条項のステータスにはどのようなものがあり、それらは何を意味しますか

契約条件ライブラリの条項ステータスは、編集している最新バージョンの状態を表し、実行できる処理を制限します。

次の表で、条項ステータスとその意味について説明します。

ステータス	摘要	影響
ドラフト	条項は、最初に条項が作成された後または新規バージョンを作成したときに自動的に「ドラフト」に設定されます。	オーサリングおよび採用に使用できるか。使用不可。契約の承認に影響があるか。影響なし。契約にはドラフト条項は含まれません。編集できるか。制限なし。契約条件テンプレートおよび契約エキスパート・ルールに含まれているか。ドラフト条項バージョンを含めることはできますが、テンプレートまたはルールは条項バージョンが承認されるまでアクティブにできません。削除できるか。はい「ドラフト」および「否認済」ステータスのバージョンは削除できます。
承認待ち	条項が承認のために発行された後のステータスです。	オーサリングおよび採用に使用できるか。使用不可。契約承認に対する影響なし。このステータスでは、契約は条項バージョンを含みません。編集できるか。摘要と終了日に限定されます。契約条件テンプレートおよび契約エキスパート・ルールに含まれているか。承認保留中の最新バージョンの条項を含めることはできますが、ルールは条項バージョンが承認されるまでアクティブにできません。削除できるか。直接は削除できませんが、承認を取り下げると条項のステータスが「ドラフト」に戻るため、間接的に削除できます。承認を中止できるか。はい「承認の停止」処理を使用して承認を取り下げることができます。承認を取り下げると、条項のステータスは「ドラフト」に戻ります。
否認済	承認者は条項バージョンを否認しました。このステータスの条項を編集し、承認のために再発行できます。	オーサリングおよび採用にバージョンを使用できるか。使用不可。契約の承認に影響があるか。このステータスでは、契約は条項バージョンを含みません。編集できるか。制限なし。契約条件テンプレートおよび契約エキスパート・ルールに含まれているか。否認された最新バージョンの条項は追加できません。削除できるか。はい
承認済	条項は承認されました。	オーサリングおよび採用に使用できるか。はい契約の承認に影響があるか。なし。編集できるか。編集は終了日と摘要に制限されます。契約条件テンプレートおよび契約エキスパート・ルールに含まれているか。はい削除できるか。いいえ。
期限切れ	条項は終了日を過ぎました。アプリケーションは、新規バージョンが承認されると古いバージョンに条項終了日を自動的に入力します。承認された条項に終了日を手動で入力することもできます。	オーサリングおよび採用に使用できるか。いいえ。契約の承認に影響があるか。契約承認検証中にエラーを生成します。条項は、承認を得るために契約を発行する前に削除する必要があります。編集できるか。編集は許可されません。契約条件テンプレートおよび契約エキスパート・ルールに含まれているか。失効した条項は追加できません。すでにテンプレートまたはルールにある条項の最新バージョンが失効した場合、テンプレートまたはルールのアクティブ化時にエラーが表示されます。削除できるか。いいえ。
保留中	別の契約条件ライブラリ管理者が条項バージョンを保留にしました。	オーサリングおよび採用に使用できるか。いいえ。契約の承認に影響があるか。契約承認中にエラーを生成します。条項は、承認を得るために契約を発行する前に削除する必要があります。編集できるか。いいえ。契約条件テンプレートおよび契約エキスパート・ルールに含まれているか。保留中の最新バージョンの条項は追加できません。既存のテンプレートとルールは、以前に承認されたバージョンがあればそれを使用します。削除できるか。削除できません。