クイック・アクションの使用
Smart Viewリボンの「クイック・アクション」メニューを使用すると、リボンを頻繁に切り替えたり、設定を変更するために毎回「Smart Viewのオプション」ダイアログを起動したりするかわりに、様々なアクションにすばやくアクセスできます。
「クイック・アクション」メニューには、次のアクションのリストが含まれます:
- Smart View、プロバイダおよびプロバイダのアド・ホック・リボンで一般的に使用されるメニュー・アイテム(「データの送信」、「リフレッシュ」、「ズーム・イン」、「別名の変更」など)。
- 「#Missing行の抑制」、「繰返しメンバーの抑制」、「Excelフォーマットの使用」など、Smart Viewの「オプション」ダイアログでの設定。アクションの横には、選択されている(オン)か選択されていない(オフ)かに関係なく、設定のステータスも表示されます。
アクションのリストは、コンテキストで開いている内容によって異なります。たとえば次のようになります:
- フォームまたはアド・ホック・グリッドが開いていない場合は、診断や設定などの基本的なアクションをSmart Viewの「オプション」から取得します。
- フォームが開いている場合は、「クイック・アクション」メニューに「データの送信」、「調整」、「ビジネス・ルール」などのフォーム関連アクションが表示されます。
- アド・ホック・グリッドが開いている場合は、「クイック・アクション」メニューに「ズーム・イン」、「ズーム・アウト」、「選択項目のみ削除」などのアド・ホック操作が表示されます。
「クイック・アクション」メニューの有効化
要件に従って、「クイック・アクション」メニューを有効または無効にできます。「ヘルス・チェック」ダイアログでは、「クイック・アクション」設定は「Smart Viewのオプション」の下にあり、デフォルトでは無効になっています。
- これを有効にするには、「修正/更新/ヘルプ・リンク」列をクリックし、「使用可能」を選択して「設定の更新」をクリックします。
- これを無効にするには、「修正/更新/ヘルプ・リンク」列をクリックし、「使用不可」を選択して「設定の更新」をクリックします。
詳細は、システムでのヘルス・チェックの実行を参照してください。
クイック・アクションのカスタマイズ
「クイック・アクション」メニューに表示されるアクションのリストをカスタマイズするには:
- Smart Viewリボンで、「クイック・アクション」メニューを展開し、「詳細...」オプションを選択します。
- 「クイック・アイテム選択」ダイアログで、「使用可能なアクション」セクションから必要なアクションを選択します。
「使用可能なアクション」セクションには、「クイック・アクション」メニューに追加できるアクションが表示されます。「選択したアクション」セクションには、「クイック・アクション」メニューに表示することを選択したアクションが表示されます。
- 次を実行します:
- アクションを追加するには、アクションを選択して「使用可能なアクション」から「選択したアクション」に移動します。
- アクションを削除するには、アクションを選択して「選択したアクション」から「使用可能なアクション」に戻します。
- 「クイック・アクション」メニューにアクションを表示する順序を調整するには、「選択したアクション」の「上」および「下」矢印アイコンを使用します。
設定すると、クイック・アクションは、データ・プロバイダから開くすべてのフォームおよびアド・ホック・グリッドで使用できます。
ノート:
- 次にアクション・リストをカスタマイズするときに、「クイック・アクション」メニューの「詳細...」オプションが表示されない場合があります。新しいシート・タブを開き、「クイック・アクション」メニューを展開して「詳細...」を選択し、アクションを追加または削除するための「クイック・アイテム選択」ダイアログを開く必要があります。
- 「クイック・アイテム選択」ダイアログを閉じた後、「詳細...」オプションを再度選択すると、「クイック・アイテム選択」ダイアログは開きません。これは、選択が変更されないかぎり、「クイック・アクション」メニューによって同じアクションが再度開始されないためです。回避策として、「クイック・アクション」メニューから別のオプションを選択し、「詳細...」を再度選択して、「クイック・アイテム選択」ダイアログを開きます。