サブネット・マネージャ・マスターとしてのスパイン・スイッチの設定

ラック・ユニット1 (U1)にあるInfiniBandスイッチは、スパイン・スイッチと呼ばれます。リカバリ・アプライアンスでスパイン・スイッチを使用できるのは、別のリカバリ・アプライアンスに接続している場合のみです。ラックの基本コンポーネントには含まれていません。

ラックを配線した後、次のステップを実行します。

スパイン・スイッチはInfiniBandサブネットのサブネット・マネージャ・マスターです。サブネット・マネージャ・マスターの優先度は8です。

スパイン・スイッチの優先度の設定を確認するには、次のようにします。

  1. rootユーザーとしてスパイン・スイッチにログインします。

  2. setsmpriority listコマンドを実行します。

    このコマンドにより、smpriorityの値は8であることが示されます。smpriorityの値が異なる場合は、次のようにしてください。

    1. disablesmコマンドを使用して、サブネット・マネージャを停止します。

    2. setsmpriority 8コマンドを使用して優先度を8に設定します。

    3. enablesmコマンドを使用して、サブネット・マネージャを再起動します。

他の2つのInfiniBandスイッチはリーフ・スイッチです。リーフ・スイッチは、ラック・ユニット20および22 (U20とU22)にあります。これらは、優先度が5のスタンバイ・サブネット・マネージャです。ステータスは、前述のステップ22.bのコマンドに値5を代入して確認できます。

サブネット・マネージャ・マスターを確認するには、次のようにします。

  1. 任意のInfiniBandスイッチにrootユーザーとしてログインします。

  2. サブネット・マネージャ・マスターの場所が表示されます。

    # getmaster
    20100701 11:46:38 OpenSM Master on Switch : 0x0021283a8516a0a0 ports 36 Sun DCS 36
    QDR switch ra01sw-ib1.example.com enhanced port 0 lid 1 lmc 0
    

    前述の出力は、適切な構成を示しています。サブネット・マスター・マネージャは、スパイン・スイッチra01sw-ib1.example.comで実行されます。

スパイン・スイッチがサブネット・マネージャ・マスターではない場合、サブネット・マネージャ・マスターをリセットします。

  1. getmasterコマンドを使用して、サブネット・マネージャ・マスターの現在の場所を確認します。

  2. サブネット・マネージャ・マスターのリーフ・スイッチにrootユーザーとしてログインします。

  3. スイッチのサブネット・マネージャを無効にします。サブネット・マネージャ・マスターが別のスイッチに移動します。

    関連項目:

    次のWebサイトの『Sun Datacenter InfiniBand Switch 36 User's Guide』のサブネット・マネージャの無効化に関する項を参照してください。

    http://docs.oracle.com/cd/E19197-01/835-0784-05/z4001de61813698.html#z40003f12047367

  4. getmasterコマンドを使用して、サブネット・マネージャ・マスターの現在の場所を確認します。スパイン・スイッチがサブネット・マネージャ・マスターではない場合、スパイン・スイッチがサブネット・マネージャ・マスターになるまでステップ23を繰り返します。

  5. この手順の実行中に無効になったリーフ・スイッチのサブネット・マネージャを有効にします。

    関連項目:

    次のWebサイトの『Sun Datacenter InfiniBand Switch 36 User's Guide』のサブネット・マネージャの有効化に関する項を参照してください。

    http://docs.oracle.com/cd/E19197-01/835-0784-05/z4001de61707660.html#z40003f12047359

ノート:

4つ以上のラックを配線してInfiniBandネットワークを構成している場合、スパイン・スイッチでのみ、サブネット・マネージャを実行します。リーフ・スイッチのサブネット・マネージャは無効化します。