OR演算子を使用した変移ルールの例
このトピックの例では、OR演算子を使用する変移ルールのサンプル構成を示します。 またこの例では、そのルールが対応する潜在的ライフ・イベントを処理中にどう評価するかについても説明します。
変移ルールは、「プラン構成」作業領域の「ライフ・イベントの管理」タスクを使用して作成します。
OR演算子を使用したライフ・イベントの組合せ
次のシナリオについて考えます。
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HR担当者が新規採用従業員の情報を入力する際には、複数のライフ・イベントが発生することがあります(新規採用、婚姻、扶養家族増加など)。
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これらのイベントの発生日の差が10日以内である場合、それらのイベントを「新規採用」イベントに変移し、他のイベントを無効化します。
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もっとも早いライフ・イベント日を、結果イベントの発生日として使用します。
「変移ルールの作成」ページで変移ルールを作成するために、次の情報を指定します。
フィールド |
値 |
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選択したライフ・イベント |
次の値を選択します。
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演算子 |
OR |
結果イベント名 |
新規採用 |
ライフ・イベント発生日 |
最早ライフ・イベント発生日 |
近接性日数 |
10 |
失われるイベントの処理 |
一致するライフ・イベントの無効化 |
次の表は、加入評価処理での変移ルールの評価方法を複数のシナリオで説明したものです。
シナリオ |
プロセスの処理 |
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シナリオ:
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このプロセスでは次のことが行われます。
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シナリオ:
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このプロセスでは次のことが行われます。
次のイベントが最早イベントの近接性日数(10日間)以内に発生しなかったため、変移ルールはこれらのイベントを処理しません。
これらのイベントは、「検出」ステータスのまま維持されます。 |
シナリオ:
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2015年9月14日に実行された場合、プロセスは:
2015年9月20日に実行された場合、プロセスは:
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