収集済プランニング・データの集計
「収集済プランニング・データの集計」スケジュール済プロセスを使用して、プランニング・レベル・プロファイルを使用する需要プランで使用するために収集されたメジャー・データを集計および格納します。
「収集済プランニング・データの集計」スケジュール済プロセスは、次の子プロセスをコールします:
- 収集済プランニング・データの集計: 集計ディメンション・データのスナップショットの作成
- 収集済プランニング・データの集計: 集計メジャー・データのスナップショットの作成
ノート: 「スケジュール済プロセス」作業領域では、収集済プランニング・データの集計: 集計ディメンション・データのスナップショットの作成および収集済プランニング・データの集計: 集計メジャー・データのスナップショットの作成スケジュール済プロセスを検索して送信することはできません。
使用する場合
需要プランでプランニング・レベル・プロファイルを使用している場合は、顧客ディメンション・データまたはメジャー・データを顧客ディメンション階層の顧客サイト・レベルで収集またはパージした後に、このスケジュール済プロセスを実行する必要があります。 需要プランを実行する前に、スケジュール済プロセスを実行する必要があります。
コレクションにジョブ・セットを使用する場合は、このスケジュール済プロセスをジョブ・セットに追加できます。
SCP_PARAMETER_OVERRIDESプロファイル・オプション・コードを使用して、収集後に自動的に実行されるようにスケジュール済プロセスを構成できます。 詳細は、「計画レベル・プロファイルのスケジュール済プロセスの自動発行」というトピックを参照してください。
必要な権限
- スナップショットでのプランの実行(MSC_RUN_PLAN_WITH_SNAPSHOT_PRIV)
仕様
| 仕様 | 説明 |
|---|---|
| ジョブ・タイプ |
収集後にスケジュール済プロセスを自動的に実行できます。 スケジュール済プロセスをジョブ・セットに追加することもできます。 |
| 頻度 | 顧客ディメンション・データまたはメジャー・データを顧客サイト・レベルで収集またはパージした後、需要プランを実行する前 |
| 時間 | 要件に基づいて、スケジュール済プロセスをいつでも送信できます。 ただし、需要プランの実行中は、スケジュール済プロセスを実行しないことをお薦めします。 |
| 期間 | 通常、スケジュール済プロセスの完了には数分かかります。 ただし、データやその他の条件に基づいて、期間が長くなる可能性があります。 |
| 互換性 | ユーザー・セッションの特定のプランニング・レベル・プロファイルに対して一度に実行されるスケジュール済プロセスのインスタンスは1つのみである必要があります。 |
パラメータ
| パラメータ | オプションまたは必須 | 説明 | パラメータ値 | 特別な組合せが必要 | ノート |
|---|---|---|---|---|---|
| 計画レベル・プロファイル | 必須 | 計画レベル・プロファイルの名前 |
|
なし | 「使用可能」または「準備完了」ステータスのプランニング・レベル・プロファイルのみを表示および選択できます。 |
| タイプ | 必須 | スケジュール済プロセスの実行のタイプ |
|
なし |
顧客ディメンションのデータのみを集計し、スケジュール済プロセスが最後に実行されてから収集された顧客サイト・レベルのメジャー・データのみを集計する場合は、「正味変更」を選択します。 顧客サイト・レベルのすべての顧客ディメンション・データおよびメジャー・データを集計する場合は、「ターゲット」を選択します。 |
トラブルシューティング情報
- スケジュール済プロセスのステータスは、「スケジュール済プロセス」作業領域で表示できます。
- スケジュール済プロセスの実行に時間がかかる場合は、「プロセスの取消」をクリックし、「再送信」をクリックします。
- スケジュール済プロセスのエラーおよび警告がログ・ファイルに表示されます。
スケジュール済プロセスの実行中にアクションを実行するための警告は表示されません。
- スケジュール済プロセスが正常に実行されない場合は、ログ・ファイル内のエラー・メッセージを確認します。
- 失敗の理由が明確でない場合は、診断ログ・ファイルを確認し、Oracle Supportに連絡してください。