自動延長の計算方法
オークションの最後の数分で新規の最高入札があった場合に、オークションのクローズ時刻を自動的に延長するように指定できます。 このような延長は自動延長と呼ばれ、オークションでのみ使用できます。
自動延長に影響する設定
自動延長の許可 - そのネゴシエーションに対して自動延長を定義できるようになります。 「自動延長の許可」を選択すると、次の自動延長管理が表示されます。
最低トリガー応答ランク - 上位ランクの入札があった場合に自動延長がトリガーされるように指定できます。 たとえば、現在の最高入札額だけでなく、2番目または3番目の入札額を上回る入札があった場合にも、自動延長がトリガーされるように指定できます。 その明細を複数のサプライヤが落札できるようにする場合は、この機能を使用して、最高入札額だけでなく上位入札額の競争を促すことができます。 この機能を使用可能にする場合は、入札ランクを指定し、このランクを上回る入札があった場合に自動延長がトリガーされるようにします。 このフィールドを空白のままにすると、すべての入札によって自動延長がトリガーされるようになります。
自動延長する明細 - 自動延長の対象とする明細を個別に指定します。 すべての明細を自動延長の対象とすることも、トリガー条件を満たす明細のみを対象とすることもできます。
自動延長の開始時間 - 自動延長は、オークションの予定クローズ時刻を基準として開始することも、クローズ時刻前のトリガー期間中における入札発生時刻を基準として開始することもできます。 たとえば、自動延長の開始時間を30分に設定している場合に、オークションの終了30分以内にトリガーとなる入札が発生すると、「クローズ日」を選択している場合、オークションの予定クローズ時刻の30分後までオークションが自動的に延長されます。 一方、「トリガー応答の受取時間」を選択している場合は、トリガー期間中にトリガーとなる入札が発生するとすぐに延長が開始されます。
トリガー期間 - 応答に応じてクローズ日前に自動延長をトリガーする期間です。
延長の長さ - 各自動延長の長さです。
たとえば、トリガー期間を30分、延長の長さを20分、開始時間をクローズ日として指定したとします。 これらの設定では、オークションの終了30分以内にトリガーとなる入札が発生した場合に、クローズ日が元のクローズ日時の20分後に変更されます。
延長数 - ネゴシエーションの自動延長回数です。 このフィールドを空白のままにすると、自動延長は無制限に繰り返されます。