データ・アクションplugin.xmlファイルのリソース・セクション - tns:resources

tns:resourcesセクションでは、拡張機能に提供するファイルのすべてを登録します。

リソース


1 <tns:resources>
2    <tns:resource id="currencyconversion" path="scripts/currencyconversion.js" type="script" optimizedGroup="base"/>
3    <tns:resource-folder id="nls" path="resources/nls" optimizable="true">
4       <tns:extensions>
5          <tns:extension name="js" resource-type="script"/>
6       </tns:extensions>
7    </tns:resource-folder>
8 </tns:resources>

各JavaScript、CSS、イメージおよび翻訳リソース・ファイルをここで登録する必要があります。このセクションは、<tns:resources>要素内に含まれ、次の要素を任意の数だけ含みます:

  • <tns:resource>

    これらの要素は、単一のファイルを登録するために使用します(たとえば、JavaScriptまたはCSSファイル)。

  • <tns:resource-folder>

    これらの要素は、指定したフォルダ内のすべてのファイルを同時に登録するために使用します。たとえば、イメージ・フォルダまたはネイティブ言語サポートのリソース・ファイルを含むフォルダです。

各タイプのファイルを登録する方法の詳細は、次の各項を参照してください。

JavaScriptファイル

拡張機能の各JavaScriptファイルは、次に示すような行に登録する必要があります。

<tns:resource id="currencyconversion" path="scripts/currencyconversion.js" type="script" optimizedGroup="base"/>

説明:

  • idは、ファイルに割り当てられるIDです。

    IDは、JavaScriptファイル名(.js拡張子なし)に一致するよう設定します。

  • pathは、plugin.xmlファイルからJavaScriptファイルへの相対パスです。JavaScriptファイルは、拡張機能のscriptsディレクトリに格納する必要があります。

    JavaScriptファイルには、アンダースコアやハイフンなどの特殊文字なしで、すべて小文字を使用してください。

  • typeは、登録するファイルのタイプです。JavaScriptファイルの場合、これはscriptに設定する必要があります。
  • optimizedGroupは、複数のJavaScriptファイルを1つの圧縮ファイルにグループ化します。サード・パーティ拡張機能では、この設定をbaseのままにする必要があります。

CSSファイル

拡張機能の各CSSファイルは、次に示すような行に登録する必要があります。

<tns:resource id="currencyconversionstyles" path="resources/currencyconversion.css" type="css"/>

説明:

  • idは、ファイルに割り当てられるIDです。

    IDは、CSSファイル名(.css拡張子なし)に一致するよう設定します。

  • pathは、plugin.xmlファイルからCSSファイルへの相対パスです。CSSファイルは、拡張機能のresourcesディレクトリに格納する必要があります。

    CSSファイルには、アンダースコアやハイフンなどの特殊文字なしで、すべて小文字を使用してください。

  • typeは、登録するファイルのタイプです。CSSファイルの場合、これは常にcssに設定する必要があります。

イメージ・フォルダ

JavaScriptコード内から参照するために必要なイメージが拡張機能に含まれる場合、拡張機能のディレクトリ構造内のresources/imagesディレクトリにそれらを配置し、次のように<tns:resource-folder>要素をplugin.xmlに追加します:

<tns:resource-folder id="images" path="resources/images" optimizable="false"/>

イメージがCSSファイルからのみ参照される場合、この<tns:resource-folder>要素をplugin.xmlファイルに追加する必要はありません。この場合は、resources/imagesディレクトリにそれらを追加して、CSSファイルからの相対パスを使用して参照できるようにする必要があります。

ネイティブ言語サポートのリソース・フォルダ

Oracle Analyticsは、ネイティブ言語サポートを実装しています。そのため、開発者は、ユーザー・インタフェースに表示する文字列を、個別のJSONリソース・ファイルに外部化する必要があります。その後、所定のディレクトリ構造でこれらのファイルの様々なローカライズ・バージョンを提供することができ、Oracle Analyticsでは、ユーザーの選択した言語に対して適切なファイルが自動的に使用されます。リソース・ファイルの翻訳バージョンは、必要な数だけ提供できます。ネイティブ言語サポートのリソース・フォルダにより、Oracle Analyticsは拡張機能で使用される所定のネイティブ言語サポート・ディレクトリ構造のルートを指します。ネイティブ言語サポートのリソース・ファイルを使用するすべての拡張機能に、次の例とまったく同じ<tns:resource-folder>エントリが含まれる必要があります。


1 <tns:resource-folder id="nls" path="resources/nls" optimizable="true">
2    <tns:extensions>
3       <tns:extension name="js" resource-type="script"/>
4    </tns:extensions>
5 </tns:resource-folder>

ファイルの内容および準拠する必要のある所定のディレクトリ構造の詳細は、「生成されたフォルダとファイル」を参照してください。