AND演算子を使用した変移ルールの例
このトピックの例では、AND演算子を使用する変移ルールのサンプル構成を示します。 またこの例では、そのルールが対応する潜在的ライフ・イベントを処理中にどう評価するかについても説明します。
変移ルールは、「プラン構成」作業領域の「ライフ・イベントの管理」タスクを使用して作成します。
AND演算子を使用したライフ・イベントの組合せ
次のイベントが同じ日に発生した場合に、それらのイベントを「扶養家族増加」イベントに変移したいとします。
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婚姻
-
扶養家族増加
「変移ルールの作成」ページで変移ルールを作成するために、次の情報を指定します。
フィールド |
値 |
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選択したライフ・イベント |
次の値を選択します。
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演算子 |
AND |
結果イベント名 |
扶養家族増加 |
ライフ・イベント発生日 |
最早ライフ・イベント発生日 |
近接性日数 |
0 |
失われるイベントの処理 |
一致するライフ・イベントの無効化 |
次の表は、加入評価処理での変移ルールの評価方法を複数のシナリオで説明したものです。
シナリオ |
プロセスの処理 |
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シナリオ:
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このプロセスでは次のことが行われます。
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シナリオ:
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両方のイベントが同じ日に発生していないため、このシナリオでは変移ルールは適用されません。 プロセスが「婚姻」イベントを評価します。 「扶養家族増加」イベントは「検出」ステータスのまま維持されます。 |
シナリオ:
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一方のイベントが発生しないため、このシナリオでは変移ルールは適用されません。 プロセスが「婚姻」イベントを評価します。 |