データ・アクセス・セットの同期
選択したデータ・アクセス・セットの同期化スケジュール済プロセスを使用して、データ・アクセス・セット内の選択した階層メンバーをプラン入力内の階層メンバーと同期します。
すべてのデータ・アクセス・セットの同期化スケジュール済プロセスを使用して、データ・アクセス・セット内のすべての階層メンバーをプラン入力の階層メンバーと同期します。
これらの2つのジョブは、プランニング・セキュリティの管理UIのデータ・アクセス・セットの処理リストから発行できます。 「すべてのデータ・アクセス・セットの同期化」は、「スケジュール済プロセス」作業領域から発行することもできます。
使用する場合
データ・アクセス・セットで定義されたオブジェクト関連条件の階層またはレベルにメンバー変更がある場合に、選択したデータ・アクセス・セット・データを同期化するか、すべてのデータ・アクセス・データを同期化する場合に、このプロセスを使用します。 たとえば、データ・アクセス・セット条件がカテゴリに基づいており、新規品目がこのカテゴリに追加される場合、このプロセスを実行して、改訂済品目リストでデータ・アクセス・セットを更新する必要があります。
必要な権限
- プランニング・セキュリティの管理(MSC_ADMINISTER_PLANNING_SECURITY_PRIV)
仕様
このスケジュール済プロセスを設定する前に、次の内容を確認してください:
仕様 | 説明 |
---|---|
ジョブ・タイプ | アドホック・ジョブまたはスケジュール済 |
頻度 | 必要に応じて |
時間 | 勤務時間が優先されますが、要件に基づいていつでも送信できます。 ユーザーがプランを処理している間は、プロセスを実行しないことをお薦めします。 |
期間 | 通常は数分かかります。 ただし、データおよびその他の条件に基づいて、時間は異なる場合があります。 |
互換性 | ジョブのインスタンスは一度に1つのみ実行する必要があります。 |
パラメータ
データ・アクセス・セットの同期化スケジュール済プロセスを使用する場合、パラメータは必要ありません。
トラブルシューティング情報
- 「スケジュール済プロセス」作業領域で2つのジョブのステータスを表示できます。
- プログラムが発行されると、「スケジュール済プロセス」作業領域で指定されているように、「再発行」、「保留」、「プロセスの取消」を実行できます。
- スタックして終了していないと思われる長時間実行のデータ・アクセス・セットの同期化プロセスの場合は、プロセスを取り消してから再発行します。
- ジョブが失敗した場合:
- ログ・ファイル内のエラー・メッセージを確認します。
- 失敗の理由がログから明らかでない場合は、次のステップとして、製品サポートを利用して診断ログの詳細を確認してください。