フレックスフィールド・データベース・アイテムの生成の概要

登録したHCMフレックスフィールドを構成して、自社のビジネス要件に合わせてコンテキストやセグメントを追加します。

フレックスフィールドのデプロイ後、「給与チェックリスト」または「給与管理」作業領域から「フレックスフィールド・データベース・アイテムの生成」プロセスを送信すると、Formulaや抽出で使用できるフレックスフィールドのデータベース・アイテムを生成できます。

次のフレックスフィールドのデータベース・アイテムを生成できます。

付加フレックスフィールド
1つまたは複数の行ルート用の拡張可能フレックスフィールド
キー・フレックスフィールド

このプロセスでは企業レベルのデータベース・アイテムのみが生成されます。ベストプラクティスとして、プロセスを送信する際は国別仕様データ・グループ・パラメータを省略し、すべての国別仕様データ・グループで使用されるデータベース・アイテムを生成することをお薦めします。

生成されるデータベース・アイテムを制御するには、フレックスフィールド・パラメータおよびコンテキスト・パラメータを次の表のように指定または省略します。

フレックスフィールド・パラメータ	コンテキスト・パラメータ	結果
パラメータを指定する	パラメータを省略する	指定したフレックスフィールドのすべてのコンテキストおよび関連セグメントのデータベース・アイテムが生成されます。
パラメータを省略する	パラメータを省略する	登録されたすべてのフレックスフィールドおよびそのコンテキストのデータベース・アイテムが生成されます。

このプロセスで作成されるデータベース・アイテムの名前は次のような構成になります。

de<FLEXFIELD_CODE><CONTEXT_CODE><SEGMENT_CODE>

Formulaまたは抽出にデータベース・アイテムを含めると、アプリケーションはフレックスフィールド・コンテキストに基づいて、基礎となるフレックスフィールド表内のセグメント列に対応したデータベース・アイテム値を返します。データベース・アイテムを生成した後は、それらのデータベース・アイテムを使用しているFormulaをすべてコンパイルします。

追加データを取得する目的でセグメントを追加する場合など、フレックスフィールドの構造を定期的に更新する場合があります。フレックスフィールドのデータベース・アイテムをすでに生成している場合、プロセスを送信すると関連するデータベース・アイテムが一旦削除され、その後再び生成されます。データベース・アイテムの再生成後は、それらを使用しているFormulaをすべてコンパイルしてください。