プロジェクト固有の顧客返品に関する考慮事項
顧客への出荷後にプロジェクト固有在庫を返品する必要がある場合は、プロジェクトおよびタスクの詳細を含む返品販売オーダーを作成し、商品をプロジェクト固有の在庫に戻し、該当する場合はクレジットをプロジェクトに戻すことができます。
プロジェクト固有の顧客返品を受け入れる前に行う必要がある実装上の決定を見てみましょう。 質問のリストは次のとおりです。
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返品オーダーの当初販売オーダーから、プロジェクトおよびタスクの値をデフォルト設定しますか。
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プロジェクトベースのオーダー明細が売掛/未収金に送信されないようにする必要がありますか。
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組織は、返品オーダーを使用してプロジェクト固有在庫を受け入れますか。
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ビジネスにおいて、プロジェクト固有の資材原価をプロジェクト財務に送信する必要がありますか。
返品オーダーの当初販売オーダーから、プロジェクトおよびタスクの値をデフォルト設定しますか。
そうである場合は、「参照される返品のプロジェクト詳細の削除をユーザーに許可」パラメータを「いいえ」に設定します。
「設定および保守」作業領域で、「オーダー管理パラメータの管理」タスクに移動し、このパラメータを設定します。
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オファリング: オーダー管理
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機能領域: オーダー(すべてのタスクの表示をクリック)
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タスク: オーダー管理パラメータの管理
これにより、返品オーダーの当初販売オーダーからプロジェクトおよびタスクの値をデフォルト設定でき、ユーザーがプロジェクト詳細を削除できないようにすることができます。
プロジェクトベースのオーダー明細が売掛/未収金に送信されないようにする必要がありますか。
そうである場合は、明細選択基準を含むカスタム・オーケストレーション・プロセスを作成して、プロジェクト・インジケータ値が「Y」の場合に売掛/未収金への明細の送信をスキップします。
組織は、返品オーダーを使用してプロジェクト固有在庫を受け入れますか。
そうである場合は、「製造およびサプライ・チェーン資材管理」オファリングの「プロジェクト固有の顧客返品の受入」機能をオプトインします。
また、目的の在庫組織に対して「プロジェクトごとの在庫トラッキング使用可能」在庫組織オプションを選択します。 「設定および保守」作業領域で、「在庫組織の管理」タスクに移動し、このオプションを次のように設定します。
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オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理
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機能領域: 施設(すべてのタスクの表示をクリック)
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タスク: 在庫組織の管理
また、プロジェクトごとの在庫トラッキングで使用可能になっている在庫組織をプロジェクト支出組織として分類する必要もあります。 「設定および保守」作業領域で、プロジェクト組織分類の管理タスクに移動し、次の分類を行います。
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オファリング: 製造およびサプライ・チェーン資材管理
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機能領域: 施設(すべてのタスクの表示をクリック)
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タスク: プロジェクト組織分類の管理
ビジネスにおいて、プロジェクト固有の資材原価をプロジェクト財務に送信する必要がありますか。
そうでない場合は、プロジェクト・タイプを定義し、原価収集から除外する必要があるプロジェクト・タイプを識別します。