変換済コンポーネントの処理方法
利用に適した差異のあるPLM品目をコンセプト体系で再利用できます。 PLM品目は直接編集できませんが、コンセプト・コンポーネントに変換して、必要な変更を加えることができます。
元のPLM品目は変更されずに残り、新しく作成されたコンセプト・コンポーネントには、変換後の品目のすべての仕様属性と、元の品目への参照リンクが含まれます。
品目からコンセプト・コンポーネントへの変換に影響する設定
品目変換の範囲を決定する主要な要因は2つあります。
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添付、文書および設計
変換処理時に添付を含めると、品目のすべての添付ファイルが新しく作成されたコンセプト・コンポーネントの添付としてコピーされます。
文書関連は変換処理時に保持されます。
設計を含めた場合、PLMアプリケーションに存在する設計オブジェクトへのリンクがコンセプト・コンポーネントにコピーされます。
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品目構成
1回の変換処理で、リンクされた品目とその第1レベル品目リンクのみを変換できます。 品目構成内の第2レベル品目は、コンセプト体系に品目リンクのまま残ります。
ノート:第2レベル・アイテム・リンクも概念コンポーネントに変換できますが、データの再利用が目的であるため、概念コンポーネントを多数作成することは避ける必要があります。
品目からコンポーネントへの変換方法
品目をコンセプト・コンポーネントに変換するには、コンセプト体系で品目を選択し、 をクリックします。
次の表に、1回の変換ステップにおける品目組立および下位レベル品目の変換レベルの詳細を示します。
品目組立体系 |
コンポーネントへの変換 |
変換後のコンテンツ・タイプ |
コメント |
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品目組立 |
はい |
コンセプト・コンポーネント |
なし |
|
はい |
コンセプト・コンポーネント |
なし |
|
いいえ |
品目リンク |
部品2は変換対象として選択されなかったため、品目構成に品目リンクとして残ります。 |
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はい ノート:
下位レベル品目には適用されません |
コンセプト・コンポーネント 部品3.1および3.2は品目リンクのまま残ります。 |
下位レベル品目をコンセプト・コンポーネントに変換するには、品目リンクを選択して「コンセプト・コンポーネントに変換」をクリックします。 |