保護されたデータベースの操作を管理するEnterprise Manager管理者の作成
protdb_adminという名前のEnterprise Manager管理者を作成するには:
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他のEnterprise Manager管理者アカウントを作成する権限を持つEnterprise Manager管理者として、Cloud Controlにログインします。
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「設定」メニューから、「セキュリティ」、「管理者」の順に選択します。
管理者ページが表示されます。
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「作成」をクリックして、「管理者の作成: プロパティ」ページを表示します。
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「名前」および「パスワード」の各フィールドに、新しいEnterprise Manager管理者の資格証明を入力します。この例では、Enterprise Manager管理者の名前は
protdb_adminです。「パスワード・プロファイル」フィールドではDEFAULTが選択されています。この値を変更する必要はありません。このページの他のフィールドには必要に応じて情報を入力します。
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「次へ」をクリックして、「管理者protdb_adminの作成: ロール」ページを表示します。
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EM_USERロールを「使用可能なロール」リストから「選択したロール」リストに移動して、「次へ」をクリックします。
「管理者protdb_adminの作成: ターゲット権限」ページが表示されます。
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「ターゲット権限」セクションで、新しいEnterprise Manager管理者がアクセスする必要があるすべてのターゲットの権限を追加します。保護されたデータベースの操作を管理する管理者に必要なターゲット権限は次のとおりです。
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このEnterprise Manager管理ユーザーによって管理される保護されたデータベースに対応するターゲット: 完全権限
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このEnterprise Manager管理ユーザーによって管理される各保護されたデータベースのホストに対応するターゲット: 完全権限
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保護されたデータベースのバックアップの送信先になるリカバリ・アプライアンスに対応するターゲット: 表示権限。
これらのターゲットに対して権限を追加するには、次のようにします。
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「追加」をクリックして、「検索と追加: ターゲット」ダイアログを表示します。
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「ターゲット名」、「ターゲット・タイプ」、「ホスト上」の各フィルタを使用して、ターゲットを検索します。ターゲットを選択し、「選択」をクリックします。
選択したターゲットが「ターゲット権限」セクション内のターゲットのリストに追加されます。
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権限は、「すべてに付与」ボタンを使用してリスト内のすべてのターゲットに指定するか、個々のターゲットを選択し、「選択したものに付与」ボタンをクリックして指定できます。いずれの場合も、上で指定したターゲットに適切な権限を後続の権限の割当て画面で選択し、「続行」をクリックして「ターゲット権限」ページに戻ります。
新しいEnterprise Managerユーザーによって管理されるターゲットごとに、必要に応じてこれらのステップを繰り返します。
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「次へ」をクリックして、「管理者protdb_adminの作成: EMリソース権限」ページを表示します。
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次のステップを実行してください。
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ジョブ・システム権限の場合は、「権限付与の管理」列の「編集」アイコンをクリックします。「リソース・タイプ権限」セクションで、「作成」を選択してから、「続行」をクリックします。
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EM管理ユーザーに既存の資格証明へのアクセス権を付与するには、「名前付き資格証明」列の「編集」アイコンをクリックします。「リソース権限」セクションで「追加」をクリックし、このEnterprise Manager管理者に関連付ける必要がある名前付き資格証明を選択します。
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「確認」をクリックして、「管理者protdb_adminの作成: 確認」ページを表示します。
この新しいユーザーのプロパティ、ロールおよび権限が表示されます。設定を確認し、修正する場合は「戻る」をクリックします。
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「終了」をクリックすると、Enterprise Manager管理者が作成されます。