計算サーバーでのディスク領域の再利用

リカバリ・アプライアンス・ソフトウェアをインストールする前に、各計算サーバーでreclaimdisksスクリプトを実行する必要があります。このスクリプトは、ボリューム構成をチェックし、リカバリ・アプライアンスの容量をすべて正しく再割当てします。ディスク領域を再利用すると、ディスク・コントローラ・レベルのRAID-5構成の4枚のディスクにLinuxシステムが変換されます。

計算サーバーでディスクを構成するには、次のステップを実行します。

  1. rootユーザーとして、計算サーバーにログインします。
  2. /opt/oracle.SupportToolsディレクトリに変更します。
  3. ディスク再利用プロセスを開始します。
    # ./reclaimdisks.sh -free -reclaim
    

    このコマンドによって、事前構成されたディスクが解放され、次回のブートでのLinuxに対するすべての空きディスクの再利用がスケジュールされ、リカバリ・アプライアンスが再起動されます。プロセスが完了するまでに2時間かかる場合があります。

    注意:

    リカバリ・アプライアンスの再起動や、再利用プロセスの中断はしないでください。

  4. Linux構成を検証します。
    ./reclaimdisks.sh -check
    

    出力結果の最後の行は、次のようになります。

    [INFO]  Valid single boot configuration found for Linux: RAID5 from 4 disks
     with no global and dedicated hot spare disks
    Valid. Booted: Linux. Layout: Linux.
    
  5. 他の計算サーバーで、このステップを繰り返します。