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プラン例外の概要

例外は、Oracle Fusion Cloud Supply Chain Planningでプランを評価して改善するための重要な要素です。

プランの実行後に、例外を確認してプランの品質を把握し、主要な問題領域を認知します。 主要な例外に的を絞り、その根本原因を理解することが可能です。 例外表から、問題領域の詳細情報を求めて他のプラン・ビューにドリルダウンできます。 例外を解決する処理を実行した後、再度プランを実行してプランが今度は許容できるかどうか評価します。

プランの実行後にOracle Supply Chain Planningプロセスで計算される事前定義済の例外がいくつか用意されています。 これらの例外を確認して、注意を要するプラン内の問題のある領域を特定します。 例外のリストを表示するには、プランを開いてから「例外」表を開きます。

例外タイプとその計算ロジックはあらかじめ定義されています。 しかし、意味のある偏差のみが強調表示されるようにするために、例外が生成される条件を編集できます。 プランについて計算される例外を管理するには、「プラン・オプション」ページで例外セットを指定します。 件数別、数量別など、例外に関連付けられたメトリックを、様々な階層レベルの表またはグラフで表示します。

識別する必要があるサプライ・チェーン内の特定の条件に基づいて、ユーザー定義例外を作成することもできます。 これらのユーザー定義例外では、ビジネス要件に基づいて、サプライ・チェーン・プランニング機能を向上させる特定の領域に焦点を絞ります。 ユーザー定義例外の作成には、「例外の構成」タスクを使用します。

ノート:

「プランニング・セントラル」作業領域でユーザー定義例外は作成できません。 また、補充プランニングには事前定義済の例外はありません。

プラン例外タイプ

プラン内から「例外」表を開いて、次のフォルダ内でグループ化された例外を表示できます。

例外フォルダ

次の作業領域からアクセスできます。

需要プランニング例外

需要管理

プランニング・セントラル

セールス・アンド・オペレーションズ・プランニング

補充プランニング例外

補充プランニング(ユーザー定義例外のみ)

セールス・アンド・オペレーションズ・プランニング例外

セールス・アンド・オペレーションズ・プランニング

供給プランニング例外

供給プランニング

プランニング・セントラル

複数例外に対するビュー

供給プランニング

プランニング・セントラル

例外カテゴリ

例外には次の2つのカテゴリがあります。

  • メジャーベース例外

  • オーダーベース例外

Oracleには、ほとんどのサプライ・チェーン・プランニング・モジュール用に事前定義の例外が用意されています。 ほとんどのサプライ・チェーン・プランニング作業領域からユーザー定義例外を作成することもできます。 次の表に、サプライ・チェーン・プランニング・モジュール、例外のタイプ、製品に事前定義の例外があるかどうか、およびユーザー定義例外を作成できるかどうかを示します。

モジュール

例外のタイプ

事前定義の例外

ユーザー定義例外

Oracle Demand Management

メジャーベース例外

はい

はい

Oracle Planning Central

メジャーベース例外

はい

いいえ

Oracle Replenishment Planning

メジャーベース例外

いいえ

はい

Oracle Sales and Operations Planning

メジャーベース例外

はい

はい

Oracle Supply Planning (制約付きおよび制約なし)

オーダーベース例外

メジャーベース例外

はい

はい

プランの例外の表示

例外表を開くと、生成された例外レコードの数が例外名の後にカッコで囲まれて表示されます。 例外名をクリックすると、例外の詳細を含む表が表示されます。 例外タブでは、次のことができます:

  • 指定した日付の範囲内での特定の品目および組織に関する例外の検索

  • プランナ、プランナ摘要、カタログ、カテゴリなどの様々な属性に基づいて、メジャー・ベース例外を検索します。 カテゴリ・レベルでメジャー・ベース例外が作成されると、階層パラメータで選択したカタログに固有のカテゴリが検索結果に表示されます。 メジャー・ベース例外が品目レベルで作成されている場合は、品目、カタログおよびカテゴリ・レベルの属性に基づいてレコードをフィルタできます。 メジャー・ベースの例外が製品ディメンションなしで作成されている場合は、品目レベルとカテゴリ・レベル以外の他の属性に基づいてレコードをフィルタできます
  • 今後の検索のための検索基準の保存

  • スプレッドシートへの表のエクスポート、列の再配置および表に対するその他の標準的な表処理の実行

「複数例外に対するビュー」フォルダ内の事前定義ビューを使用すると、同じ表内で品目、リソースまたはサプライヤに関するすべての例外を表示できます。 このフォルダは、Supply PlanningおよびPlanning Central作業領域でのみ使用できます。

例外データが表示される表から、他のプラン・データへのコンテキストを移動できます。 このナビゲーション機能は、たとえば、品目に関する例外を表示しながら、その供給やリソースの可用性の確認も行う場合に便利です。