ダッシュボードでのページの追加と削除

ダッシュボードへのページの追加

新しいページを追加して、ダッシュボードのコンテンツを編成できます。

たとえば、最初に、表および棒グラフに地域の売上データが含まれる新しいダッシュボード・ページを追加できます。次に、様々な競合相手のWebサイトへのリンクが含まれる別のページを追加できます

編集するダッシュボードを開きます。
ダッシュボード・ビルダーのツールバーで、「ダッシュボード・ページを追加」をクリックし、「ダッシュボード・ページを追加」メニュー・オプションを選択します。
画面に表示されるステップに従います。

ダッシュボードへのサブページの追加

新しいサブページをダッシュボードに追加して、さらに情報を表示することができます。

サブページを追加することによって、第2レベルの情報をユーザーに表示できます。たとえば、最初に、表および棒グラフに地域の売上データが含まれる新しいダッシュボード・ページを追加できます。次に、様々な競合相手のWebサイトへのリンクが含まれるサブページを追加できます。

編集するダッシュボードを開きます。
ダッシュボード・ビルダーのツールバーで、「ダッシュボード・ページを追加」をクリックし、「サブページの追加」メニュー・オプションを選択します。
画面に表示されるステップに従います。

ダッシュボード・ページへのコンテンツの追加

ダッシュボード・オブジェクト(「ダッシュボード・オブジェクト」ペインのすべてのオブジェクト)をダッシュボード・ページに追加できます。また、カタログに保存したオブジェクトを追加することもできます。

たとえば、新しく作成した販売業績ダッシュボードに、チームの進捗を追跡するためのコンテンツを追加できます。これを実行するために、カタログからブランド売上分析を追加できます。

編集するダッシュボードを開きます。
コンテンツを追加するページに移動します。
ダッシュボード・ビルダーで、「ダッシュボード・オブジェクト」ペインまたは「カタログ」ペイン内のオブジェクトを選択して分析し、それらを「ページ・レイアウト」領域にドラッグ・アンド・ドロップします。
- 「列」を使用して、ダッシュボード上にコンテンツを配置するための列を追加します。ダッシュボード・ページ上に必要な数の列を作成できます。列は水平方向または垂直方向に配置できます。
- 「セクション」を使用して、アクション・リンクや分析など、ページのコンテンツを含めるための列内のセクションを追加します。列に対して必要な数のセクションを含めることができます。
- 「Publisher」レポートを使用して1つ以上のレポートを追加し、他のユーザーが使用できるようにします。レポートを使用して、構成済の分析をダッシュボード・ページに追加できます。レポートを、ダッシュボード・ページに表示する埋込みコンテンツとして、またはOracle Analytics Publisherで開くリンクとして追加できます。ダッシュボード・ページに追加したレポートをOracle Analytics Publisherで変更し、変更を保存した場合、その変更を表示するには、ダッシュボード・ページをリフレッシュする必要があります。
- ビジュアライゼーションを使用して、ダッシュボードにビジュアライゼーションおよびキャンバスを埋め込んで、これらをアナリストと共有します。プロジェクトをキャンバスにドラッグしてから、表示するキャンバスまたはインサイトを選択します。
  図dv_in_catalog.pngの説明
必要に応じて、「プロパティ」をクリックして各オブジェクトのプロパティを設定します。
「保存」をクリックします。

ダッシュボード・ページとOracle Analytics Publisherレポートがどのように相互作用するかの理解

ダッシュボード・ページでPublisherレポートの実行や表示、およびPublisherレポートとの相互作用を行えます。

Publisherレポートをダッシュボード・ページに追加すると、次のオプションがあるツールバーがレポートに含まれます。

レポートのデータの分析。
レポートのレイアウト・テンプレートの選択。
レポートの出力形式の変更。
レポートのエクスポート。
プリンタやFAX、電子メール、FTPといった、使用可能な宛先にレポートを送信。
レポートのスケジュール。

Publisherレポートを含むダッシュボード・ページに対してエージェントを構成する場合、次の基準に注意してください。

Publisherレポートの出力書式はPDFである必要があります。
エージェントはコンテンツをPDF形式で配信するよう設定されている必要があります。

Publisherレポートを含むダッシュボード・ページまたはブリーフィング・ブックを特定の形式で印刷できます。

Publisherレポートを含むダッシュボード・ページを印刷する場合、またはブリーフィング・ブックにページを含める場合、次の点に注意する必要があります。

PDF形式のブリーフィング・ブックを印刷する場合およびPublisherレポートの出力書式がPDFの場合、Publisherレポートは、ページの他のオブジェクトの後に印刷されます。PDF形式のPublisherレポートを含むダッシュボード・ページを印刷するが、そのダッシュボード・ページがブリーフィング・ブックの一部ではない場合、Publisherレポートは印刷されません。
MHTML形式のダッシュボード・ページまたはブリーフィング・ブックを印刷する場合、Publisherレポートは印刷されません。

ダッシュボードとページのスタイルおよび動作の構成

ダッシュボード・プロパティを使用して、ダッシュボードとページのスタイルおよび動作を構成します。たとえば、チーム・メンバーがダッシュボードのページをエクスポート、リフレッシュまたは印刷できるかどうかを指定します。

編集するダッシュボードを開きます。
ダッシュボードのスタイルおよび動作を指定するには、「ツール」をクリックし、「ダッシュボードのプロパティ」を選択します。
「ダッシュボードのプロパティ」ダイアログで、目的のプロパティを変更します。たとえば:
- ロゴ、ブランド、ページの色およびリンクの色などのダッシュボード・プロパティを変更する場合は、「スタイル」を使用して、使用可能なダッシュボード・スタイルのリストから選択します。管理者がスタイルを作成し、ダッシュボード・ビルダーおよびユーザーが使用できるようにします。リストにないスタイルを使用する場合は、自分用の新しいスタイルの作成を管理者に依頼してから、新しいブラウザ・セッションを起動して再試行してください。
- ダッシュボード・レベルで分析に含めるレポート・リンク(「分析」、「編集」、「リフレッシュ」、「印刷」、「エクスポート」、「ブリーフィング・ブックに追加」および「コピー」)を指定する場合は、「ダッシュボード・レポート・リンク」を使用します。これらのリンクは、ダッシュボード・ページ・レベル、または分析レベル(ダッシュボード・レベル・リンクをオーバーライド)で設定できます。
- 「HTMLマークアップを含みます」は、有効なHTMLマークアップ(JavaScriptを含む)を使用してコンテンツを書式設定する管理者権限がある場合に使用します。
- 非表示のページに移動する際にページ見出しを表示する場合は、非表示のページを使用します。
アプリケーションにコンテンツが埋め込まれている場合に表示するオプションを指定するには、「ツール」をクリックしてから「ページ・レポート・リンク」を選択し、「レポート・リンク」ダイアログを表示します。「ダッシュボード設定の継承」を選択して、Oracle Analytics Cloudに表示されているのと同じオプションでダッシュボードを埋め込むか、「カスタマイズ」をクリックしてオプションを変更します。

図report-options.pngの説明

たとえば、「カスタマイズ」、「ワークブックとして探索」の順にクリックすると、埋込み分析の下部にリンクが表示され、ダッシュボード・ユーザーが、ビジュアライゼーションとしてレポートを検索できるようになります。

図description-report-links-embedded.pngの説明
ダッシュボードで受信ナビゲーション・パラメータを処理する方法を指定するには、「ツール」をクリックし、「拡張ページ・プロパティ」を選択して、ナビゲーション・オプションを確認します。
受信ナビゲーション・パラメータは、外部ポータルまたはアプリケーションと共有しているOracle Analyticsコンテンツの動作を制御します。たとえば、ナビゲーション・パラメータは、ユーザーをダッシュボードの特定のページに移動させ、PDF出力のコンテンツを書式設定できます。「拡張ページ・プロパティ」ダイアログで、「受信ナビゲーション・オプション」を使用して、ナビゲーション・パラメータをダッシュボードのすべてのページに適用するか、ランディング・ページにのみ適用するかを指定します。

次のナビゲーション・リンクの動作を構成できます:
- プロンプトURL - これらのリンクは、ユーザーを特定のダッシュボード・ページに移動させ、書式設定パラメータを含むことができます。たとえば、「プロンプトURL」は、特定のページに直接移動し、PDF出力のコンテンツを書式設定できます。
- Go URL - これらのリンクは、コンテンツの外観および動作方法を制御するパラメータを含みます。たとえば、「Go URL」は、ユーザー名とパスワードに加え、ページ上の結果をリフレッシュするコマンドを含むことができます。
- 「BIコンテンツにナビゲート」アクション - これらのリンクは、アクション・フレームワークを使用して、ユーザーをコンテンツの特定の領域に移動させます。
ナビゲーション・リンクのタイプごとに、ナビゲーション・パラメータの範囲を選択します。
- 「ダッシュボード」をクリックして、ダッシュボードのすべてのページにナビゲーション・パラメータを適用します。たとえば、「プロンプトURL」リンクが(&Action=Printを使用して) PDF出力のコンテンツを書式設定する場合、ダッシュボードのすべてのページがPDFへの出力用に書式設定されます。
- 「ページ」をクリックして、ランディング・ページにのみナビゲーション・パラメータを適用します。たとえば、「プロンプトURL」リンクが(&Action=Printを使用して) PDF出力のコンテンツを書式設定する場合、ランディング・ページのみがPDFへの出力用に書式設定されます。
「OK」をクリックして、「Save」をクリックします。

ダッシュボード・ページに追加されたオブジェクトのプロパティの変更

ダッシュボード・ページに追加されたオブジェクトのプロパティを変更できます。

たとえば、ブランド売上分析の列プロパティを変更して、見出しを14ポイント、太字、Helveticaフォントで表示するように指定できます。

編集するダッシュボードを開きます。
オブジェクトが含まれているページに移動します。
「ページ・レイアウト」領域でオブジェクトにマウス・ポインタを合せてオブジェクトのツールバーを表示し、「プロパティ」をクリックします。

オブジェクト・タイプに応じて、編集オプションのメニューまたは「プロパティ」ダイアログを表示します。
プロパティを変更します。
たとえば、ダッシュボード・セクションの場合には、「名前変更」を選択してデフォルトのセクション名を変更でき、ダッシュボードWebリンクの場合には、キャプションまたはターゲットURLを変更できます。
変更を保存します。

ダッシュボード・ページのオブジェクトの削除

オブジェクトの追加後、オブジェクトが不要になった場合、オブジェクトを削除できます。

たとえば、前年度のブランド売上分析を、現行年度の分析に置き換えるために販売業績ダッシュボードから削除できます。

編集するダッシュボードを開きます。
削除するオブジェクトが含まれているページに移動します。
「ページ・レイアウト」領域でオブジェクトにマウス・ポインタを合せてオブジェクトのツールバーを表示し、「削除」をクリックします。

ダッシュボード・ページの削除

現在のダッシュボード・ページ、または1つ以上のダッシュボード・ページを削除できます。

たとえば、販売業績ダッシュボードから2ページ目と3ページ目を削除して、最新のブランド売上分析を含むページのみを保持できます。

1つ以上のダッシュボード・ページを削除できます:

編集するダッシュボードを開きます。
「ツール」をクリックして、「ダッシュボードのプロパティ」を選択します。
削除するページごとに次のことを実行します。
1. ダイアログの「ダッシュボード・ページ」領域で、ページを選択します。
2. 「ダッシュボード・ページ」ツールバーで、「削除」をクリックします。
  
  図dash08.gifの説明
3. 削除を確定します。
「OK」をクリックします。

ダッシュボードのサブページの削除

ダッシュボード・ページ内から1つ以上のダッシュボードのサブページを削除できます。

編集するダッシュボードを開きます。
「ツール」をクリックして、「ダッシュボードのプロパティ」を選択します。
削除するページごとに次のようにします。
1. ダイアログの「ダッシュボード・ページ」領域で、削除するダッシュボードのサブページを選択します。
  
  図dashsub01.pngの説明
2. 「ダッシュボード・ページ」ツールバーで、「削除」をクリックします
3. 削除を確定します。
「OK」をクリックします。