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オートコンプリートのルールの概要

Human Capital Management (HCM)製品スイートには、ビジネス・ニーズに応じて構成可能なオプションのコンポーネントが複数用意されています。

トランザクション設計スタジオには、処理基準に基づいて表示、非表示または委任を行うためのフィールドおよびセクションによってユーザー・エクスペリエンスを調整する機能が備わっています。 オートコンプリートのルールもHCMエクスペリエンス設計スタジオの一部であり、お客様はこれを使用して、製品スイート全体でのデフォルト設定と検証の非常に詳細な基準を定義することで、ユーザー・エクスペリエンスを一段上のレベルに引き上げられます。 お客様固有のデフォルト設定と検証に対するニーズは、次の理由から生まれました。

  • アプリケーションを支える基盤となるデータ・モデルがすべてのお客様で同じあること。

  • すべてのビジネスはそれぞれ異なり、アプリケーションの実装を制御するルールを適用するための独自の要件があること。

オートコンプリートのルールを使用すると、サポートされているモバイルレスポンシブ・フローでのみ、値をデフォルト設定し、フィールドに入力された情報を検証できます。

オートコンプリートのルールのツール

オートコンプリート=自動移入(デフォルト設定) +自動訂正(検証)

ノート:

このツールは、入力時に検索テキストを完了するために使用される値リスト内のオートコンプリート関数とは関係ありません。

デフォルト設定または検証を実施する主な動機は、ビジネス・プロセス、ローカライゼーション、会社のポリシーおよび法定要件です。 実装は論理スクリプト環境で作成されたルールによって駆動され、必要に応じて構成できます。

オートコンプリートのルールは、いずれもユーザー・インタフェース(UI)駆動であるトランザクション設計スタジオやページ・コンポーザとは異なり、Data Model Layer Extensibilityフレームワークです。 オートコンプリートのルールはUIを直接認識せず、様々なオブジェクトの様々なフィールドの値の状態によって制御されます。 このツールは、Data Model Layer Extensibilityフレームワークの利点を活用します。 このフレームワークでは、ガイド付きフローまたは静的設定データの任意の場所で、様々な基準を使用してデフォルト設定や検証を行えます。

データ・モデル・フレームワーク

ガイド付きの論理コーディングまたはスクリプトを使用してルールを作成します。 オートコンプリートによって、ルールを解釈および実行するための、Applications Data Framework (ADF)ビジネス・オブジェクト・エディタ・フレームワーク用のより複雑なコードが生成されます。 カスタム・ルールのパフォーマンスと動作は、Oracleがデフォルトで提供するルールに似ています。

デフォルト設定機能

様々なフィールドに独自のデフォルト値を指定できます。基準は、同じセクション内または以前にアクセスしたセクション内の他のフィールドの表示値または非表示値です。 これらの値は、トランザクションがまだ送信されていないため処理中であるか、現在の変更前のアサイメントの状態などの静的値です。 基準フィールドには、一般的に使用される任意のワークフォース・ストラクチャ設定オブジェクトを使用するか、事前定義するか、拡張可能フレックスフィールドを使用できます。デフォルト値は、UIの特定のルールに基づいて自動的に入力された値として表示されます。

検証機能

フィールドの検証中に、用意されている広範な基準の中から現在のコンテキストに関連するものを利用できます。 検証は、続行前の警告メッセージまたはエラー・メッセージにすることもできます。 これらのメッセージは、デフォルトのエラーメッセージとともに同じウィンドウに表示されます。