Forms 2.0での設計時フォーマットの表示

設計時フォーマットを含むフォームがExcelでレンダリングされると、Oracle Smart View for Officeには、使用可能なフォーマットを表示するためのオプションが用意されています。

そうしたオプションは、プロバイダ・リボンの「フォーマット」グループにある「適用」ボタンからアクセスします。

ヒント:

「適用」オプションは表示オプションのみであり、Smart Viewのセルのスタイルおよびユーザーがフォームに保存したカスタムExcelフォーマットに加えて、Groovyルール、データ検証ルールおよびフォーマットのみのルールのフォーマットなど、フォームに指定されたフォーマットを表示できます。

フォームにスタイルを適用するには:
  1. Oracle Enterprise Performance Management Cloud Forms 2.0フォームを開き、プロバイダ・リボン(Planningリボンなど)の「フォーマット」グループ内の「適用」ボタンをクリックします。

    「適用」オプションが表示されます(図21-19)。オプションを選択する前の初期状態では、どのオプションも選択されていません。オプションを選択すると、前回のオプションの選択内容が、次回フォームを開いたときにも維持されます。

    図21-19 「適用」のオプション


    「適用」オプション(「なし」、「セルのスタイル」、「カスタム・スタイル」、「カスタム・スタイルとセルのスタイル」)が表示されます。
  2. オプションを選択します。
    • なし - シートにスタイル(設計時フォーマット、カスタムExcelフォーマットまたはSmart Viewのセルのスタイル)は適用されません。設計時フォーマット、セルのスタイルおよびExcelのカスタム・スタイルがシートに存在していても、このオプションを選択すると何も表示されません。ただし、それらは保持されていて、「セルのスタイル」「カスタム・スタイル」または「カスタム・スタイルとセルのスタイル」のオプションを使用することで後で表示できます。

    • セルのスタイル - Smart Viewで定義されたセルのスタイル、データ検証ルールおよびGroovyルールを適用します。フォーマット・ルールもExcelカスタム・フォーマットも適用されません。

    • カスタム・スタイル - 設計時に「フォーマット/検証ルール・ビルダー」で定義されたフォーマット・ルールと、Smart Viewで追加されたExcelカスタム・フォーマットを適用します。セルのスタイル、Groovyルールのフォーマットおよびデータ検証ルールのフォーマットは適用されません。

    • カスタム・スタイルとセルのスタイル - Groovyルール、設計時フォーマット・ルール(データ検証およびフォーマットのみ)、すべてのセルのスタイルおよびカスタムExcelフォーマットをフォームに適用します。

    オプション選択はすぐに適用され、フォームに表示されます。

    設計時フォーマット・ルールの定義方法、およびフォームに対する「適用」オプションの影響を表示するには、ビジネス・プロセスの管理ガイドのフォーマット・ルールのシナリオのトピックを参照してください。たとえば、Planningの管理フォーマット・ルールのシナリオを参照してください。