ディスク・エラー発生時の状況
Oracle ASMはハードウェア・エラーによる読取りエラーの障害範囲の修理を実行します。ディスクはオンラインのままで、アラートは送信されません。
ディスクに障害が発生した場合:
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関連するOracle ASMディスクが
FORCE
オプションで自動的に削除され、Oracle ASMリバランスでデータの冗長性がリストアされます。 -
ドライブの青色のLEDとアンバーのLEDが点灯し、この場合、ディスクの交換を進めてもかまいません。ドライブのLEDは純色のままになります。予測障害および低いパフォーマンスのLEDステータス・ライトの詳細は、「LEDステータスの説明」を参照してください。
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サーバーによってアラートが生成され、それにはディスクを交換する特定の手順が含まれます。システムのアラート通知を構成している場合、電子メールでアラートが指定したアドレスに送信されます。
ディスクに障害ステータスがある場合:
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物理ドライブのグリッド・ディスクに関連するOracle ASMディスクが自動的に削除されます。
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Oracle ASMリバランスは予測障害ディスクから他のディスクにデータを再配置します。
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ドライブの青色のLEDが点灯し、この場合、ディスクの交換を進めてもかまいません。
Oracle ASMが物理的に対処されたメタデータ・ブロックに関する読取りエラーを取得すると、ブロックはミラーリングされません。
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Oracle ASMはディスクをオフラインにします。
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Oracle ASMは
FORCE
オプションでディスクを削除します。 -
ストレージ・サーバー・ソフトウェアは、ディスクが交換できることを示すアラートを送信します。