ネットワーク・コンポーネントおよびインタフェースについて

計算サーバーには、様々なネットワーク・コンポーネントおよびインタフェースがあります:

RA23および構成の各計算サーバーは、次のネットワーク・コンポーネントおよびインタフェースで構成されています:

  • 2個のデュアル・ポート10/25 GbイーサネットSFP28
    • 2個の10/25 Gb光(収集)
    • 2個の10/25 Gb光(レプリケーション)
  • 2個のデュアル・ポート100 GbイーサネットQSFP28
    • 2個の100 Gb光 (収集)
    • 2個の100 Gb光(レプリケーション)
  • 1個のクワッド・ポート10 GbイーサネットRJ45
    • 2個の10 Gb銅線(収集)
    • 2個の10 Gb銅線(レプリケーション)
  • 収集ネットワークの場合、最大
    • 2個の10 Gbポート
    • 2個の25 Gbポートまたは
    • 2個の100 Gbポート
  • レプリケーション・ネットワークの場合、最大
    • 2個の10 Gbポート
    • 2個の25 Gbポートまたは
    • 2個の100 Gbポート
  • 収集とレプリケーションでは異なる場合があります。たとえば、収集の場合は100Gb、レプリケーションの場合は25Gbです。
  • オプションのポート
    • Sun Storageデュアル32 Gbファイバ・チャネルPCIeユニバーサルHBA、テープ接続用QLogic
  • 標準ポート
    • 2個の100 Gb QSFP28 RoCEファブリック・ポート
    • 1個の1 Gb銅線イーサネット・ポート(管理)
    • 1個のILOMイーサネット・ポート

図3-1 Oracle Zero Data Loss Recovery Appliance RA23ネットワーキング

ネットワーク・ポート・コールアウトを使用したZDLRA R23のバックプレーン。

RA21および構成の各計算サーバーは、次のネットワーク・コンポーネントおよびインタフェースで構成されています:

  • イーサネットの収集およびレプリケーションのネットワーク接続:

    • 2個のデュアル10/25Gネットワーク・カードまたは

    • 2個のクワッド10Gネットワーク・カードまたは

    • 1個のクワッド10Gネットワーク・カードおよび1個のデュアル10/25Gネットワーク・カード

  • 2個のQSFP2B RoCEファブリック・ポート

  • 1個のイーサネット・ポート(シリアルMGTリモート管理用)

  • 1個のイーサネット・ポート(ILOM MGT (Oracle Integrated Lights Out Manager)リモート管理用)

  • 1個のイーサネット・ポート(HOST MGTリモート管理用)

  • オプション: フィールドを取り付けることができるデュアル32G HBA (テープ)カード。このスロットは、他のネットワーク・カードに使用できません。

図3-2 Oracle Zero Data Loss Recovery Appliance RA21バックプレーンの外部ネットワーク接続

図3-2の説明が続きます
「図3-2 Oracle Zero Data Loss Recovery Appliance RA21バックプレーンの外部ネットワーク接続」の説明
  • 収集用に最大2個の10G (または25G)ポート、およびレプリケーション用に2個の10G (または25G)ポート(計算サーバー当たり)
  • 結合LACP構成の各ネットワークに最大4個の10G (または25G) (ラック当たり)
  • レプリケーションは、個別の収集ネットワークとして使用できます(MOSノート2126047.1)
  • 収集ネットワークでサポートされているVLANタグ付け(MOSノート2047411.1)
  • スロット2は追加のネットワーク・カードに使用できません

X8M構成の各計算サーバーは、次のネットワーク・コンポーネントおよびインタフェースで構成されています:

  • イーサネットの収集およびレプリケーションのネットワーク接続:

    • 2個のデュアル10/25Gネットワーク・カードまたは

    • 2個のクワッド10Gネットワーク・カードまたは

    • 1個のクワッド10Gネットワーク・カードおよび1個のデュアル10/25Gネットワーク・カード

  • 2個のQSFP2B RoCEファブリック・ポート

  • 1個のイーサネット・ポート(シリアルMGTリモート管理用)

  • 1個のイーサネット・ポート(ILOM MGT (Oracle Integrated Lights Out Manager)リモート管理用)

  • 1個のイーサネット・ポート(HOST MGTリモート管理用)

  • オプション: フィールドを取り付けることができるデュアル32G HBA (テープ)カード。このスロットは、他のネットワーク・カードに使用できません。

図3-3 Oracle Zero Data Loss Recovery Appliance X8Mバックプレーンの外部ネットワーク接続

図3-3の説明が続きます
「図3-3 Oracle Zero Data Loss Recovery Appliance X8Mバックプレーンの外部ネットワーク接続」の説明
  • 収集用に最大2個の25Gポート、およびレプリケーション用に2個の25Gポート(計算サーバー当たり)

X8およびX7構成の各計算サーバーは、次のネットワーク・コンポーネントおよびインタフェースで構成されています:

  • イーサネットの収集およびレプリケーションのネットワーク接続

    • オンボード: 2個の10 Gb銅線イーサネット (eth1)

    • オンボード: 2個の10/25 Gb光イーサネット・ポート(eth2)

    • PCIeカード: 2個の10/25 Gb光イーサネット・ポート(eth3とeth4)

  • 1個のデュアルポートの4X QDR (40Gbps) InfiniBandホスト・チャネル・アダプタ(HCA) (IB0およびIB1)

  • 1個のイーサネット・ポート(Oracle Integrated Lights Out Manager (ILOM)リモート管理用)

  • 1個のデュアル・ポートの32GB FC Converged Network Adapter (CNA) FCポート0および1。

    ノート:

    10/25GbE PCIe 2.0ネットワーク・カードに対応して動作するSFPモジュールは別途購入します。

図3-4 Oracle Zero Data Loss Recovery Appliance X8およびX7バックプレーンの外部ネットワーク接続

図3-4の説明が続きます
「図3-4 Oracle Zero Data Loss Recovery Appliance X8およびX7バックプレーンの外部ネットワーク接続」の説明

ベース・ラックに2台の計算サーバーがある場合、収集の最大値は2個の10 Gbまたは2個の25 Gbのイーサネット・ポート、レプリケーションの最大値は2個の10 Gbまたは2個の25 Gbのイーサネット・ポートになります。次のオプションの組合せが有効です。

  • 2個の10Gbのオンボード銅線(収集) + 2個の10/25Gb PCIeカード光(レプリケーション)

  • 2個の10/25Gb PCIeカード光(収集) + 2個の10Gbオンボード銅線(レプリケーション)

  • 2個の10/25Gb PCIeカード光(収集) + 2個の10/25Gbオンボード光(レプリケーション)

  • 2個の10/25Gbオンボード光(収集) + 2個の10/25Gb PCIeカード光(レプリケーション)

ノート:

収集とレプリケーションのトラフィックを同じネットワーク上に構成する必要がある場合は、必要なネットワーク・インタフェースを収集ネットワーク・セクションのOEDAに定義して、レプリケーション・ネットワークのセクションは空白のままにします。この設定では、リカバリ・アプライアンスがレプリケーション・トラフィック用の収集ネットワークを使用します。

各ストレージ・サーバーは、次のネットワーク・コンポーネントおよびインタフェースで構成されています。

  • 1個の内蔵ギガビット・イーサネット・ポート(NET0)

  • 1個のデュアルポートの4X QDR (40Gbps) InfiniBandホスト・チャネル・アダプタ(HCA) (IB0およびIB1)

  • 1個のイーサネット・ポート(Oracle Integrated Lights Out Managerリモート管理用(Oracle ILOM))

使用している環境でスイッチが正しく動作するためには、管理インタフェース(NET0やILOM)の複数の仮想ローカル・エリア・ネットワーク(VLAN)の定義や、ルーティングの有効化などの追加構成が必要な場合がありますが、これはインストール・サービスの範囲を超えるものです。追加構成が必要な場合は、リカバリ・アプライアンスの設置時に、ネットワーク管理者が必要な構成ステップを実行する必要があります。