化キーと一致しなくなりました。

処置: 暗号化されたデータ・ファイルのリカバリ可能性を維持するためには、明示的なINCREMENTAL LEVEL 0バックアップが必要です。

ORA-64808: 初期化パラメータ%sに複数のSID値が指定されています

原因: 1つの初期化パラメータに複数のインスタンス設定がありました。

処置: racli update parameter -type=dbを使用して初期化パラメータを更新します。

ORA-64809: 初期化パラメータ%sが、推奨値と一致しません

原因: 初期化パラメータが推奨値と一致しませんでした。

処置: racli update parameter -type=dbを使用して初期化パラメータを更新します。

ORA-64810: 初期化パラメータ%sが適切な値で設定されていません

原因: 初期化パラメータに適切な値が設定されていませんでした。

処置: 適切な初期化パラメータ値を設定します。

ORA-64811: 初期化パラメータ%sにデフォルト以外の値があります。

原因: 初期化パラメータにデフォルト以外の値が設定されていました。

処置: racli update parameter -type=db -restart_dbを使用して初期化パラメータを更新します。

ORA-64812: %s初期化パラメータのチェックを無視するには、-forceオプションが必要です

原因: -forceオプションを指定せずに、初期化パラメータ値の確認を無視しようとしました。

処置: 初期化パラメータの確認を無視するときは、-forceオプションを追加します。

ORA-64813: タスク%sは一時停止中です。

原因: リカバリ・アプライアンス・タスクで生成されたエラーが多すぎます。予期しないエラーの後に、タスクが再開されます。10回試行しても正常に実行されない場合、リカバリ・アプライアンスは、通常、タスクが破損とマークし、それを再開しなくなります。ただし、データベースのリカバリ可能性のためにタスクが重要である場合は、失敗しません。かわりに、タスクが一時停止されます。一時停止されたタスクは、正常に実行されるか、リカバリ不能な障害が発生するまで、数日ごとに再試行されます。

処置: タスクが2週間を超えて一時停止状態のままである場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

ORA-64816: 古いバージョンのダウンストリーム・リカバリ・アプライアンスへのレプリケーション・サーバーを作成できません

原因: ダウンストリーム・リカバリ・アプライアンスが古いバージョンでした。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せてください。

ORA-64817: %s中のダウンストリーム・リカバリ・アプライアンス、レプリケーション・サーバー: %s、データベース: %sに影響するエラーが発生しました

原因: 指定されたレプリケーション・サーバーを含む指定されたデータベースのダウンストリーム・リカバリ・アプライアンスとの通信または対話中にエラーが発生しました。これは通常、ネットワーク通信の失敗、ウォレット、資格証明の欠落または不正、add_dbコールおよびgrant_db_accessコールの欠落または不正な順序が原因です。このエラーは、リモート・リカバリ・アプライアンスとの対話中の問題を示している場合もあります。

処置: インシデント・ログで、コンポーネント・タイプがREPLICATION_REMOTERAのアクティブな障害を確認します。接続の問題を解決してresume_replication_serverコマンドを実行するか、次の調整期間まで待機します。調整が正常に完了すると、中断されたすべてのレプリケーション・タスクが続行され、インシデントはFIXEDとしてマークされます。

ORA-64818: ポーリング機能は複数のテナントでサポートされていません

原因: ポーリング機能は複数のテナントで機能しませんでした。

処置: ありません。

ORA-64819: データベース%s (%s (%s)を指定)は存在しません。

原因: 指定されたデータベースは、指定されたテナントに存在しませんでした。

処置: 既存のデータベースとそれに関連付けられたテナンシを指定してください。

ORA-64820: db_key %sは存在しません。

原因: 指定されたdb_keyに関連付けられたデータベースがリカバリ・アプライアンスで見つかりませんでした。

処置: 既存のdb_keyを指定してください。

ORA-64821: df_key %sは存在しません。

原因: 指定されたdb_keyに関連付けられたデータ・ファイルがリカバリ・アプライアンスで見つかりませんでした。

処置: 既存のdb_keyを指定してください。

ORA-64822: ログ・ファイルがDBID %s (Tkey %s)で受け入れられません。

原因: 指定されたデータベースのREDO送信の実行中に、ログ・ファイルの作成を妨げるエラーが検出されました。

処置: エラー・スタック内の他のエラーを参照して、問題の原因を特定してください。

ORA-64823: BP_KEY %sを持つ個別バックアップ・ピースを移動できません; バックアップ・ピースの移動の準備ができていません

原因: 個々のバックアップ・ピースを移動しようとしましたが、バックアップの移動操作で、このバックアップ・ピースのリソース・ビジーの問題が発生しました。バックアップ・ピースはレプリケートに必要です。

処置: 移動コマンドを再試行してください。

ORA-64825: ハンドル%sはデータベース%sにすでに存在します。

原因: 同じハンドルの別のバックアップ・ピースがリカバリ・アプライアンスにすでに存在しています。

処置: Data Guard構成内の制御ファイルの自動バックアップ・ピースについては、コマンドRMAN CONFIGURE AUTOBACKUP FORMATを使用して、Data Guard構成内の各データベースに一意の自動バックアップ形式文字列があることを確認してください。

ORA-64826: %sのファイル・サイズ(ハンドル%s)が一致しません: カタログ・サイズ=%s、コンテナ・サイズ=%s

原因: リカバリ・アプライアンスの2つの異なるコンポーネントで保持されている指定されたファイルのサイズに一貫性がないことが原因で、内部エラーが発生しました。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せて、トレース・ファイルとアラート・ファイルを提出してください。

ORA-64827: データベース%sは登録されていないため、一時停止できません。

原因: 登録されていないデータベースを一時停止できませんでした。

処置: 登録されているデータベースを選択してください。

ORA-64828: データベース%sは登録されていないため、再開できません。

原因: 登録されていないデータベースを再開できませんでした。

処置: 登録されているデータベースを選択してください。

ORA-64829: データベース%sは一時停止されていないため、再開できません

原因: 一時停止されていないデータベースを再開できませんでした。

処置: suspend.db APIを使用してデータベースを一時停止してください。

ORA-64830: データベース%sの増分バックアップが最新ではありません。

原因: アプライアンスのサイズが小さいか、特定のデータベースのバックアップに問題があることが原因である可能性があります。

処置: 容量計画レポートを実行し、記憶域の場所のサイズ設定と、コンポーネントのCPU、メモリーおよびディスク使用率を確認して、アプライアンスが長期間にわたって80%を超えるリソースを使用しているかどうかを確認してください。また、問題の説明に役立つ可能性のある他のインシデントも確認してください。問題が解決しない場合は、サポートに対するサービス・リクエストをオープンしてください。

ORA-64831: 指定されたグループをリクエストする未処理のバックアップはありません。

原因: バックアップ・リクエスト・グループが空であるか、すべてのバックアップをリクエストしました。

処置: 処置は必要ありません。これは情報メッセージです。

ORA-64832: リモート・リカバリ・アプライアンス: %s、レプリケーション・サーバー: %s、データベース: %sに影響するエラーが発生しました

原因: 指定されたレプリケーション・サーバーを含む指定されたデータベースのリモート・リカバリ・アプライアンスとの通信または対話中にエラーが発生しました。これは通常、ネットワーク通信の失敗、ウォレット、資格証明の欠落または不正、add_dbコールおよびgrant_db_accessコールの欠落または不正な順序が原因です。このエラーは、リモート・リカバリ・アプライアンスとの対話中の問題を示している場合もあります。

処置: REMOTERAコンポーネント・タイプのアクティブな障害については、インシデント・ログを確認してください。問題を解決し、コマンドを再実行してください。

ORA-64833: 現時点で十分な空き領域がないため、バックアップの受入れを停止しています。

原因: リカバリ・アプライアンスの空き領域が極端に不足しています。REDO送信の失敗を防ぐために、新しいバックアップは一時的に拒否されます。

処置: パージが捕捉され、空き領域が受信バックアップに対応できるレベルまで増加した後、操作を再試行してください。

空き領域がリカバリされない場合は、データベースを削除するか、リカバリ・アプライアンスのリカバリ期間を短縮することを検討してください。

ORA-64834: bp_key %sおよびハンドル%sでのバックアップ・ピースのレプリケートに失敗しました。

原因: バックアップ・ピースを構成済レプリケーション・サーバーにレプリケート中にエラーが発生しました。

処置: 後続のエラーにより、対応する必要のあるエラーが特定されます。

ORA-64835: リカバリ・アプライアンスAPIエラー%s

原因: APIリクエストの実行中にエラーが検出されました。

処置: アタッチされたメッセージで識別された状態に対応してください。

ORA-64837: 記憶域の宛先%s%sGBを作成しようとしましたが、%sGBしか作成できませんでした。

原因: create_storage_location またはupdate_storage_location中に、指定した記憶域の場所にコンテナ・ファイルを作成しようとしましたが、領域の一部しか記憶域の場所に追加できませんでした。

処置: ASMに記憶域の宛先で使用可能な領域があることを確認してください。使用可能な領域が想定より少ない場合は、asmcmdを使用して、不要なファイルが記憶域の宛先に作成されているかどうかを確認してください。前の操作が記憶域の場所の作成を開始し、そのファイルが適切に削除されなかった場合、不要なファイルが表示されることがあります。

ORA-64838: タスク%s (タイプ%s)がイベント%s%s秒間待機しています。

原因: 指定したタスクには、指定したイベントを待機しているスタックが残っています。これは単なる警告メッセージです。

処置: これらのエラーが繰り返される場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

ORA-64839: タスク%s (タイプ%s)がイベント%s%s秒間待機した後で中断されました。

原因: 指定したタスクには、指定したイベントを待機しているスタックが残っています。プロセスは停止し、再開されました。

処置: これらのエラーが繰り返される場合は、Oracleサポート・サービスに連絡してください。

ORA-64840: ZDLRAが所有しているsbt_parms (%s)の変更が無効です。かわりにプロシージャ・パラメータ(%s)を使用してください。

原因: sbt_parmsを使用して内部ZDLRAシステム・パラメータを変更しようとしました。

処置: 問題となっているsbt_parmsを削除し、かわりにupdate_replaction_server APIに対して指定されたプロシージャ・パラメータを使用してください。

ORA-64841: レプリケーションwallet_pathはNULLにできません。

原因: レプリケーション・サーバーwallet_pathはNULLにできません。

処置: 有効なwallet_pathを指定してください。

ORA-64842: 汎用APIを使用したレプリケーション・サーバーの管理は無効です。かわりに%sを使用してください。

原因: レプリケーションをサポートしないAPIを使用して、レプリケーション・サーバーを変更しようとしました。

処置: エラー・メッセージに示されているレプリケーション固有のAPIを使用してください。

ORA-64844: %sGB (%sGBの予約済領域中)しかデータベース%sのプロビジョニングに使用できません。

原因: reserved_spaceの初期値なしで追加されたautotuned_reserved_spaceデータベースにreserved_spaceの初期値を割り当てようとしましたが、割当てを行う記憶域の場所に予約されていない領域が不足しています。

処置: 不要なデータベースをリカバリ・アプライアンスから削除して、予約可能な追加領域を解放してください。update_db APIを使用して、より低いreserved_space値をデータベースに手動で割り当てると、状況に対処できます。

ORA-64845: データベース%sではreserved_space値が定義されている必要があります。

原因: autotune_reserved_spaceNOに設定されている保護ポリシーに、reserved_space値を持たないデータベースを割り当てようとしました。

処置: update_db APIを使用してデータベースのreserved_space値を指定するか、autotune_reserved_spaceYESに設定して別の保護ポリシーを割り当ててください。

ORA-64846: データベース%sが拡張しすぎています。

原因: 自動チューニングされたデータベースのrecovery_window_spaceが、サポートされていない割合で増加しています。計算されたreserved_space設定がデータベースに割り当てられているのではなく、データベースの保護ポリシーで許可されている最大増加率および最大予約済領域によって制約されているreserved_spaceが割り当てられています。

処置: reserved_spaceがデータベースの保護ポリシーによって制約されている場合、必要なサイズをサポートする保護ポリシーにデータベースを割り当ててください。追加の増加が有効な場合、update_db APIを使用してreserved_spaceをデータベースに手動で割り当ててください。

ORA-64847: 記憶域の場所%sには、自動チューニングしているreserved_spaceに使用可能な領域がありません。

原因: 記憶域の場所内のreserved_space設定の自動チューニング中に、記憶域の場所の未割当て領域が不足しています。

処置: 記憶域の場所のサイズを大きくするか、記憶域の場所からデータベースを削除するか、記憶域の場所内のデータベースのrecovery_window_goal設定を減らしてください。

ORA-64848: データベース%sのサイズは%sGBと推定されていますが、ディスクの予約は%sGBです。

原因: データベースの推定サイズが記憶域の場所内に予約されている領域の容量を超えています。記憶域の場所に領域不足がある場合、データベースではリカバリ・ウィンドウが切り捨てられる危険性があります。

処置: データベースに割り当てられたreserved_spaceを増やしてください。

ORA-64849: 記憶域の場所%s%sGB必要ですが、%s GBしかありません。

原因: 記憶域の場所内のデータベースの推定サイズの合計が記憶域の場所の合計領域を超えています。

処置: 記憶域の場所のサイズを大きくするか、記憶域の場所からデータベースを削除するか、記憶域の場所内のデータベースのrecovery_window_goal設定を減らしてください。

ORA-64850: 次のパラメータの1つのみを指定する必要があります(%s)。

原因: 複数のパラメータが指定されましたが、ここでは1つのみが有効です。

処置: リクエストごとに、リストからパラメータを1つのみ指定してください。

ORA-64851: アーカイブ・バックアップに必要なデータベース%sの完全バックアップ(過去%s日間)がありません。

原因: アーカイブ・バックアップの作成中に、過去max_redo_to_apply日間に1つ以上のデータ・ファイルのレベル0のバックアップがありませんでした。

処置: RA_SBT_TEMPLATE_MDFビューを問い合せて、バックアップがないデータファイルを確認してください。古いバックアップが存在する場合はmax_redo_to_applyを大きくするか、これらのデータ・ファイルの新しいバックアップを取得してください。

ORA-64852: アーカイブ・バックアップに必要なデータベース%sのアーカイブ・ログ・バックアップがありません。

原因: アーカイブ・バックアップの作成中にアーカイブ・ログのバックアップがありませんでした。

処置: バックアップされなかったアーカイブ・ログのバックアップを実行してください。

ORA-64853: COPYALLレプリケーション機能はダウンストリーム・リカバリ・アプライアンスではサポートされていません。

原因: COPYALLレプリケーション機能では、両方のリカバリ・アプライアンスで、この機能をサポートするバージョンが実行されている必要があります。ダウンストリーム・リカバリ・アプライアンスのバージョンが古すぎます。

処置: ダウンストリーム・リカバリ・アプライアンスを新しいリリースにアップグレードしてください。

ORA-64854: データベース%sが最大予約済領域制限である%s GBを超えています。

原因: データベースが、その保護ポリシーで指定されたmaximum_reserved_space制限に違反しました。

処置: maximum_reserved_spaceの制限が大きい保護ポリシーにデータベースを割り当ててください。

ORA-64855: %sのピースはバックアップ・ピースとして認識されていないため、コピーできません。

原因: データベースが、その保護ポリシーで指定されたmaximum_reserved_space制限に違反しました。

処置: maximum_reserved_spaceの制限が大きい保護ポリシーにデータベースを割り当ててください。

ORA-64857: OK4POOL: bpkey %s。暗号化されたバックアップが拒否されました。

原因: RMAN圧縮を使用したTDE暗号化バックアップはデルタ・プールに含まれません。

処置: RMANデータベースの暗号化を無効にし、暗号化されたデータ・ファイルの増分レベル0バックアップを実行してください。

ORA-64859: %s

原因:

処置:

ORA-64860: compliance_holdの領域(データベース%s)が不足しています。

原因: 指定されたファイルの最初のブロックに、DBMS_BACKUP_RESTOREによって生成された情報が含まれていません。このファイルがバックアップ・ピースではないか、またはバックアップ・ピースの最初のブロックが破損しています。

処置: 別のファイル名を指定して、操作を再試行してください。

ORA-64861: compliance_holdの期間、リストアできません。

原因: compliance_holdに指定されたタイムスタンプが有効なディスク・リストア範囲内にありません。

処置: データベースがリストア可能な時間を選択してください。

ORA-64862: データベース%sには、recovery_window_complianceに追加の%s GBの領域が必要です。

原因: データベースに割り当てられたreserved_spaceの大きさは、recovery_window_complianceで指定された領域がパージされないことを保証するのに十分ではありません。

処置: ターゲット・データベースのreserved_space設定を大きくするか、より小さいrecovery_window_complianceを指定してください。

ORA-64863: %sリクエストを%sの制限下にあるバックアップで実行できません。

原因: 試行されたAPIは、compliance_holdkeep_compliancerecovery_window_complianceの制限またはSBTの不変性に違反します。

処置: APIリクエストを実行する前に制限を無効にすることを許可してください。

ORA-64864: ポリシー%sguaranteed_copyをサポートするには、SBTライブラリが必要です。

原因: 保護ポリシーでguaranteed_copy属性をサポートするには、保証付き属性を持つ1つ以上のSBTライブラリが必要です。

処置: 現在の操作を再試行する前に、保証付き属性を持つSBTライブラリを作成してください。

ORA-64865: 不変バックアップを維持するには、ライブラリ%sが必要です(データベース%s)。

原因: ライブラリは現在不変バックアップを参照しており、ライブラリは現在の操作によって変更できません。

処置: ライブラリに格納されているバックアップが指定されたデータベースによって参照されなくなるまで待機してください。

ORA-64866: %sの設定は、%sの設定と競合します。

原因: 指定された1つ以上の設定が、このリクエストまたは前のリクエストで指定されている別の設定と競合しています。

処置: 競合を解決して再試行してください。

ORA-64867: バックアップ・セット%sでは、KEEP UNTIL TIMEを削減または削除することはできません。

原因: バックアップ・セットのKEEP UNTIL TIMEを変更しようとしましたが、リカバリ・アプライアンスのKEEP_COMPLIANCE保護ポリシーによってこのアクションを実行できません。

処置: ありません。このバックアップ・セットのKEEP UNTIL TIMEを削減できません。

ORA-64868: RMAN暗号化バックアップのみがこのリカバリ・アプライアンスでサポートされています。

原因: リカバリ・アプライアンスで、このデータベースのSECURE_MODE保護ポリシーがYESに設定されています。このポリシーでは、すべてのバックアップ・データをRMANで暗号化する必要があります。

処置: 次のバックアップの作成時に、RMANを透過的データ暗号化とともに使用してください。

ORA-64869: 暗号化されていないREDOはデータベース%sに対して許可されていません。

原因: リカバリ・アプライアンスで、このデータベースのSECURE_MODE保護ポリシーがYESに設定されています。このポリシーでは、データベースから送信されるすべてのREDOを暗号化する必要があります。

処置: まず、LOG_ARCHIVE_DEST設定を変更して透過的データ暗号化を有効にしてください。その後、RMANを使用して、既存のアーカイブ・ログを暗号化およびバックアップしてください。

ORA-64870: リカバリ・アプライアンスが計画メンテナンスの準備をしているため、DBID %sのオンラインREDO送信を実行できません。

原因: リカバリ・アプライアンスが近い将来メンテナンス操作を実行するため、指定されたデータベースからアーカイブ・ログを自動的に受信できませんでした。

処置: リカバリ・アプライアンスの再起動後に操作を再試行してください。

ORA-64871: データベース%sはすでにリカバリ・アプライアンス%sのCOPYALL_BACKUPSレプリケーションの宛先です。

原因: 指定されたデータベースの場合、ダウンストリーム・リカバリ・アプライアンスはすでに別のリカバリ・アプライアンスのCOPYALL_BACKUPSの宛先です。COPYALL_BACKUPSは、1つのアップストリーム・リカバリ・アプライアンスからのみ指定できます。

処置: COPYALL_BACKUPSが定義されていないレプリケーション・ポリシーにデータベースを移動してください。

ORA-64872: throttle_db_channel_limit %sを超えています。

原因: 複数のRMANジョブが同時に実行されており、割り当てられたチャネル数を超えました。

処置: 構成パラメータthrottle_db_channel_limitの設定を確認してから、RMANジョブで使用されるチャネルの数を確認してください。

また、バックアップを実行する不適切なジョブも確認してください。1時間ごとのアーカイブ・ログ・バックアップ・ジョブが実行されていると同時に、夜間のデータ・ファイルのバックアップ・ジョブが実行されている可能性もあります。解決策は、throttle_db_channel_limitを増やすか、RMANジョブを同時に実行しないように調整することです。あるいは、1つまたは両方のジョブで使用するチャネルが少なくなる場合があります。

ORA-64873: ID %sの暗号化情報がバックアップ・ピース%sに見つかりません。

原因: 必要な暗号化情報がリカバリ・アプライアンスによってフェッチされなかったため、バックアップ・ピースの検証またはリストアが妨げられました。

処置: Oracleサポート・サービスに問い合せて、必要なトレース・ファイルを提供してください。

ORA-64874: データベース%sはすでに登録されています。

原因: 指定されたデータベースは、ダウンストリーム・リカバリ・アプライアンスですでに登録されています。

COPYALL_BACKUPSレプリケーションでは、データベースの登録を解除する必要があります。

処置: ダウンストリームでDELETE_DBを実行し、続いてADD_DBおよびGRANT_DB_ACCESSを実行するか、COPYALL_BACKUPSが定義されていないレプリケーション・ポリシーにデータベースを移動してください。

ORA-64875: %sのため、APIコマンドを実行できません。

原因: リカバリ・アプライアンスは、現在のAPIコマンドの実行が許可されていない状態です。

処置: 指定した操作が完了したら、APIコマンドを再試行してください。

ORA-64876: %sをリカバリ・アプライアンスのテナント%sに追加できません。

原因: REP_TENANTに正しくないデータベースの追加が行われました。

処置: REP_TENANT以外のテナンシでadd_dbを再試行してください。

ORA-64875: %sの更新は許可されません。1つ以上のデータベースがユーザー%sに関連付けられているためです。

原因: 1つ以上のデータベースがユーザーに関連付けられています。

処置: 指定されたユーザーのRevoke_db_accessで、操作を再試行してください。

ORA-64876: ポーリング・ポリシー%sの不明なDBIDが見つかりました。

原因: ポーリング・ポリシーを使用する保護ポリシーで、アクティブ・データベースに関連付けられていないポーリング・ファイルが見つかりました。

処置: すべてのデータベースがアクティブ状態であり、データベースがポーリング・ポリシーに追加された後にポーリング・タスクが実行されるようにしてください。不明なデータベースが、ポーリング・ポリシーを使用する保護ポリシーにあることを確認してください。失敗したファイルのリストを検索するには、ビューra_polling_filesで、ステータスがDBID NOT IN POLICYのファイルを検索します。

ORA-64877: 一部のポーリング・ファイルがポーリング・ポリシー%sに対してタイムアウトになりました。

原因: 1つ以上のポーリング・ファイルが不完全であり、さらに処理するためのタイムアウト期間を超えました。

処置: タイムアウトしたポーリング・ファイルをリフレッシュしてください。タイムアウトしたファイルのリストを検索するには、ビューra_polling_filesで、ステータスがINCOMPLETE FILEのファイルを検索します。