会計文書のインポート

購買オーダーに関連する会計文書をインポートできます。また、XMLインポート済会計文書で税金がどのように処理されるかも理解できます。

「インバウンド会計文書の管理」ページでは、XMLインポート済会計文書に示された税額が「会計文書税額」フィールドに取得され、税金構成に基づいて計算された金額が「税額」フィールドに取得されます。会計文書の税額と税額の差異が許容限度を超えると、会計文書は保留になります。

この表は、会計文書の税額と税額に関する様々なシナリオと、XMLインポート済会計文書での税金の処理方法について説明しています:

会計文書のインポート

シナリオ	税処置	保留	差異許容範囲の場合は保留
税金は会計文書に記載され、税金設定に従って適用されます	会計文書税額= <Notified Value> 税額= <Calculated Value>		✔
税金は会計文書に記載されていますが、税金設定には適用されません	会計文書税額=<Notified Value> 税額= 0.00	✔
税金は会計文書では通知されませんが、税金設定ごとに適用できます	会計文書税額= 0.00 税額= <Calculated Value>	✔
ユーザーは計算済税額を更新	会計文書税額= <Notified Value> 税額= <Updated Value>		✔
ユーザーは手動税金明細を作成	会計文書税額= 0.00 税額= <lnput Value>	✔

会計文書を取得するプロセス・フローを次に示します:

オーダーに関連する会計文書をインポートするには、次のステップに従います:

「ナビゲータ」メニューから、「ツール」をクリックし、「ファイルのインポートおよびエクスポート」タスクを選択します。
「アップロード」.をクリックします
会計文書XMLファイルを含むzipファイルを選択します。
scm/BrazilSEFAZSupplierMessages/importとしてアカウントを選択します。
「スケジュール済プロセス」作業領域にナビゲートし、「ブラジル電子文書のインポート」プロセスを発行します。
このESSジョブ・プロセスは、コンテンツ・サーバーから会計文書や運送費会計文書などのブラジルの電子文書を取得し、会計文書インタフェースにインポートします。
「スケジュール済プロセス」作業領域から、「電子会計文書のインポート」プロセスを発行します。
このESSジョブ・プロセスでは、電子会計文書がインタフェースから会計文書内部表にインポートされます。
「会計文書取得」作業領域から、「インバウンド会計文書の管理」タスクにナビゲートします。
インポートした会計文書を検索して開きます。
ヘッダー、明細、手数料などの会計文書情報をレビューします。
「税金」タブで、「税額」属性の計算済税金をレビューします。
会計文書税額は、会計文書に示された税額であり、更新できません。ダウンストリーム・プロセスでは、この税額が考慮されます。
「処理」メニューから「会計属性の取得」をクリックし、会計属性を確認します。
「処理」メニューから、「会計文書の検証」をクリックします。このアクションは、税金構成に基づいて税金計算を実行します。
「保留および検証エラー」リージョンで、保留エラーまたは検証エラーを確認します。無効な情報を訂正し、会計文書の保留を解除します。
「処理」メニューから、「会計文書の検証」をクリックします。
保留または検証エラーがない場合は、会計文書ステータスが「完了済事前検証」に変更され、税金情報は更新できません。
「処理」メニューから、「品目搬送の確認」をクリックします。
「保存して閉じる」をクリックします
「処理」メニューから、「会計文書の検証」をクリックします。
検証プロセスが完了すると、会計文書ステータスが「取得済」に変わります。この時点で、入金と買掛/未払金請求書が自動的に作成されます。会計文書税額は、入金および買掛/未払金請求書に繰り越されます。
「スケジュール済プロセス」作業領域に移動します。
「受入から原価計算へのトランザクションの転送」プロセスを送信し、受入から原価計算へのトランザクション詳細を転記します。
「原価計算」の「受入会計」作業領域から、「受入会計配分の作成」タスクにナビゲートします。このタスクでは、購買オーダー受入トランザクションの配分明細を作成します。
取引トランザクションの受入経過勘定の処理に使用する請求先ビジネス・ユニットを選択します。
「送信」.をクリックします
買掛管理の「請求書」作業領域から、「請求書の管理」タスクにナビゲートします。
生成された請求書を検索して開きます。
請求書ヘッダーと明細、手数料、税金をレビューします。請求書の税額は、会計文書の税額からコピーされます。