分類コンポーネント
分類モデルには、パーティ、プロジェクト、タスクおよびオーダーなどのエンティティを分類するための柔軟なツールが用意されています。 分類により、パーティなどのエンティティを、組織内で参照されているとおりに分類できます。
分類の主なコンポーネントは次のとおりです。
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分類カテゴリ
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分類ルール
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分類コード
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分類コード階層
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エンティティ割当て
分類カテゴリ
分類カテゴリを使用すると、広範なサブジェクト領域のエンティティを分類できます。 たとえば、組織が事業を行っている産業に基づいて組織を分類できます。 分類カテゴリは、分類コード・ルールを定義する1つ以上の分類コードの論理的なグループです。
分類ルール
分類カテゴリには、分類をエンティティに割り当てる方法を定義するルールを含めることができます。 分類カテゴリを設定するときに、特定のルールを作成できます。 たとえば、親分類コードをパーティに割り当てたり、複数の分類コードをエンティティに割り当てられるようにします。
分類コード
分類カテゴリ内の個別の値を分類コードと呼びます。 たとえば、1987 SIC分類カテゴリには、ソフトウェア産業のパーティに割り当てることができる、ソフトウェアの分類コードが含まれます。 分類コードは階層ツリーに編成できます。 親分類コードはツリーの最上位レベルのノードとして表示され、子分類コードは親コードまたはその他の分類コードから分岐します。
分類コード階層
分類カテゴリ内に分類コードの階層を作成できます。 たとえば、ITを分類カテゴリとして設定し、ハードウェア、キーボードおよびプリンタを分類コードとして設定できます。 次に、ハードウェアをツリーの最上位レベルにある親分類コードに設定し、キーボードとプリンタを子分類コードに設定できます。 プリンタ分類コードの下に、ドット・マトリックス、インクジェット、レーザーなどの追加の子分類コードを作成できます。
分類コードおよび分類コード階層の管理方法
「分類カテゴリの管理」タスクを使用して、分類コードを作成または更新し、分類階層を変更できます。
分類情報を更新するには、「ツリーおよびツリー・バージョンの管理」または「標準参照の管理」タスクを使用しないことをお薦めします。 使用すると、無効な分類データになる可能性があります。 分類ベースのツリーには、「アクティブ」ステータスの1つのツリー・バージョンのみがあります。 「ツリーおよびツリー・バージョンの管理」を使用すると、ツリーが「ドラフト」ステータスになる可能性があります。 これにより、テリトリ管理などのアプリケーションで正しく使用できなくなります。 したがって、分類階層の管理には「分類カテゴリの管理」を使用する必要があります。 なんらかの理由でDRAFTに変更された場合は、「ツリーおよびツリー・バージョンの管理」タスクを使用してアクティブ化する必要があります。 「ツリーおよびツリー・バージョンの管理」ページで、必要なツリーを選択し、 をクリックします。このオプションによって、ツリーがACTIVEステータスにリセットされます。
分類コードを追加または更新するには:
- 「設定および保守」作業領域で、次の項目に移動します。
- オファリング: 営業
- 機能領域: アカウントおよび担当者
- タスク: 分類カテゴリの管理
- 分類カテゴリを検索し、「編集」をクリックします。 たとえば、CUSTOMER_CATEGORYを検索して「編集」をクリックします。
- 新しいカテゴリを追加するか、既存のカテゴリを変更します。
- 「保存してクローズ」をクリックします。
分類カテゴリのエクスポート方法
- 分類コード摘要
- 分類コード
- 分類コード内容
- をクリックします。
- 「カタログの参照」をクリックします。
- 公開済レポートで をクリックします。
デフォルトでは、「図」タブが表示されます。
- 「新規」および「SQL問合せ」をクリックします。
- 名前を入力し、「SQL問合せ」テキストボックスに次のコードをペーストします。
SELECT CC.CLASS_CATEGORY, LV.LOOKUP_CODE AS CLASS_CODE, LV.VIEW_APPLICATION_ID, LV.MEANING, LV.DESCRIPTION, LV.START_DATE_ACTIVE, LV.END_DATE_ACTIVE, LV.LAST_UPDATED_BY FROM HZ_CLASS_CATEGORIES CC, FND_LOOKUP_VALUES LV WHERE CC.CLASS_CATEGORY = LV.LOOKUP_TYPE AND CC.LKUP_TYPE_OWNER_ID = LV.VIEW_APPLICATION_ID AND LV.LANGUAGE = userenv('LANG') AND LV.ENABLED_FLAG = 'Y' AND TRUNC(SYSDATE) BETWEEN trunc(nvl(LV.START_DATE_ACTIVE, SYSDATE)) AND trunc(nvl(LV.END_DATE_ACTIVE, TO_DATE('4712-12-31','YYYY-MM-DD'))) AND LV.SET_ID = 0 AND CC.STATUS_FLAG = 'A' AND CLASS_CATEGORY = 'NACE';
- 「OK」をクリックします。
- 「別名保存」ボタンをクリックして、共有フォルダにファイルを保存します。
- 「データ」タブをクリックし、「サンプル・データとして保存」をクリックします。
- 「レポートの作成」をクリックします。
- ウィザードに従い、必要に応じてカスタマイズし、「表の作成」セクションで、ファイルに含める列をドラッグ・アンド・ドロップします。
- 「処理」、「エクスポート」の順にクリックします。