オートコンプリートのルールとアプリケーションのデフォルト設定および検証の連携の仕組み
オートコンプリートのルールを使用して、情報をデフォルト設定および検証できます。 ただし、アプリケーションのデフォルト・ルールおよび検証ルールとオートコンプリートのデフォルト設定および検証との間に競合がある場合は、次のガイドラインが適用されます。
デフォルト設定の場合
データが標準でデフォルト設定される場合、オートコンプリートのルールで、アプリケーションのデフォルト設定を上書きできない場合があります。
検証の場合
アプリケーションとオートコンプリートのルールの両方のすべてのルールがトリガーされます。 結果として生成される警告メッセージとエラー・メッセージの両方が同じウィンドウに表示されます。 完了とみなされるには、トランザクションがアプリケーションとオートコンプリートのルールで検証される必要があります。
オートコンプリートのルールでは、同じフィールドのすべてのアクティブなルールが同時にトリガーされ、結果として生成されるエラー・メッセージまたは警告メッセージのルールが同時に表示されます。 たとえば、部門に対して次の2つの検証ルールを定義したとします。
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ビジネス・ユニット・ルールに基づいて部門を検証します
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昇格・昇進時に事業所に変更がないことを検証します
昇格・昇進フローで部門を変更すると、部門の変更時に事業所が更新される可能性があるため、両方のエラー・メッセージが表示されます。
オートコンプリートのルール |
アプリケーション |
結果 |
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検証メッセージが表示される |
検証メッセージが表示される |
続行するには、オートコンプリートのルールおよびアプリケーションからの検証メッセージに対処する必要があります。 |
検証メッセージが表示される |
検証メッセージが表示されない |
続行するには、オートコンプリートのルールからの検証メッセージに対処する必要があります。 |
検証メッセージが表示されない |
検証メッセージが表示される |
続行するには、アプリケーションからの検証メッセージに対処する必要があります。 |
検証メッセージが表示されない |
検証メッセージが表示されない |
トランザクションは、オートコンプリートのルールとアプリケーションの両方によって検証されるため、完了しています。 |