「品目数量の管理」ページの預託在庫受入および数量調整のロジック
「品目数量の管理」ページで次の2つのシナリオを実行する際の預託在庫受入および数量調整のロジックを見てみましょう。
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預託在庫品目に対するその他出庫および受入
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受入参照ありの所有権転送および「預託への転送」トランザクション
所有への転送
「所有への転送」トランザクションの場合、受入が受け入れられた順序で受入に対して所有への転送数量が関連付けられます。 まず最も古い受入から開始され、FIFO (先入れ先出し)ロジックが使用されます。
預託への転送
「預託への転送」トランザクションの場合、LIFO (後入れ後出し)ロジックを使用して、預託への転送数量が最新の「所有への転送」トランザクションに関連付けられます。 アプリケーションによって、消費トランザクションが選択されます。 ロットまたはシリアル番号を使用して、消費トランザクションが識別されます。 資材がロット管理またはシリアル管理されていない場合、LIFO (FIFOではない)を使用して、最新の消費トランザクションがデフォルト設定され、預託属性(参照文書、所有パーティおよび日付)がリストアされます。 消費された当初数量を超えて転送することはできません。 したがって、これらの転送は「所有への転送」トランザクションを指し、消費数量と預託数量の追跡に役立ちます。