ディスク・エラー発生時の状況

Oracle ASMはハードウェア・エラーによる読取りエラーの障害範囲の修理を実行します。ディスクはオンラインのままで、アラートは送信されません。

ディスクに障害が発生した場合:

  • 関連するOracle ASMディスクがFORCEオプションで自動的に削除され、Oracle ASMリバランスでデータの冗長性がリストアされます。

  • ドライブの青色のLEDとアンバーのLEDが点灯し、この場合、ディスクの交換を進めてもかまいません。ドライブのLEDは純色のままになります。予測障害および低いパフォーマンスのLEDステータス・ライトの詳細は、「LEDステータスの説明」を参照してください。

  • サーバーによってアラートが生成され、それにはディスクを交換する特定の手順が含まれます。システムのアラート通知を構成している場合、電子メールでアラートが指定したアドレスに送信されます。

ディスクに障害ステータスがある場合:

  • 物理ドライブのグリッド・ディスクに関連するOracle ASMディスクが自動的に削除されます。

  • Oracle ASMリバランスは予測障害ディスクから他のディスクにデータを再配置します。

  • ドライブの青色のLEDが点灯し、この場合、ディスクの交換を進めてもかまいません。

Oracle ASMが物理的に対処されたメタデータ・ブロックに関する読取りエラーを取得すると、ブロックはミラーリングされません。

  • Oracle ASMはディスクをオフラインにします。

  • Oracle ASMはFORCEオプションでディスクを削除します。

  • ストレージ・サーバー・ソフトウェアは、ディスクが交換できることを示すアラートを送信します。