ローカライズされたアーティファクト・ラベルの表示

Oracle Smart View for Officeでは、キューブ、フォーム、フォルダ、タスク・リストなどのアーティファクトについて、Webアプリケーションで設定されたローカライズ済ラベルおよび説明を表示できます。

データ・ソース・タイプ: Enterprise Profitability and Cost Management、Financial Consolidation and Close、フリーフォーム、Planning、Planningモジュール、Tax Reporting

アーティファクトのラベルには、名前、説明、インストラクションなどの様々なプロパティが含まれており、ユーザーが作業する様々な言語でカスタマイズおよび設定して、意味のある情報を提供できます。たとえば、フランス語ユーザーの場合、英語の"turnover"という名前のフォームのアーティファクト・ラベルを"chiffre d'affaires"に設定できます。

アーティファクトごとに、Oracle Enterprise Performance Management Cloud Webアプリケーションで異なる言語でアーティファクト・ラベルを追加できます。アーティファクトにアーティファクト・ラベルが定義されていない場合は、デフォルトのラベルが表示されます。詳細は、言語の追加とローカライズされたアーティファクト・ラベルの定義を参照してください。

ノート:

Smart Viewでアーティファクト・ラベルを表示するには、EPM Cloud更新24.04以降が必要です。

Webアプリケーションでサポートされているアーティファクト・ラベルは、ローカライズ可能なアーティファクト・ラベルにリストされています。Smart Viewでは、アーティファクト・ラベルは次のアーティファクトでサポートされています:

ビジネス・ルール
キューブ
ダッシュボード
ドキュメント
フォルダ
フォーム
プロンプト
レポート
スマート・リスト
タスクとタスク・リスト
テンプレート
ユーザー変数

追加すると、Smart Viewホーム・パネルのツリー・ビュー、POVツールバーおよびPOVマネージャ、「シート情報」ダイアログ、検索結果のリスト、右クリック・メニューおよびメニュー・アイテム、「最近使用」リストなど、ローカライズされたアーティファクト・ラベルがSmart View内の複数の場所に表示されます。

Smart Viewのローカライズされたアーティファクト・ラベルは、Smart Viewの「オプション」の「詳細」タブに設定された言語に基づいて表示されます。

ノート:

保存済ワークブックの様々な言語で作業しているユーザーには、スマート・リスト値のアーティファクト・ラベルが、Smart Viewの言語設定で選択されているものとは異なる言語で表示される場合があります。たとえば、あるユーザーがスマート・リスト・アーティファクト・ラベルの付いたフォームをワークブックにスペイン語で保存するとします。Smart View言語を英語に設定した別のユーザーがこの保存済ワークブックを開く場合、ユーザーには英語ではなくスペイン語でスマート・リスト値が引き続き表示されます。これは、スマート・リストを含むフォームまたはアド・ホック・グリッドを含むワークブックが保存された場合、サーバーで更新または変更されていなければ、リストが更新されないためです。このような場合、ユーザーは、選択した言語でスマート・リスト・アーティファクト・ラベルを表示するには、このようなフォームまたはアド・ホック・グリッドを新しいワークブックで開く必要があります。