セマンティック・モデルの論理階層の操作について
セマンティック・モデルの論理レイヤーにおいて、ディメンション・オブジェクトは論理列(属性)の階層構造を表します。
1つ以上の論理ディメンション表を、1つのディメンション・オブジェクトに関連付けることができます。
一般的なディメンションには、期間、製品、市場、顧客、仕入先、プロモーション条件、原材料、製造工場、輸送手段、メディアの種類、時刻などがあります。ディメンションは、論理レイヤーおよびプレゼンテーション・レイヤー内に存在します。
各ディメンションで、階層の構造に論理列を編成します。この構造は、業務で要求される組織ルールとレポート要件を表し、ディメンションへドリルインおよびドリルアクロスしてデータの詳細ビューを取得するためにOracle Analytics問合せエンジンで使用されるメタデータを提供します。
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レベルベース階層を持つディメンション - これらは構造階層とも呼ばれます。レベルベース階層には、いくつかのタイプのメンバーが含まれており、従業員やアセンブリなど、同じタイプのメンバーが1つのレベルにのみ存在します。
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親子階層を持つディメンション - これらは値階層とも呼ばれます。親子階層では、メンバーはすべて同じタイプを持ちます。
マルチディメンション・データ・ソース用のディメンションはソース内で定義されているため、ディメンション・レベル・キーは作成しません。ディメンションは特定のマルチディメンション・データ・ソースに固有です。ディメンションを個別に作成および操作することはできません。データ・ソース内の各キューブは、論理レイヤー内に1つ以上のディメンションと1つのメジャーを持っている必要があります。
特定の論理階層をベースとするプレゼンテーション階層オブジェクトを作成することによって、論理階層をワークブックや分析に公開できます。プレゼンテーション・レイヤーに階層を作成することにより、ユーザーは階層ベースの問合せを作成できます。プレゼンテーション階層とプレゼンテーション・レベルの操作を参照してください。
プレゼンテーション・レイヤーのサブジェクト領域に各階層レベルの列を1つ以上追加することによって、階層を公開することもできます。