使用状況トラッキング・パラメータの設定

使用状況の情報の記録を開始するには、使用するデータベースの接続の詳細、および使用状況のトラッキングに使用するデータベース表の名前を指定する必要があります。これらのパラメータはコンソール(詳細システム設定ページ)から設定します。

ノート:

Oracle BI Enterprise Edition 12cでは、構成ファイルにオプションを設定して使用状況トラッキングを構成します。Oracle BI Enterprise Edition 12cからOracle Analytics Serverにアップグレードする場合、使用状況トラッキングの設定は保持され使用状況トラッキングは引き続き機能しますが、「システム設定」ページに値は表示されません(つまり、空白で表示されます)。使用状況トラッキングの詳細を「システム設定」で再入力する必要はありませんが、明確にするために、再入力することもできます。

  1. 「コンソール」をクリックします。
  2. 「詳細システム設定」をクリックします。
  3. 「使用状況トラッキング」をクリックします。
  4. システムの使用状況トラッキングを有効化します。「使用状況トラッキングの有効化」がオンになっていることを確認します。
  5. 次のプロパティを設定します。
    • 使用状況トラッキング接続プール

      使用状況トラッキング・データベース用として作成した接続プールの名前で、<database name>.<connection pool name>という書式で示されます。たとえば、UsageTracking.UTConnectionPoolです。

    • 使用状況トラッキング初期化ブロック表

      初期化ブロックの情報を格納するために使用するデータベース表の名前で、形式は<database name>.<catalog name>.<schema name>.<table name>または<database name>.<schema name>.<table name>です。たとえば、UsageTracking.UT_Schema.InitBlockInfoです。

    • 使用状況トラッキング物理問合せロギング表

      物理問合せの詳細を格納するために使用するデータベース表の名前で、形式は<database name>.<catalog name>.<schema name>.<table name>または<database name>.<schema name>.<table name>です。たとえば、UsageTracking.UT_Schema.PhysicalQueriesです。

    • 使用状況トラッキング論理問合せロギング表

      論理問合せの詳細を格納するために使用するデータベース表の名前で、形式は<database name>.<catalog name>.<schema name>.<table name>または<database name>.<schema name>.<table name>です。たとえば、UsageTracking.UT_Schema.LogicalQueriesです。

    • 使用状況トラッキング最大行数

      使用状況トラッキング表に必要な最大行数。最小値は1、最大値は100,000です。0は無制限を意味します。行数が最大行数を超えると、使用状況トラッキング・プロセスにより、超過した行がタイムスタンプの古いものから削除されます。

  6. 「適用」をクリックします。

Oracle Analyticsにより、使用状況トラッキング表が作成され、ユーザー問合せの記録が開始されます。