機械翻訳について

循環棚卸の承認許容範囲の計算方法

このトピックでは、循環棚卸の承認許容範囲の計算方法について説明します。

承認許容範囲に影響を及ぼす設定

「クラスおよび品目の定義」および「スケジュールおよび承認の定義」ページで次の設定の値を指定します。

  • プラスの数量許容範囲パーセントおよびマイナス数量許容範囲パーセント: 実績循環棚卸数量と追跡手持数量とのプラスの差異とマイナスの差異に対して定義する制限。

  • プラスの調整値許容範囲およびマイナスの調整値許容範囲: 循環棚卸調整の合計値に対してユーザーが定義する制限。

承認許容範囲の計算方法

承認許容範囲はまず、「クラスおよび品目の定義」ページで指定したクラスおよび品目レベルの値を使用して計算されます。 区分および品目レベルの値を指定しない場合、承認許容範囲は「スケジュールおよび承認の定義」ページで指定した値を使用して計算されます。

例: 承認許容範囲の計算

次の表に、循環棚卸のある品目の数量の差異および調整値の許容範囲の値の例を示します。

品目属性

品目の標準原価

$10.00

プラスの数量許容範囲率

5%

マイナスの数量許容範囲率

10%

プラスの調整値許容範囲

$200

マイナスの調整値許容範囲

$250

前述の表の値を使用した、品目に対する4種類の棚卸のシナリオの例と、それぞれのシナリオでどの許容範囲を超えているかを次の表に示します。

アプリケーション手持数量

棚卸数量

数量差異

調整数量

調整値

超過許容範囲

100

106

+6%

+6

+$60

プラスの数量率

100

88

-12%

-12

-$120

マイナスの数量率

100

122

+22%

+22

+$220

プラスの数量率およびプラスの調整値

100

73

-27%

-27

-$270

マイナスの数量率およびマイナスの調整値