オーナーズ・ガイド リカバリ・アプライアンスのセキュリティおよびメンテナンス Recovery Applianceハードウェアの保守 ストレージ・サーバーの物理ディスクの保守 パフォーマンスの低い物理ディスクの取外し パフォーマンスの低い物理ディスクの取外し 不良物理ディスクが、他の正常なディスクのパフォーマンスを低下させることがあります。問題のあるディスクはシステムから取り外す必要があります。 不良ディスクの識別後に物理ディスクを削除するには、次のようにします。 物理ドライブ・サービスLEDを点灯し、交換するドライブを識別します。cellcli -e 'alter physicaldisk disk_name serviceled on' 前述のコマンドでdisk_nameは、20:2などの交換する物理ディスクの名前です。 不良ディスク上のすべてのグリッド・ディスクを識別して、その使用を停止するようにOracle ASMに指示します。ALTER DISKGROUP diskgroup_name DROP DISK asm_disk_name ディスクの青い取外しOKのLEDが点灯していることを確認してください。 V$ASM_DISK_STATビューの問合せを実行して、不良ディスクの影響を受けるOracle ASMディスクが正しく削除されたことを確認します。 不良ディスクを取り外します。 ディスクを削除すると、アラートが送信されます。 新しいディスクを使用できる場合、それをシステムに設置します。セル・ディスクおよびグリッド・ディスクが新しい物理ディスクに自動的に作成されます。 ディスクがオンラインでステータスがNORMALであることを確認します。CellCLI> LIST PHYSICALDISK WHERE name=28:5 ATTRIBUTES status 物理ディスクを交換する際、使用できるようになるには、RAIDコントローラが交換ディスクを認識する必要があります。認識はすぐに終了します。 関連項目: パフォーマンスの低いディスクの検出について