自動購買オーダー繰越
個別のレビューおよび手動処理を必要としない購買オーダーの場合は、予算管理ダッシュボードの自動繰越プロセスを使用します。
「購買オーダー予算管理残高の繰越」プロセスでは、次のタスクが自動化されます:
- 最終的には、特定の元帳の購買オーダーをクローズし、新しい予算日で再オープンします。
- 「受入時計上」が「はい」に設定されている場合、「受入時計上」が「いいえ」または「未搬送金額」に設定されている場合、「最終」は未請求金額をクローズして再オープンします。
- 予算期間を最終クローズ日および再オープン日の両方に対してオープンする必要があります。
- オプションで、購買オーダー残高の予算を繰り越します。
- 購買オーダーおよび予算の繰越詳細をリストします。
この表は、プロセス・パラメータを示しています:
| パラメータ | 説明 |
| 元帳 |
ユーザーが表示する権限がある管理予算の元帳をリストします。 |
| 購買オーダー借方勘定フィルタ | オプションで、借方勘定セグメント値をフィルタリングして、購買オーダー出荷のグループに対してプロセスを実行します。 |
|
予算日による最終クローズ |
予算日がこの日付までのすべてのオープン購買オーダー出荷を繰り越します。 |
|
予算日の再オープン |
この新しい予算日付に繰り越される購買オーダー出荷を移動します。 |
|
実行モード |
プレビュー。購買オーダーを繰り越さずに予測結果を表示し、購買オーダーを繰り越します。 |
|
年度からの繰越にある使用可能資金を変更しない |
オプションで、最終モードで選択した場合の繰越元年の予算を削減します。 ノート: このオプションを選択すると、予算残高の更新はソース・モジュールから開始する必要があるため、プロジェクトおよびEPM管理予算の予算は削減されません。 手動予算更新は、「購買オーダーの繰越レポート」の情報を使用して実行できます。 |
|
年度への繰越に購買オーダーの予算を含める |
オプションで、最終モードで選択した場合に繰り越される購買オーダー債務負担金額の予算を作成します。 ノート: このオプションを選択すると、予算残高の更新はソース・モジュールから開始する必要があるため、プロジェクトおよびEPM管理予算の予算は作成されません。 手動予算更新は、「購買オーダーの繰越レポート」の情報を使用して実行できます。 |
|
繰越予算を、次として分類 |
繰越先年に作成された予算が初期予算または予算調整として分類されるかどうかを決定します。 |
期末経過勘定があるオーダーの例
| 購買オーダー | スケジュール | 予算日 | オーダー済 | 単価 | 受入済 | 請求済 | 義務残高 |
| PO100 | 1 |
15-JUL-2018 |
8 |
$8 |
0 |
3 |
$40 |
|
PO101 |
1 |
22-AUG-2018 |
7 |
$3 |
7 |
7 |
$0 |
|
PO102 |
1 |
03-JAN-2019 |
5 |
$6 |
2 |
0 |
$30 |
|
PO103 |
1 |
15-AUG-2019 |
6 |
$4 |
0 |
0 |
$24 |
|
PO103 |
2 |
19-JAN-2020 |
5 |
$3 |
0 |
0 |
$15 |
パラメータ値および繰越されるオーダーの例
| 予算日による最終クローズ | 予算日の再オープン | 繰越元年の使用可能資金を変更しない | 繰越先年度に購買オーダーの予算を含める | オーダー繰越 / 義務残高 / 予算期間 | 予算残高 / 予算期間 |
|
31-DEC-2018 |
01-JAN-2019 |
はい |
はい |
PO100 / $40 / JAN-19 |
<$40> / DEC-18 $40 / JAN-19 |
|
31-DEC-2018 |
01-JAN-2019 |
いいえ |
はい |
PO100 / $40 / JAN-19 |
$40 / JAN-19 |
|
31-DEC-2018 |
01-JAN-2019 |
はい |
いいえ |
PO100 / $40 / JAN-19 |
<$40> / DEC-18 |
|
31-DEC-2018 |
01-JAN-2019 |
いいえ |
いいえ |
PO100 / $40 / JAN-19 |
|
|
30-JUN-2019 |
01-JUL-2019 |
はい |
はい |
PO100 / $40 / JUL-19 PO102 / $30 / JUL-19 |
<$70> / JUN-19 $70 / JUL-19 |
|
31-DEC-2019 |
01-JAN-2020 |
いいえ |
いいえ |
PO100 / $40 / JAN-20 PO102 / $30 / JAN-20 PO103 (Schedule 1) / $24 / JAN-20 |
<$70> / JUN-19 $70 / JUL-19 |
受入時計上オーダーの例
| 購買オーダー | 予算日 | オーダー済 | 単価 | 受入済 | 請求済 | 義務残高 |
|
PO100 |
15-JUL-2018 |
8 |
$8 |
0 |
3 |
$64 |
| PO101 | 22-AUG-2018 |
7 |
$3 |
7 |
7 |
$0 |
| PO102 | 03-JAN-2019 |
5 |
$6 |
2 |
0 |
$20 |
パラメータ値および繰越されるオーダーの例
| 予算日による最終クローズ | 予算日の再オープン | 繰越元年度末に使用可能な資金を変更しない | 繰越先年度に購買オーダーの予算を含める | オーダー繰越 / 義務残高 / 予算期間 | 予算残高 / 予算期間 |
|
31-DEC-2018 |
01-JAN-2019 |
はい |
はい | PO100 / $64 / JAN-19 |
<$64> / DEC-18 $64 / JAN-19 |
|
31-DEC-2018 |
01-JAN-2019 |
いいえ |
はい |
PO100 / $64 / JAN-19 | $64 / JAN-19 |
|
31-DEC-2018 |
01-JAN-2019 |
はい |
いいえ |
PO100 / $64 / JAN-19 | <$64> / DEC-18 |
|
31-DEC-2018 |
01-JAN-2019 |
いいえ |
いいえ |
PO100 / $64 / JAN-19 |
|
|
30-JUN-2019 |
01-JUL-2019 |
はい |
はい |
PO100 / $64 / JUL-19 PO102 / $20 / JUL-19 |
<$84> / JUN-19 $84 / JUL-19 |
「予算管理残高の購買オーダーの繰越」プログラムでは、次の基準で購買オーダーが考慮されます:
- 出荷のすべての配分の予算日が「最終消込期限予算日」の値より前であり、「受入時計上」が「はい」に設定されている場合、「受入時計上」が「いいえ」に設定されているか、または完全に搬送されていない場合、完全に請求されません。
- 次の基準を持つ購買オーダー出荷は、自動的に繰り越されません:
- 少なくとも1つの配分の予算日が最終クローズ期限予算日値より後です。
- 少なくとも1つの配分の購買オーダー借方勘定が購買オーダー借方勘定フィルタの値と一致しません。
- 最終クローズまたは再オープンは、予算管理に影響を与えません。
購買オーダー借方勘定フィルタを使用すると、任意の会計フレックスフィールド・セグメントに条件を指定することで、購買オーダーのグループ化の予算オプションを異なる方法で管理できます。
予算オプション要件の例
| 資金値 | 繰越義務 | 予算の繰越 | 繰越元年内の使用可能資金を変更しない |
|
AからD、LからS |
はい |
はい |
はい |
|
EからKおよびTからZ |
はい |
いいえ |
はい |
これらの要件を達成するには、「購買オーダー予算管理残高の繰越」プログラムを複数回発行する必要があります。
提出パラメータの例
| 購買オーダー借方勘定フィルタの資金値 | 繰越先年度に購買オーダーの予算を含める | 繰越元年の使用可能資金を変更しない |
|
AとDの間 |
はい |
はい |
|
LとSの間 |
はい |
はい |
|
EとKの間 |
はい |
いいえ |
|
TとZの間 |
はい |
いいえ |