原価計算結果を生成する給与プロセス
給与計算プロセスによって、給与計算サイクル中に原価計算結果が作成されます。
この表では、原価計算エントリを生成する給与プロセスについて説明します。
プロセス |
処理 |
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個人の原価の調整 |
原価計算結果の金額またはパーセントを再配賦します。 当初原価計算エントリのオフセット・エントリを作成します。 |
支払の原価計算の計算 |
前払金、QuickPay前払金および外部支払の原価計算、無効、取消済、未消込および消込済支払を計算します。 |
一部期間経過勘定の計算 |
部分給与期間の有給休暇エントリの計算方法
また、給与期間終了日を会計日として使用して逆仕訳入力が作成されます。 |
給与計算 |
給与関係の給与計算結果を計算し、これらの結果を原価計算します。 |
QuickPayの計算 |
単一の給与関係に対する給与計算結果の原価計算を計算します。 |
遡及原価計算の計算 |
原価計算設定に対する遡及変更に基づいて原価計算を再計算します。 再計算された入力と元の入力が比較され、異なる場合は元の入力が相殺され、新しい入力が作成されます。 このプロセスの有効日は、結果を一般会計に転送するときに使用される会計処理日です。 |
バランス調整の原価計算 |
「個別バランスの調整」プロセスの給与計算結果の原価計算を計算します。 |
下書き会計の作成 |
一般会計に転送する前に確認および修正できる仕訳を作成します。 |
最終会計の作成 |
補助元帳会計が一般会計に転送および転記する最終仕訳を作成します。 |
遡及変更の給与の再計算 |
元の給与計算から除外された遡及変更の原価計算を計算し、元の入力と遡及結果との差異を記録します。 |
給与計算の取消 |
元の入力を相殺する原価計算エントリを作成して、給与計算プロセスで生成された原価計算結果をマイナスにします。 クローズした会計期間の入力を作成しないように、逆仕訳プロセスの有効日を会計日として使用します。 監査証跡を作成します。 |
補助元帳会計への転送 |
給与関係ごとに処理される原価トランザクションの補助元帳会計イベントを作成します。 |
「給与」作業領域の「個人結果」を使用して、従業員の原価計算結果を表示できます。