実装プロジェクトを使用した設定データのインポート
実装プロジェクトのエクスポートされた設定データは、構成パッケージとして使用できます。 この手順を使用して、構成パッケージから設定データを抽出し、インポートできます。
このタスクを実行するには、インポート機能設定のエクスポート・ユーザー(ORA_ASM_FUNCTIONAL_SETUPS_USER_ABSTRACT)ロールが必要です。 設定データを移行するには、適切なアプリケーション管理者ロールまたはタスク固有の権限を持つロールも必要です。 また、特定のビジネス・オブジェクトをインポートする場合は、追加のロールにアクセスする必要があります。 これらのビジネス・オブジェクトをインポートする場合の追加のロールの詳細は、トピック「設定データをエクスポートおよびインポートするための追加のアクセス権」を参照してください。
構成パッケージから設定データをインポートするには、次のステップに従います。
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をクリックします。
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「設定および保守」作業領域で、「タスク」パネル・タブから「構成パッケージの管理」を選択します。
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「構成パッケージの管理」ページで、「検索結果」表から「アップロード」ボタンをクリックし、「構成パッケージのアップロード」ページに移動します。
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「参照」ボタンをクリックし、インポートする構成パッケージを参照して選択します。
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「詳細の取得」ボタンをクリックし、「構成パッケージ詳細」内の情報を確認して、インポート予定の正しい構成パッケージがアップロードされていることを確認します。 正しい構成パッケージ・ファイルがアップロードされていない場合は、「更新」ボタンをクリックし、正しいファイルをアップロードして再度確認します。
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「送信」をクリックして、アップロード・プロセスを開始します。
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「構成パッケージの管理」ページの「検索結果」表に構成パッケージが表示されます。
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「検索結果」表から構成パッケージを選択し、「エクスポートおよびインポート・プロセス」表でプロセス詳細を確認します。
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アップロード・プロセスが完了するまでモニターします。 アップロード・プロセスが正常に完了したら、構成パッケージをインポートできます。
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「エクスポートおよびインポート・プロセス」表からアップロード・プロセスを選択し、「設定データのインポート」をクリックします。
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「設定データのインポート: 基本情報の入力」ページで、「送信」をクリックし、デフォルト設定でインポート・プロセスを開始します。
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インポート・プロセスを送信する前に、次のような変更を加えることもできます。
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「設定データのインポート: 基本情報」ページで、デフォルトのプロセス名と摘要を後から識別しやすいように変更します。
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デフォルトで、「設定データのインポート: 基本情報」ページの「エラーが発生するたびにプロセスを一時停止」オプションが選択されているため、エラーが発生するたびにインポート・プロセスは一時停止します。 これは修正措置を講じる機会があることを意味します。 このオプションの選択を解除すると、エラーが発生した場合でもインポート・プロセスを継続させることができます。 すべてのエラーの要約がプロセスの完了後に表示されます。
ノート:インポート・プロセスがエラーごとに一時停止しない場合、プロセス全体で注意は必要ありません。 しかし、依存関係の問題でインポート・プロセスに失敗するビジネス・オブジェクトの数が増える可能性があります。
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デフォルトで、インポート・プロセスは手動のデータ・ロードを要するタスクの箇所でも一時停止します。 この一時停止動作を無効にするには、次のステップに従います。
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「次」をクリックし、「設定データのインポート: 外部インポートで一時停止を選択」に移動します。
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「タイプ」メニューから「手動データ・ロード」を選択します。
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「一時停止」列にチェック・マークがあるタスクは、インポートの再開に手動のデータ・ロードを要するタスクです。 手動のデータ・ロードをインポート・プロセスの前または後に実行できる場合は、この列にチェック・マークは表示されません。
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タスクのリストを確認し、インポート・プロセスを一時停止させないタスクの「一時停止」列の選択を解除します。
ノート:このオプションは、これらのタスクの設定データがターゲット環境にすでに存在していることが確実な場合にのみ使用します。 インポートする設定データの前提条件データが手動データ・ロードを要するデータである場合、インポート時にその前提条件データがないとインポートが失敗します。
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インポート・プロセスは送信後すぐに実行されます。 また、インポート・プロセスを特定の時間に開始するようにスケジュールすることもできます。 スケジュールの時間を指定するには、「次」をクリックし、「設定データのインポート: スケジュールおよび通知」ページに移動します。 「スケジュールの使用」を選択し、開始時間を指定します。
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インポート・プロセスが完了するまでモニターします。 プロセスの状態に従ってプロセスのステータスが変わります。 ステータスを選択して「エクスポートおよびインポート・プロセス結果」ページに移動し、次のように適切な手順を実行します。
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進行中: プロセスの進行中に、プロセスの現時点での進捗状況を確認できます。 最新情報を表示するには「リフレッシュ」ボタンをクリックします。
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正常に完了: プロセスの結果を確認し、設定データを正しく移行するためにインポート後に手動で実行する必要のある設定タスクがあるかどうかを確認します。 ある場合は、それらのタスクを実行します。
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手動インポートの待機中: インポートを継続するために手動のデータ入力を必要とする設定タスクは、ステータスが「手動インポートの待機中」になります。 対応するビジネス・オブジェクトで「タスクに進む」をクリックし、設定ユーザー・インタフェースを開きます。 または、設定データを手動で入力します。 必要な設定データを入力した後、「エクスポートおよびインポート・プロセス結果」ページまたは「構成パッケージの管理」ページから「再開」をクリックしてインポート・プロセスを再開します。
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エラー・レビューの待機中: インポート・プロセスを作成するときに「エラーが発生するたびにプロセスを一時停止」オプションを選択した場合、インポート・プロセスの実行中にエラーが発生すると、このステータスが表示されます。 対応するビジネス・オブジェクトで をクリックし、エラーの詳細を確認します。必要な措置を講じ、「エクスポートおよびインポート・プロセス結果」ページまたは「構成パッケージの管理」ページから「再開」をクリックします。
エラーが発生したビジネス・オブジェクトの処理を省略して、次のオブジェクトの処理を進めることもできます。 ただし、処理を省略する場合はそのエラーが環境で正しく修正されたこと、およびインポート・プロセスでそのビジネス・オブジェクトの再処理が不要であることを必ず確認してください。
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エラーありで完了: エラーを伴ってプロセスが完了した場合は、エラーが発生したビジネス・オブジェクトで をクリックし、エラーの詳細を確認します。
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エラーの修正後、新しいインポート・プロセスを作成します。