ユーザー定義例外の概要
サプライ・チェーンの特定の条件を使用して、供給計画機能を改善するために独自の例外を作成できます。
ユーザー定義例外の作成には、「例外の構成」タスクを使用します。
次のモジュールの例外を作成して使用できます:
モジュール |
例外タイプ |
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Oracle Demand Management |
メジャーベース例外 |
Oracle Replenishment Planning |
メジャーベース例外 |
Oracle Sales and Operations Planning |
メジャーベース例外 |
供給プランニング(制約付きおよび制約なし) |
オーダーベース例外 メジャーベース例外 |
ノート:
ユーザー定義例外はOracle Planning Centralでは使用できません。
メジャー・ベースのユーザー定義例外の場合、メジャーがその例外の基盤となります。 メジャーを選択すると、そのメジャーのディメンション階層およびレベルと、例外を生成するしきい値またはメジャーを指定できます。 次のしきい値を基準にして例外を作成できます。
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値: 値と、基準メジャーに対して「より小さい」、「等しい」、「より大きい」のような特定の演算を設定します。
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メジャー: ビジネス要件に基づいてメジャーを選択し、基準メジャーに対して、その条件に合致する特定の演算を選択します。
たとえば、開始日や中止日などの日付タイプのメジャー・ベース例外を作成できます。 次に、日付を指定してしきい値を設定し、メジャー・パラメータから日付タイプのメジャーを選択できます。
開始日タイプの例外よりも前の予測開始日を考慮してください。 パラメータは、次のように定義できます:
- 基準メジャー=予測開始日
- 工程=前(日付タイプ例外に使用可能な値は次のとおりです): After、Before、Equals、On or after、On or before)
- しきい値メジャー=製品ローンチ日