ドメイン・ネーム・システムへのリカバリ・アプライアンスの登録
リカバリ・アプライアンス・ラックが到着する前に、Oracle Exadata Deployment Assistantを使用します。アシスタントによって、システムの設定時に使用するファイルが生成されます。アシスタントにより生成されるファイルに指定するホスト名およびIPアドレスは、初期構成の前にドメイン・ネーム・システム(DNS)に登録する必要があります。また、すべてのパブリック・アドレス、単一クライアント・アクセス名(SCAN)アドレスおよびVIPアドレスも設置前にDNSに登録する必要があります。
アシスタントで生成されるファイルでは、クライアント・アクセス・ネットワーク上の3つのIPアドレスを持つ1つの名前としてSCANを定義します。3つのSCANアドレスで、クライアントによるリカバリ・アプライアンスへのサービス・アクセスが可能になります。この3つのSCANアドレスに対するSCAN名のラウンド・ロビン解決用にDNSを構成します。
DNSに登録されたアドレスはすべて、正引き解決と逆引き解決の両方について構成する必要があります。逆引き解決は、正逆のDNSエントリが相互に一致するように正引きの確認を行う(Forward Confirmed reverse DNS)必要があります。
関連項目:
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SCANアドレスの詳細は、Oracle Grid Infrastructureのインストレーション・ガイドを参照してください。
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ラウンド・ロビン名前解決の構成の詳細は、DNSベンダーのドキュメントを参照してください