SQL問合せを使用したデータ・モデルへのバースティング定義の追加
バースティング定義をデータ・モデルに追加できます。
バースティングでは、データ・モデルのグローバル関数はサポートされません。データ・モデルにグローバル関数が含まれている場合、バースティング・ジョブによって生成されるXMLには、グローバル関数のタグは含まれません。グローバル関数要素は、XML出力の最後のセクションにあります。XML出力は、バースティング定義で指定された分割方法要素に基づいてカットされます。グローバル関数要素は分割XML文書に含めることはできません。
たとえば、次のXML出力と分割方法要素について考えてみます。バースティングされたXML文書には、グローバル関数要素は含まれません。
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XML出力:
<Data><G1><Invoice_id>10</Invoice_id><Invoice_Num>abcd#1</Invoice_Num>,,,</G1><GLobalFunc1>InvoiceAccountCode</GLobalFunc1></Data>
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分割方法要素:
/Data/G1/Invoice_id
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バースティングされたXML文書:
<Data><G1><Invoice_id>10</Invoice_id><Invoice_Num>abcd#1</Invoice_Num>,,,</G1></Data>
バースティング定義表で、バースティング定義を、名前、タイプ、データ・ソースおよびその他のプロパティを指定して追加します。
分割
要素と配信
要素がデータベースにCLOB
として格納されるXMLドキュメントに属する場合は、「分割」
フィールドと「配信元」
フィールドに完全なXPATHを入力する必要があります。
バースト・エンジンを使用したPDFのレポートへの添付
顧客への請求書にPDFを添付する必要がある場合があります。バースティングの際にPDFをレポートに添付できます。
バースティング問合せが定義されたら、「添付」タブに添付問合せを入力できます。添付は、リポジトリのソースがWebCenterのコンテンツであると想定しています。このコンテンツは管理者がデータソースとして定義できます。
PDF添付は、単一のPDFファイルとして主レポートとともに受信者に配信されることに注意してください。添付ドキュメントは個別に埋め込まれず、レポートに付加されます。
PDFレポート全体を添付とともに単一の統合ファイルとして保存する場合、バースティング問合せの下にあるオプション「統合出力の有効化」をチェックします。統合出力には、レポートの順次マージと各バーストの添付が含まれます。バースティング・レポート・ジョブのスケジュールを設定するユーザー(コンシューマ・ロールを所有)と管理者は、統合出力をジョブ履歴の詳細ページに表示できます。